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米3月雇用数34万増、米FRB利上げにアクセルかとWSJ紙、NY株、上下に揺れたあと小幅高、NY原油’WTI)は終値でバレル99ドル、一方、ウクライナ戦争、

2022-04-02 10:19:12 | 経済学
ロシア軍戦術シフトでむしろ長期化の観測が出て来た(学校で教えてくれない経済学)


「米3月雇用数が前月から43万1,000人増加、失業率が0.2%ポイント低下してパンデミック前水準の3.6%を記録した」と4月1日、米労働省が発表した。米FRBが利上げに集中できるとの観測で1日のNY株は上下にぶれたが小幅に上げて取引を終えた。1日のWSJ紙電子版は①ロシアはウクライナ戦争で東部シフトしたことで戦争が長期化する可能性が出て来た、②米雇用がパンデミックにもかかわらず堅調を持続している」と伝えた。

1日NY市場でダウは34,818ドル、139ドル、0.4%高、S&P500は4,545と15ポイント、0.34%高、ナスダックは14,261と40ポイント、0.29%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは19.63へ4.52%低下、米10年債利回りは2.394%へ2.54%上昇した。NY外為市場では1ドル=122.54円、1ユーロ=135.36円、1英ポンド=160.18円と対円でそれぞれ小幅に上げた。NY原油(WTI)はバレル99.36ドル、北海ブレントは同104.39ドルへ小幅下げた。NY金はオンス1,922.30ドル、1.39%安、ビットコインは4万6,124ドル、1,36%高で取引を終えた。

2日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でトルコTRT放送は「エルドアン大統領は1日、プーチン大統領と電話会談を行いイスタンプールでのウクライナとの和平協議の模様をつぶさに報告、意見交換した。協議は29日、午後6時から7時半まで行われた。内容はポジティブだったと伝えた。プーチンは感謝の意を表した、②4月1日から消費税を18%から8%へ一時的に引き下げた。国民からはホッとしたという声が聞かれた」と伝えた。

シンガポールCNAは「①インドを訪問したロシアのラブロフ外相はインドのロシアへの対応を評価すると語った。前日、西側はインドの対応に圧力をかけた。インド政府代表は「インドは中立である。交渉により全ての問題を解決す立場に変更はない」と語った。インドは軍事、貿易様々な面でロシアと緊密な関係を維持している。ロシアの主要銀行が国際決済の場であるSWIFTから除外された。ラブロフ外相との会談ではルーブルトルピーと両国自国通貨での決済が協議される。IEA国際エネルギー機関は「対ロシア制裁でロシアの天然ガス供給は30%減少の見込みであると発表した。②上海のロックダウンが東地区から西地区でも始まった。東地区は31日までとの当初の予定を当面10日間延長を決めた。」と伝えた。

フランス2は「①エネルギー価格高騰を受けて4月1日から電気、ガスその他公共料金の値上げが実施された。一般生活商品の値札も付け替えられた。ある商店主は「一日も早く物価高が収まってくれないとやっていけない」と話した。厳しい年金生活者への対応をフランス政府は検討を始めた。②ウクライナ状勢はむしろ悪化している。ウクライナ東部で「人道回路」が用意された。マリウポリには16万人が生活している。多くの人々が混雑する「人道回路」を避けて避難するが砲弾が容赦なく飛んできて犠牲者が出ている。」と伝えた。(了)

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