鍼灸診察には基本に以下のような「四診」というのがあります。
- 望診:顔色、肌色、髪質、肌色
- 聞診:声色、トーン、勢い
- 問診:患者さんのお話しを聞く
- 切診:触診で患者さんの体に直接触れて体の状態を把握することで、脈診や経絡診がこれに入ります。
舌を診て診察する舌診というのもありますが、私はあまり使いません。
その代わり、七星鍼法には、
① 脈診
② 六蔵診
③ 動診
④ 脊柱鍼
④ 脊柱鍼
⑤ 仙骨診
⑥ 虹彩分析やスクレラ分析
⑦ 食養診断
などといった診断法があります。
きのうの実践塾では、脈診、脊柱診、動診を主に使いました。
そのような診断に合わせて「治療テクニック」を使うのですが、先日来られた「肩鎖関節障害」の方の話をしながら、診断と治療の原理を説明しました。
(整形外科でも、接骨院でも、カイロプラクテティックでも治らず来られた方)
それは診断が間違っていたからですが、その診断法には非常に重要なことが含まれていましたので、先日参加された方々はラッキーだったかも知れません。
というのは、整形外科でも、接骨院でも、その診断が出来てなかったからです。
それは、多くの治療師が間違うことで、これまで何人も「失敗された患者さん」を診てきました。
それは、体を左右に分けて、右の過緊張を緩めるべきなのに、左の筋腱を緩めてしまう間違いのことです。
それと、「アレルギーの治療」は、現代医学でも鍼灸医学でも難しいのですが、大きなポイントがあるのです。
それがわからない間は、なかなか治せません。
とまー、先日のセミナーでは、そんなことを解説しました。
使ったテクニックは、
・骨格矯正鍼
・回旋鍼
・筋腱鍼
でした。