BRICS会合が22日、ロシアのカザンで始まった。今年1月に4国増え9か国でこく世界の人口の45%、GDPで35%を占める。「プーチン露大統領は西側の対抗軸として存在感を示したい狙いがある。プーチン氏はモディ印首相、習主席と二国会談を行った。ドゥテーテル国連事務総長との会談が予定されている。非加盟国含めて36国が参加。内22国が髭右能が出席する。関心の高さを示した。」と23日朝放送のNHK/BS[ワールドニュス]で英BBC,ドイツZDF,フランス2、シンガポールCNAがトップで伝えた。
22日、ロイター電子版は「IMFは22日、2025年の世界経済見通しを3.2%増と当初から0.1%ポイント下方修正したと発表した。戦争、貿易規制など不確実性が増加していると指摘した。米大統領選挙が2週間を切りカウントダウンに入ったタイミングに発表した。IMFはホワイトハウスの目と鼻の先にある。世界200国が参加して総会が開かれる。2025年の見通しはでは米国が当初見通しから0.3%ポイント上方修正して2.2%。米国経済のソフトランディングを裏付けた。中国は当初の4.8%を4.5%に引き下げた。不動産不況が影を落としている。日本は当初より0.3%引き上げ1.1%成長と上方修正した。インバウンド需要増加を考慮した。」と伝えた。
22日、NY市場でダウは42,924ドル、6ドル、0.02%安、S&P500は5,851と2ポイント、0.05%安、ナスダックは18,573と33ポイント、0.18%高で取引を終えた。米大統領選を控えて全般様子見している。恐怖指数VIXは18.20と0.93%低下。米10年債利回りは4.210%、0.60%上昇。高止まりしている。NY外為市場で1ドル=151.09 円、0.22%高、1ユーロ=163.15円、0.03%高。1英ポンド=196.20円、0.20%高。NY原油(WTI)はバレル71.34ドル、1.86%高、北海ブレント、同75.63円、1.80%高。NY金はオンス2,762.60ドル、0.87%高。ビットコインは6万7,559ドル、0.28%高で取引された。
23日、ブルームバーグ電子版は「東京メトロが23日上場した。国が53.42%、東京都が46.58%保有している。その内半分を売却する。公開価格1株1200円に対して1630円の初値が付いた。年間配当は32円。200株以上保有の株主に割引切符などの株主優待がある。」と伝えた。日本では今年1月に新NISAがスタートした。出だし人気化した。その後日銀ショック、石破ショックもあり新規の参加者が大幅に減少していると伝えられる。岸田前総理は貯蓄から投資へと呼び掛けた。世界情勢の不透明が続くと先のIMFも指摘している。特に株式投資は先行きの不透明を特に嫌う。東京メトロの初値36%高の明日以降が注目される。10月23日から「霜降」(そうこう)に入る。11月7日から「立冬」に入る。本来なら紅葉のシーズンだが窓から見える六甲さんにはその気配はない。健康管理に注意して不透明な世の中をなんとか乗り切りたい。(了