(学校で教えてくれない経済学)
芦屋川沿いにある芦屋市民センターで、黒海から北海までマイン・ドナウ運河の旅を、先月28日間かけて楽しんださる主婦の方の話を昨日、朝10時からお昼前まで聞く機会があった。乗り降りしなければ2日半のコースである。ルーマニア、ブルガリア、ハンガリー、セルビア、クロアチアなどの東ヨーロッパの船着き場風景の写真が回覧された。セルビアでは戦争の傷跡がいまも残っていた。貧しい身なりのジプシーの姿をよく見かけた。ドイツに入ると川岸の風景が一変する。一言で言えば綺麗だ。ドイツ人のなにごとにも「ねばならない」という国民性が出ており、怖さすら感じたという説話者の言葉が印象的だった。
20日朝「ワールドWaveMorning」では、リビア、カダフイ大佐死去の二ユースを各局が取り上げていた。英BBCは、「カダフイは、カダフイの拠点の町シルトのコンクリートの排水溝の中で射殺された。リビアは安堵と喜びで湧きかえっている。リビア再生を目指してまず武器の回収。治安の回復だ。イラク国民評議会に実権が全て移譲される。ただ、既に内部対立が起こっている。リビアは人口600万の小国だがカダフイは豊富な石油資源を利用した。カダフイは、1942年生まれ、27歳でクーデターを敢行、議会をもたず国民をひたすら弾圧した。1984年、英国リビア大使館襲撃事件で英婦人警官が射殺された。1988年にパンナム機爆破、2003年に核放棄宣言、欧米との修復を図った。」などと紹介していた。英仏が参戦したNATO空軍は今、ホッとしていると付け加えていた。
ドイツZDFは「欧州金融安定化基金(EFSF)機能拡大を巡ってレバリッジ(梃子)問題でドイツ議会で混乱が起こっている。そのため10月23日のEU首脳会議に間に合わなくなった。しかし、ドイツ、フランス間での対立が深まっているという印象は避けなければならない。メルケル首相はどうしても成果を上げざるをえない。それまでまだ数日ある」とドイツZDF女性記者が、厳しい表情で前を見据えて力強く解説する姿が印象に残った。
20日のNY株式市場は、欧州問題解決が、独仏の対立で、10月23日開催予定のEU首脳会議で決まらないと伝えられ、NYダウは一時前日比110ドル以上値下がりした。その後10月末までに再度集まり協議するとの情報で持ち直し、前日比37ドル高、11,541ドルで取引を終了した。21日朝5時45分からの「モーニングサテライト」に出演した大和証券、キャピタルマ―ケッツアメリカ、シュナイダ―恵子氏は「欧州企業は銀行の借り入れに80%依存している。欧州の銀行の混乱が続けば欧州経済は成り立たない。それはアメリカにも世界経済にも飛び火する。」などと話していた。
ドイツZDFは「ドイツ経済は今年の2.9%が来年2012年、年1.0%へ減速する。ただ、減税措置により市民の給料は増え、雇用も増える。」と紹介、町の声として「問題があるのは知っています。自分のところには来ていませんがね。」とある紳士が穏やかに答えていた。ドイツZDFは「ギリシャ議会前で数千人が公務員の3万削減、年金カットに反対するデモで流血事件にまで発展した。警官はただ状況を眺めているだけだ。」とデモ隊同士が激しく殴り合いする様子を伝えていた。
今朝の「ワールドWaveMorning」で豪ABCが、「豪ソーラーカーレースで東海大が連覇、日本の技術の高さを示した」と伝ええていた。キャプテンがテレビのインタビューに答えて「日本は今年大震災に見舞われました。日本に希望をもたらすことが出来ました」と晴れやかな表情で力強く語っていた。こういうニュ-スこそ日本の新聞は伝えて欲しい。(了)
芦屋川沿いにある芦屋市民センターで、黒海から北海までマイン・ドナウ運河の旅を、先月28日間かけて楽しんださる主婦の方の話を昨日、朝10時からお昼前まで聞く機会があった。乗り降りしなければ2日半のコースである。ルーマニア、ブルガリア、ハンガリー、セルビア、クロアチアなどの東ヨーロッパの船着き場風景の写真が回覧された。セルビアでは戦争の傷跡がいまも残っていた。貧しい身なりのジプシーの姿をよく見かけた。ドイツに入ると川岸の風景が一変する。一言で言えば綺麗だ。ドイツ人のなにごとにも「ねばならない」という国民性が出ており、怖さすら感じたという説話者の言葉が印象的だった。
20日朝「ワールドWaveMorning」では、リビア、カダフイ大佐死去の二ユースを各局が取り上げていた。英BBCは、「カダフイは、カダフイの拠点の町シルトのコンクリートの排水溝の中で射殺された。リビアは安堵と喜びで湧きかえっている。リビア再生を目指してまず武器の回収。治安の回復だ。イラク国民評議会に実権が全て移譲される。ただ、既に内部対立が起こっている。リビアは人口600万の小国だがカダフイは豊富な石油資源を利用した。カダフイは、1942年生まれ、27歳でクーデターを敢行、議会をもたず国民をひたすら弾圧した。1984年、英国リビア大使館襲撃事件で英婦人警官が射殺された。1988年にパンナム機爆破、2003年に核放棄宣言、欧米との修復を図った。」などと紹介していた。英仏が参戦したNATO空軍は今、ホッとしていると付け加えていた。
ドイツZDFは「欧州金融安定化基金(EFSF)機能拡大を巡ってレバリッジ(梃子)問題でドイツ議会で混乱が起こっている。そのため10月23日のEU首脳会議に間に合わなくなった。しかし、ドイツ、フランス間での対立が深まっているという印象は避けなければならない。メルケル首相はどうしても成果を上げざるをえない。それまでまだ数日ある」とドイツZDF女性記者が、厳しい表情で前を見据えて力強く解説する姿が印象に残った。
20日のNY株式市場は、欧州問題解決が、独仏の対立で、10月23日開催予定のEU首脳会議で決まらないと伝えられ、NYダウは一時前日比110ドル以上値下がりした。その後10月末までに再度集まり協議するとの情報で持ち直し、前日比37ドル高、11,541ドルで取引を終了した。21日朝5時45分からの「モーニングサテライト」に出演した大和証券、キャピタルマ―ケッツアメリカ、シュナイダ―恵子氏は「欧州企業は銀行の借り入れに80%依存している。欧州の銀行の混乱が続けば欧州経済は成り立たない。それはアメリカにも世界経済にも飛び火する。」などと話していた。
ドイツZDFは「ドイツ経済は今年の2.9%が来年2012年、年1.0%へ減速する。ただ、減税措置により市民の給料は増え、雇用も増える。」と紹介、町の声として「問題があるのは知っています。自分のところには来ていませんがね。」とある紳士が穏やかに答えていた。ドイツZDFは「ギリシャ議会前で数千人が公務員の3万削減、年金カットに反対するデモで流血事件にまで発展した。警官はただ状況を眺めているだけだ。」とデモ隊同士が激しく殴り合いする様子を伝えていた。
今朝の「ワールドWaveMorning」で豪ABCが、「豪ソーラーカーレースで東海大が連覇、日本の技術の高さを示した」と伝ええていた。キャプテンがテレビのインタビューに答えて「日本は今年大震災に見舞われました。日本に希望をもたらすことが出来ました」と晴れやかな表情で力強く語っていた。こういうニュ-スこそ日本の新聞は伝えて欲しい。(了)