ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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足首がはずれそうになり~ (2月24日の臨床実践塾)

2019-02-18 10:43:54 | 診断即治療と虹彩学
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ここら辺がおかしいです 



15年ほど腰痛や仙腸関節通で苦しんだ方ですが、最近では「腰の痛みはだいぶまし」と言うようになりました。
この方の腰痛・仙腸関節痛は、組織が緩くなって起こっていましたので、
「これは食事療法をしないと治らないです」と告げ、食事療法をさせました。

食事療法といっても、そんなに難しいことはありませんが、「食物の選び方」を教えてあげないといけないので、その日に食べたものをメールで、私の携帯に送ってもらい、それにコメントをつけて返信していました。
毎日ですので、正直言って大変でした。
そのようなことをしたのは、この方が初めてです。

何故、そこまでやったかと言うと、まだ30代で腰や仙腸関節に限らず、脊椎、手首、足首、関節という関節が全てがフニャフニャだったからです。
サーカスの軟体人間みたいに、関節に締まりがないのです。
そういう場合は、筋・腱の「組織」に問題がありますので、食物で治すより方法がないのです。

上の写真を見てもわかると思いますが、ふくらはぎの辺りがフニャフニャになっている感じがわかるはずです。
まるでバアサンの足のようです。
30代なら、もっとピンと張りがあるべきです。

で、その方が先日、
「今朝、電車が満員で、横にズレようとしたとき、足首が外れそうになり、その後、足首から膝ぐらいまでピーンと張った感じがするんです」と訴えてきました。

「痛みはあるのですか?」と聞くと、

「はい。痛みもあります」と言うので、どこが痛いかを示してもらった。

「ここら辺が痛いです」と言うので、

「ちょっと待って、ちょっと待って、写真撮らせて使わせてください」と、パチリ!

慌てて写真を撮ったのは、ちょっと触ると、すぐ治ると思ったからです。
それで、股関節を軽く調整してから、距腿関節、距骨下関節、ショパール関節、リスフラン関節などを少し動かし、それから踵骨を中足骨を軽く捉まえて、軽く揺すりながら調整しました。
と言っても、ほんの1~2分の治療です。

「はい。床に降りて立ってみて」と言うと、床に降りて立ち、足首を動かし、

「えっ? 治ってる」と笑顔で私の顔を覗き込んでいました。

「これでいいと思いますよ。○○さんは腱が緩いので、こういうことが起こりやすいですよねー」と言うと、

「そうなんです。すぐに関節がおかしくなるんです」と答えていました。

さて、この調整法ですが、これは10数年前に考えた「TST」という「脊椎捻揺療法」というものを応用したもので、実践塾に参加された方は知っている人も多いと思います。
これは、脊椎を捻じるように、揺するようにしながら、骨格を調整する方法で、かなりの治療効果があったので、「実用新案」を申請して、大きな器械まで作ったのですが、それを操作するのは単純な作業でしたので、スタッフが嫌がって辞めていくのです。

どんな効果があったかと言うと、それを使って痩せると、元に戻りにくいのです。
ですから、当初は「痩身美容」が目的だったのですが、そのうち「腰痛が治った」とか、「股関節が治った」とか「肩が凝らなくなった」と、いろんな臨床結果が出てきたのです。
しかし、スタッフが着いてこないのでは仕方がありませんので、非常に残念でしたが、上本町に移転するときに全部処分してしまいました。
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