原稿書きが忙しくて、ブログの更新も滞りそうになるのですが、これといった
趣味もない私には、ブログは楽しいので書き続けたい。
そこで、患者さんのプライバシーが守れる範囲内でなら、毎日の臨床を書くこ
とができると思いますので、プロでも一般の人でも興味を引いてくれると思わ
れそうな臨床例を取り上げて連載にしてみたいと思った。(←単純?)
先日、「歩いても、座っても、右足の外側が痛い」という方が来られた。
そこは、経絡で言うと「胆経」になるので、「肝臓と胆嚢は表裏の関係」で、基
本的には肝臓や胆嚢の異常と考えるのですが、肝臓や胆嚢の経絡を使っては、
即効的に痛みを消すのは難しい場合が多いし、芸のないことはしたくない。
私は、患者さんのびっくりした顔を見るのが好きですので、正座をして痛みを
出してもらい、左の「げき門」というツボに針を一本刺した。
足を伸ばしてから再び正座をしてもらったら、痛みは消えていた。
これは、虹彩分析と脈診と脊椎診による取穴法です。
この方は何度か治療に来られているので、不思議そうな顔はしていませんでし
たが、最初に来られた方なら、必ず「変な顔」や「不思議そうな顔」をする。
それはそうだ。
「右足の外側が痛い」と言っているのに、左の手に針をするのですから、「変な
オッサンやなー」と思われてもしかたがない。(笑)
いや、鍼灸師であっても、これは理解できない!!!
これは持論の治療原理によって考えついた、マジック的(マリック的)治療方法
ですが、いつの日か、これが私の享受となってしまった。(笑)
蛇足ですが、
これが「ハリック」と呼ばれることになった理由です。(笑)
おかげさまで首と腕の炎症と痒みは少しおさまりました。
ただ耳だれは今日はひどくて右耳の滲出液が止まらないのでさすがに耳鼻科に行こうかと思ってます。
だいぶ良くなっていた右膝の痛みも最近ぶり返し気味です。
これらはやはり、昨日説明を受けたように仕事が忙しくて緊張が続いて腎臓に負担がかかっているからでしょうか?
腎臓に良い小豆は玄米に混ぜて毎日食べているのですが、追いつかないようです。
昨日も仙台に戻ってから会社に行ったら仕事が山積み・・・自分の処理能力に限界を感じてしまいます。
ちょっと弱気な今日この頃です。
先生も忙しいのに愚痴になってすみません。
耳垂れや膝痛の応急処置として、卵醤を飲んで頂けないでしょうか。
本来は心臓の不調の時に使うのですが、飛行機(気圧の関係)で腎臓の疲労がもろに出てしまい、心臓にまで影響しているようですので、逆に心臓を整えれば、腎臓も整ってきますので・・・。
細かい説明は後にします。
卵醤の作り方は、こちらで見てください。
http://www.iris-club.com/menu5.html#ransyou
早速本日試してみます。
ちょっと元気が出てきました。
今晩も仕事は遅くまでかかりそうですが、
がんばれそうです。
昨日、例の「新日本鍼灸楽会草紙」をグーグルで検索していて、こちらのブログを偶然発見いたしました。ラッキーでした。
「診断革命」のサブテキストとして勉強させて頂きます。今日は早速TBさせて頂きました。ネットコメント上ではありますが、以後よろしくお願い申し上げます。 三節拝
昨晩(と言うより夜中の3時過ぎ)、寄金先生より三節さんのURLが送られて
きていたようで、きょうの仕事が終わってから連絡しようと思っていたところです。
現在、まだ仕事は終わっていませんが、きょうは忙し過ぎて、かなりバテテ
いますので、この後ブログを見る自信がありません。(笑)
取り急ぎ、お礼のみ先に書かせて頂きました。
今後ともよろしくお願い致します。
早速仕事で移動の途中に自然食品店に寄って有精卵と本醸造の醤油を買い、卵醤にして飲みました。
耳だれは完全には治まりませんが痛みはなくなり滲出液も半分くらいになりました。
結局耳鼻科には行きませんでした。
右膝の痛みは嘘のように消えました。
何より疲れて歩くのもつらかったのに、卵醤を飲んだ後は時間とともに元気がでてきて、何とか仕事を終えることができました。
先生は夜中の3時でも仕事されているのですね。
精進された体とはいえ、心配になってしまいます。先生に倒れられたら私も、ほかの患者さんも、多くの鍼灸師の方々も困りますので、ご自愛下さい。
minminさんからのコメントは、昨日読んだのですが、治療が忙しくて、座る時間もなかったし、「良くなっているなら、少し後でもいいか」と考えて、コメントが今になってしまいました。
卵醤はあくまで、「応急処置」ですので、腎臓を整えるために、太もも踏みか足浴をされることをお勧め致します。
ほんとは、仙台の鍼灸院で私の「治療実技講習」に参加してくれている人がいたら一番いいのですが、残念ながら仙台からの参加者はいませんので、ご自分で頑張ってもらうよりしかたがないようです。
太ももの裏側にゴリッとした塊ができていると思いますので、それを丹念にほぐしてみてください。(誰かに踏んでもらうことになる)
裏側にゴリッとしたのがなければ、裏側寄りの内側にあると思いますので、そこを丹念にほぐしてみてください。