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韓国プロスポーツ界で八百長事件広がる:21日放送韓国KBS(学校で教えてくれない経済学)

2012-02-21 10:35:37 | 経済学
ユーロ圏財務相会議結果について、日本時間午前7時段階でなお最終発表がない。ギリシャ政府との借金棒引きを協議中の民間金融機関によると、2020年までにギリシャのGDPに占める赤字比率は目標120%を満たせない。楽観的に見て129%達成との見通しを出したと21日午前7時18分着信のCNBC Asia PacificBrief 電子版は伝えた。

21日朝7時台放送の「ワールドWaveMorning」では、ドイツZDFがユーロ圏財務相会議過程でのニュースを紹介、ドイツ、ジョイブル財務相が「我々は今日結論を出すためにわざわざブリュッセルにやって来た」と語った。しかし、第2次救済分1,300億ユーロのギリシャへの追加支援が決まっても3月20日時点でのギリシャ破たんの危機は一時的に回避されるにすぎない。ギリシャは、2010年、第1次救済1,100億ユーロを受けた。しかし、ギリシャ経済は昨年6.8%減だった。2012年は、緊縮財政、23%給与カット、年金14%カットが実施されれば、今年の景気はさらに悪化する。年末にギリシャがユーロ圏にとどまっていると見る人の数は依然として少ないとドイツZDFはニュースを結んでいた。

20日米国はプレジデントDay祝祭日で、NY株式市場は休場した。中国中央銀行が預金準備率を0.5%引き下げ発表を材料にアジア株、原油、ユーロ相場が揃って値上りしたと先のCNBC Asia Pacific Brief電子版は書いていた。原油相場はブレントオイルがバレル120ドル、軽質油WTIはWTIバレル104ドルを超えた。ユーロ相場は、対米ドルで、1ユーロ=1.3245ドルまで回復した。対円では1ドル=79.45円、1ユーロ=105円を突破、円売りが加速した。日銀の金融緩和政策発表が海外市場で予想以上にインパクトを与えた。

今朝のテレビ東京系番組「モーニングサテライト」に出演したJPモルガン証券、北野一氏は「米国景気指数が好転した。日銀が金融緩和を発表した。2年物国債の日米の利回り格差が急拡大した。それがドル買い・円売りに作用した」と解説していた。北野一氏は、「本来なら米FRBは利上げを意識しなければならない。ところが2014年後半までゼロ金利据え置きを表明した。カネ余りが投機資金を刺激した。」などと話していた。

21日付けのWSJ紙電子版を読んでいたら投機資金が牛乳市場に流れ込み、牛乳相場が急騰して来ている。牛乳相場急騰にはこのところトウモロコシなどの飼料作物相場の急騰も影響している。さらに中国向け中心にアメリカからの牛乳輸出が昨年48億ドル、前年比30%強増えたことも影響しているなどと書いていた。原油値上がりは良し悪し別にしてイランの英・仏企業への原油輸出禁止、シリア情勢悪化などある程度理解できる。日本では一部に牛乳離れが伝えられる。牛乳、お前もか、と思いたくなる。しかし、世界的な金融緩和オンパレードでヘッジファンドや投機資金が暗躍する世の中は、日本のように原材料の99%を海外に依存する国には原材料価格高騰通じて家計や企業コストを圧迫、マイナスに働くだろう。


「ワールドWaveMorning」で、中国CCTVが、習近平副主席のアイルランド訪問の様子を詳しく報道、習副主席は「ヨーロッパは戦略的パートナーだ。中国はユ―ロを重視している。相互尊重の関係にある」などと語ったと紹介していた。習氏のアイルランド訪問の様子は20日付けのWSJ紙電子版も詳しく報道、「アイルランドは来年EU議長国になる。国連人権委員会議長就任の予定である。」などと紹介、習氏の訪問先としてアメリカのあと欧州の中で唯一アイルランドを選んだ。全ては考えあっての訪問であろうと解説していた。月曜日夜、首都ダブリンを発ち、最後の訪問先トルコへ向かったと書いていた。このトルコは、いままさに紛争の拠点シリアの隣国、一方、ユーロ圏加盟に燃えている国でもある。

その他の「ワールドWaveMorning」ではロシアRTRがプーチン首相の支持率が56%を超えたと報じた。プーチン大統領当選の暁には、この先10年、日本政府もプーチンとの対峙を余儀なくされる。一方、韓国KGBは韓米軍事演習の模様とプロスポーツ八百長事件について今朝も報じていた。プロ女子バレーボール選手11名が取り調べを受けた。プロ野球、モーターボートなどにも八百長は拡大している。先輩が後輩に近づく。金をもらう。もらった金でネット賭博で儲ける構図だと解説していた。

お金は道具である。道具がなければ釘ひと打てない。しかし、道具であるお金が道具でなくなると人をあやめるから怖い。世界は金融緩和オンパレードの世の中になりつつある。お金の周辺には常に魔物が潜んでいる。将来ある若者は特にお金には注意してほしい。(了)

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