第46回神戸市高齢者美術作品展始まる
江嵜企画代表・Ken
第46回神戸市高齢者美術作品展が神戸市内「相楽園」で11月21日
から始まった。25日まで開かれている。菊花展も同時開催されている。
家族同道で会場を訪れた。近くの方でお時間の許される方はお運び
いただければありがたい。
今回、日本画の部で掛け軸「朝顔」の絵を出展した。幸いにも
努力賞をいただいた。これからも「努力・し・よ・う」との励まし
の賞と受け止めている次第である。
日本画の部では今回31名の方が出品しておられた。この内
入賞者は、金賞(83歳・女性)、銀賞(83歳・男性)、銅賞
(83歳・男性)、努力賞は小生(73歳・男性)、(86歳・女性)
(77歳・男性)、(69歳・女性)計4名だった。
日本画出品者31名のうち90代は92歳の男性で1名、80代は16名、
51.6%を占め、80歳から86歳の幅で、男性7名、女性9名だった。
70代は筆者含めて8名、71~79の間に分散、男性5、女性3だった。
60代は6名、66歳が1人、残り5名が全員69歳、男性1人、女性
5人だった。昨年のデータが手許にないが今年は男性の絵に比較的
意欲的な絵が多い印象を受けた。
当展は洋画、写真、書、彫刻、陶芸部門を網羅している。中でも
洋画はことしも例年どおり出品が多く、85点出ていた。洋画の
金賞は86歳の男性で画題「三段渓の秋」の力作だった。
帰路、相楽園から徒歩10分のところにある「神戸市立海外移住と
文化の交流センター」(078-230-2891)(12月18日まで開催)
のイベント、知られざるブラジル移住の歴史展「戦後の移住と
日系人の活躍」を見学、会場に用意されたビデオ映像ふくめ
内容豊富で、大いに堪能し、帰宅の途についた。(了)