任督の流れ
経絡を語るときに、基本的には臓腑の経絡が中心になっているようです。
しかし、始めから臓腑があるわけではないので、その前の経絡として任脈・督脈を語った方がいいと考えます。
つまり、経絡(エネルギーの流れ)は、督脈・任脈から始まると考えるわけです。
これが違うと、断片的な解説しかできません。
エネルギーの流れですので、①→②→③→④→⑤というような流れでないと論理的ではありません。
たとえば、督脈について検索してみると、
督脈は、東洋医学における経絡の一つで、体内を流れる「気」や「血」の通り道とされています。
督脈は、身体の背面を通り、特に脊柱の中央を走行します。
東洋医学では、督脈は「陽」のエネルギーを司るとされ、身体全体のエネルギーのバランスを保つ重要な役割を担っています。
具体的には、督脈は尾骨のあたりから始まり、背骨に沿って頭頂部まで伸び、さらに額や鼻の先端に至る経路をたどります。(この解説は実験をすると間違っていることがわかります)
督脈に関連するツボや経穴は、鍼灸治療や指圧などで刺激され、エネルギーの流れを改善することを目指します。
督脈は、任脈(にんみゃく)と並んで「奇経八脈(きけいはちみゃく)」の一つであり、全身の健康やバランスを保つために重要な経絡とされています。
それでは、それを実験で示せるかどうかが問題です。
エネルギーの流れですので、実験で確認することが出来るはずですし、私たちは何度も実験を繰り返して、それを確認してきました。
それを理解できないと、継ぎ接ぎ的な説明しかできません。
経絡についても、拙著『人体惑星試論奥義書』に書いてありますので、興味のある方は読んでみてください。