画・江嵜 健一郎
♪バラが咲いた、バラが咲いた、まっかなバラが♪というマイク真木の歌が
蘇る季節が今年もやって来た。土曜日の午後頃はよしと例の更地に出かけてスケッチした。
チユーリップやフリージアと選手交代である。次は私の出番よとここ2~3か月は色々な花が顔を見せてくれそうで楽しみである。
バラには原種だけでも150~20種あるとヤフーのブログに出ていた。日本種では
ノイバラなどがある。苗を買ったときにはラベルに名前が書いていたのであろうが忘却の彼方である。門外漢のみぎり、恥かしながら名前には関心はない。赤いバラで買ったつもりであるがピンクの花も控えめながら咲くから楽しい。
震災の跡地に小さな株を植えて、かれこれ20数年になる。植えはじめのころは
あぶらムシが付いた。下枝を切り、風通しを良くした。足元の草を特に丹念に
取ってやるようにしてからは病気知らずだから助かる。
魚心水心。人心花心という言葉はないが「以心伝心」と言う言葉はある。スケッチしていると植物さんにも心があることを教えられる。口に出してものが言える当の人間様が言葉掛けしなくなくなった。昨今、心の病いが増えたといわれるが、認知症の増加にも関係しているのではないかと妄想している。
バラにはとげがある。とげは①体を守る、②体を支える、③茎の強度を保つためといわれるが詳しいことは分かっていない。バラは花も美しいが香りも魅力的である。
バラと人との関りは紀元前12世紀、古代ペルシャで薬用や香料に栽培したのが
はじまりとヤフーのブログに出ていた。
バラの花言葉は全般は「愛」、「美」。赤いバラは「I love you.(あなたを愛します)」、「愛情」。ピンクのバラは「しとやか」、「上品」。ピカソには「青の時代」と「バラ色の時代」2つある。「バラ色の人生」ということばがある。「将来が明るく希望に満ちた人生」を意味するとヤフーのブログに出ていた。話は尽きない。(了)