1ユーロ=103円(学校で教えてくれない経済学)
「10分10ユーロ(1,030円)でヘア・カットします」との美容院がパリ郊外に登場した。フランスではローコスト化がすすんでいる。格安航空運賃にはじまり、引っ越し、クリーニング、はては葬儀代引き下げにまで及ぶと、17日朝5時台のフランスF2が紹介していた。フランスF2は、フランス議会で来年度予算を審議中だが5万ユーロ(515万円)超える物品税額が250ユーロへ増額される。これでは商売にならないと、美術品の海外流失が進むと話す店主の様子を紹介していた。美容院の話には落ちがついていた。人の出入りが激しい場所、特に飛行機の時間待ちの45分の間、はさみの回数は通常の半分、洗髪、ドライヤーなし、文字通り髪を切る必要最小限で事を済まそうとする人に限ると解説していた。
16日、NY外国為替市場で、スペインが金融支援を正式に要請すると伝えられ、欧州株が反発、NYダウは、米企業決算で好材料が出て、前日比127ドル高、13,551ドルで取引を終えた。ユーロは、一時、1ユーロ=1.30ドル台まで回復した。その結果、対円でユーロが1ユーロ=103.29円へ一気に反発した。昨日の相場ならフランスのヘアカット代は日本円換算で1,000円が1,030円、1,000ドルの車なら100万円が103万になるから為替レートはバカにならない。ユーロは反発したが、ドルは、小動きで、1ドル=78.88円だった。ユーロ高は売られ過ぎの反動の面が強い。NY原油はバレル24セント高、92.09ドル、NY金はオンス8.70ドル高、1,744.70ドルと、いま一つ方向性は、はっきりと出ていない。
今朝のワ―ルドWaveMorningのニュースでは、キューバ政府が、90日後であるが、今後パスポートを入手すれば自由に出国出来るようになるとフランスF2が伝えた。これにも裏があり、エリートには厳しい審査があり、人材流出には歯止めしていると解説していた。ドイツZDFもキューバ政府の発表を伝えたが、医師、技術者の国外渡航は認められない。多くのギュ―バ市民はお金がないから事実上海外旅行など出来ない。驚きのニュ-スだが、「理論上の海外渡航自由化」にすぎないとフランスF2以上にクールに報道していた。
シンガポールCNAが、中国の軍艦7隻が、「特別水域」を航行した。これが日本へのメッセージなのか、何を目的としたものかはっきりしない。中国CCTVは、日本は軍用機を中国固有の領土を飛行、中国の主権を著しく侵害したと非難したと紹介した。今朝6時台放送の中国CCTVは、複数の中国艦艇が「特別水域」を航行した。これは通常の行動である。日本は軍用機を「特別水域」に派遣した。事態を複雑化させる行動を日本は止めるべきだと報道していた。中国CCTVは、米国は軍艦の60%をアジア太平洋に配備している。中国の脅威に備えるためとされているが、日本の利益にならない。甘い汁を吸おうとしているが、ザルで水を救うようなものだ。何も得られないだろうとコメントしていた。
韓国KBSは30隻の不法操業中の中国漁船検問の際、威嚇ゴム弾で中国人1名が死亡したと伝えていた。東シナ海、南シナ海を巡る日・中・韓・台間の緊張状態が続きそうだ。(了)
「10分10ユーロ(1,030円)でヘア・カットします」との美容院がパリ郊外に登場した。フランスではローコスト化がすすんでいる。格安航空運賃にはじまり、引っ越し、クリーニング、はては葬儀代引き下げにまで及ぶと、17日朝5時台のフランスF2が紹介していた。フランスF2は、フランス議会で来年度予算を審議中だが5万ユーロ(515万円)超える物品税額が250ユーロへ増額される。これでは商売にならないと、美術品の海外流失が進むと話す店主の様子を紹介していた。美容院の話には落ちがついていた。人の出入りが激しい場所、特に飛行機の時間待ちの45分の間、はさみの回数は通常の半分、洗髪、ドライヤーなし、文字通り髪を切る必要最小限で事を済まそうとする人に限ると解説していた。
16日、NY外国為替市場で、スペインが金融支援を正式に要請すると伝えられ、欧州株が反発、NYダウは、米企業決算で好材料が出て、前日比127ドル高、13,551ドルで取引を終えた。ユーロは、一時、1ユーロ=1.30ドル台まで回復した。その結果、対円でユーロが1ユーロ=103.29円へ一気に反発した。昨日の相場ならフランスのヘアカット代は日本円換算で1,000円が1,030円、1,000ドルの車なら100万円が103万になるから為替レートはバカにならない。ユーロは反発したが、ドルは、小動きで、1ドル=78.88円だった。ユーロ高は売られ過ぎの反動の面が強い。NY原油はバレル24セント高、92.09ドル、NY金はオンス8.70ドル高、1,744.70ドルと、いま一つ方向性は、はっきりと出ていない。
今朝のワ―ルドWaveMorningのニュースでは、キューバ政府が、90日後であるが、今後パスポートを入手すれば自由に出国出来るようになるとフランスF2が伝えた。これにも裏があり、エリートには厳しい審査があり、人材流出には歯止めしていると解説していた。ドイツZDFもキューバ政府の発表を伝えたが、医師、技術者の国外渡航は認められない。多くのギュ―バ市民はお金がないから事実上海外旅行など出来ない。驚きのニュ-スだが、「理論上の海外渡航自由化」にすぎないとフランスF2以上にクールに報道していた。
シンガポールCNAが、中国の軍艦7隻が、「特別水域」を航行した。これが日本へのメッセージなのか、何を目的としたものかはっきりしない。中国CCTVは、日本は軍用機を中国固有の領土を飛行、中国の主権を著しく侵害したと非難したと紹介した。今朝6時台放送の中国CCTVは、複数の中国艦艇が「特別水域」を航行した。これは通常の行動である。日本は軍用機を「特別水域」に派遣した。事態を複雑化させる行動を日本は止めるべきだと報道していた。中国CCTVは、米国は軍艦の60%をアジア太平洋に配備している。中国の脅威に備えるためとされているが、日本の利益にならない。甘い汁を吸おうとしているが、ザルで水を救うようなものだ。何も得られないだろうとコメントしていた。
韓国KBSは30隻の不法操業中の中国漁船検問の際、威嚇ゴム弾で中国人1名が死亡したと伝えていた。東シナ海、南シナ海を巡る日・中・韓・台間の緊張状態が続きそうだ。(了)