昨日、治療に来られた方が、このブログを読んで、「 今朝投稿された記事
の中にある栄養不足を起す実験とは、どのようにされたのですか?」という質
問がありましたので、その質問にお答えするつもりで、2000年7月に発行しま
した会誌を転載致します。
ただし、私はこの実験の前にも、髪の毛が抜ける実験に始まり、胃潰瘍を作る
実験、塩を大量に食べて血圧を上げる実験、微生物での変化を観るために微生
物を飲んだり、メガビタミン療法の確認のための、ビタミン剤の大量投与等々
を行い、何度も「危険」と思われる場面と遭遇したのですが、それは、自分で
自分の限度を知っているからできたことであり、自分で自分を治す自信過剰と
も言える無茶な考え方があったからで、けして真似はしないでください。
下手すると死にます。
以下が会誌の一部をそのまま転載したものです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
玄米と原爆
慢性疾患を治すには、基本的に腸から整えるのが最短距離だと思い、DON
-MAIというものを開発して、それなりの効果を上げたのですが、もっと早
く腸を整える方法はないものかと、私は去年の9月1日から、一日一食で、御
飯と梅干だけとか、御飯とタクアンだけとかを基本にした食生活を約100日ぐ
らい行い、その後、下剤をかけてから断食をして、腸を整える方法を検討して
いたのです。
しかし、よくよく考えると、『このようなことの出来る人は非常に少ないし、
そのようなことの出来る人は何をしても治してしまうはずだ』と思い直し、別
の方法を考えるようにしました。
一日一食の食事は、今年の2月中旬までおこない、結果として半年以上も続
けたのですが、忘年会なども含めて、月に二度ほどアルコールを飲んだりした
せいか、予想通りに栄養不足を起こしてしまい、鼻血、血痰、血便、虚脱感、
そして皮膚のただれ等々が出てきましたので、一日一食を中断して慌てて治し
ました。
その時、私が検査を頼んだお知り合いのお医者さんは、わざわざ2度も電話
をかけて下さり、「新城先生、二回とも血便反応が陽性ですので、専門の病院で
大腸の検査を受けたほうがいいのではないでしょうか?嫌ですか?どこかお知
り合いの病院がなければ紹介してもいいのですが・・。どこかにお知り合いの
先生はおられますか?大腸ファィバーが嫌なら、肛門からの触診だけでもいい
と思いますよ、専門の先生ならすぐ分かりますから・・・。」と心配してくれま
した。
しかし、血液での腫瘍マーカーは正常でしたし、クレアチンとコレステロー
ルが低くなっているのを見て、『ビタミンB郡と脂溶性のビタミンが不足して、
新しい細胞が作れずに、細胞が崩れていってるな』と思いましたので、その先
生には申し訳ないと思ったのですが、その時は詳しい説明もせずに食事で治し
てしまい、後日に血便の理由とそれまでの経過をお手紙で報告させて頂きまし
た。
ちょうど私が一日一食をしている時のことです。東海村の原発関連企業の事
故がテレビや新聞で報道されていました。その報道で大阪の泉州にも東海村と
同じような工場があることが分かり少しヒヤッとしました。しかし、心の片隅
では『でも、私は被爆しても死なないだろう』と考えていたのです。
それは、長崎に原爆が落された時に、ある病院では医師、看護婦、患者さん
の全ての人が玄米食をしていて、その病院だけは原爆による被害を受けなくて
も済んだということを知っていたからです。その実録は本にも出版され、食事
療法を指導している食養家や食事療法を勉強している人の間では有名な話です。
そこで考えられることは、玄米食をしていると確実に免疫力が上げられると
いうことですので、慢性疾患に対しても免疫力を上げることが出来れば、確実
に効果を表すことが出来るはずだということです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
食事療法は、HPを参考にしてください
の中にある栄養不足を起す実験とは、どのようにされたのですか?」という質
問がありましたので、その質問にお答えするつもりで、2000年7月に発行しま
した会誌を転載致します。
ただし、私はこの実験の前にも、髪の毛が抜ける実験に始まり、胃潰瘍を作る
実験、塩を大量に食べて血圧を上げる実験、微生物での変化を観るために微生
物を飲んだり、メガビタミン療法の確認のための、ビタミン剤の大量投与等々
を行い、何度も「危険」と思われる場面と遭遇したのですが、それは、自分で
自分の限度を知っているからできたことであり、自分で自分を治す自信過剰と
も言える無茶な考え方があったからで、けして真似はしないでください。
下手すると死にます。
以下が会誌の一部をそのまま転載したものです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
玄米と原爆
慢性疾患を治すには、基本的に腸から整えるのが最短距離だと思い、DON
-MAIというものを開発して、それなりの効果を上げたのですが、もっと早
く腸を整える方法はないものかと、私は去年の9月1日から、一日一食で、御
飯と梅干だけとか、御飯とタクアンだけとかを基本にした食生活を約100日ぐ
らい行い、その後、下剤をかけてから断食をして、腸を整える方法を検討して
いたのです。
しかし、よくよく考えると、『このようなことの出来る人は非常に少ないし、
そのようなことの出来る人は何をしても治してしまうはずだ』と思い直し、別
の方法を考えるようにしました。
一日一食の食事は、今年の2月中旬までおこない、結果として半年以上も続
けたのですが、忘年会なども含めて、月に二度ほどアルコールを飲んだりした
せいか、予想通りに栄養不足を起こしてしまい、鼻血、血痰、血便、虚脱感、
そして皮膚のただれ等々が出てきましたので、一日一食を中断して慌てて治し
ました。
その時、私が検査を頼んだお知り合いのお医者さんは、わざわざ2度も電話
をかけて下さり、「新城先生、二回とも血便反応が陽性ですので、専門の病院で
大腸の検査を受けたほうがいいのではないでしょうか?嫌ですか?どこかお知
り合いの病院がなければ紹介してもいいのですが・・。どこかにお知り合いの
先生はおられますか?大腸ファィバーが嫌なら、肛門からの触診だけでもいい
と思いますよ、専門の先生ならすぐ分かりますから・・・。」と心配してくれま
した。
しかし、血液での腫瘍マーカーは正常でしたし、クレアチンとコレステロー
ルが低くなっているのを見て、『ビタミンB郡と脂溶性のビタミンが不足して、
新しい細胞が作れずに、細胞が崩れていってるな』と思いましたので、その先
生には申し訳ないと思ったのですが、その時は詳しい説明もせずに食事で治し
てしまい、後日に血便の理由とそれまでの経過をお手紙で報告させて頂きまし
た。
ちょうど私が一日一食をしている時のことです。東海村の原発関連企業の事
故がテレビや新聞で報道されていました。その報道で大阪の泉州にも東海村と
同じような工場があることが分かり少しヒヤッとしました。しかし、心の片隅
では『でも、私は被爆しても死なないだろう』と考えていたのです。
それは、長崎に原爆が落された時に、ある病院では医師、看護婦、患者さん
の全ての人が玄米食をしていて、その病院だけは原爆による被害を受けなくて
も済んだということを知っていたからです。その実録は本にも出版され、食事
療法を指導している食養家や食事療法を勉強している人の間では有名な話です。
そこで考えられることは、玄米食をしていると確実に免疫力が上げられると
いうことですので、慢性疾患に対しても免疫力を上げることが出来れば、確実
に効果を表すことが出来るはずだということです。
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食事療法は、HPを参考にしてください
納豆を毎日摂ると発ガンするというのは、一つの理論だと思います。
こういうのは、学者の間では、日常茶飯事のことで、納豆の好きな学者は「納豆はガン予防になる」と言い、納豆の嫌いな学者は、納豆に対抗する食品会社等が資金を出してくれるのなら、動物実験などを通して「納豆を食べると発ガンする」という論文を発表するでしょう。
しかし、我々は道路を歩くだけで発ガンの可能性が高くなるのですから、栄養学の問題で判断に迷う時は、「歴史的にどうか」というのを考えたほうがいいと思います。
すなわち、納豆を食べ続けている人たちが、統計的にガンになっているのか、ということを調べるわけです。
アルミの問題に関しては、もう20数年前になると思いますが、アメリカの学者が、アルツハイマーの脳にアルミが多いことを発見し、それが取り上げられて、アルミがアルツハイマーの原因になるといわれているわけです。
この場合は、調査資料がしっかりしていたようで、この学説は、現在でも通用しているわけです。
もちろん、この学説に対しても、アルミ業界が大きな痛手を受けるわけですから、多分、反論となる論文は発表されていると思います。
これに対する私個人の意見は、アルミよりはステンレスや鉄のほうが言いと考えています。
理由は、アルミは熱や摩擦で溶け易いし、人体にとっても有害物質となるからです。
さっそくメール送信させていただきます。
最近
納豆を毎日とると発ガンするとか
アルミ製品を使うとアルツハイマーになる
という研究結果をHPや新聞やニュース
などで見聞きして
なにをどうしてよいものか。。。と
ほとほと悩んでいた次第です。
よろしくおねがいいたします。
コメントありがとうございます。
この問題に対しては、断片的ではありますが、過去に記事としてアップしてきました。
添付して頂いたURLも見せて頂きましたが、ここに、勒弥さんへの回答を書きますと、添付URLへの反論になってしまい、プログ上では好ましくない結果になりそうですし、勒弥さんのURLが入っていませんので、ここでの回答は控えさせて頂きます。
勒弥さんの所在がわかりましたら、回答致しますので、ここにURLを入れて頂くか、当方へ直接メールして頂ければ、回答させて頂きます。
メールアドレスは、shinjo@iris-club.com です。
最近体調がすぐれず気分もどんよりし落ち込んだ感じになっていました。
ストレスなどはありません。
今日病院に行った時ドクターの問診で
玄米食を摂っています。と言ったら
「フィチン酸は良くないから白米に代えたほうが
いい。」と言われました。
自分なりに調べてみたのですが,よく分からなかったので先生にお聞きしようと思い,
コメントを書かせていただきました。
フィチン酸について書かれてたURLをつけてみました。
http://www.global-clean.com/html/akude-minerarubusoku_01.html
http://www.fukuimai.com/sub82.htm
http://www.tsuno.co.jp/j/press/kaihatsu2_2.htm
http://www.jspp.org/cgi-bin/17hiroba/question_index.cgi?show_page=11
アメリカに行けるだけで「羨ましい」と思い人も多いと思います。(笑)
そうですね、病気を作る実験なんてバカなことのようですが、
その頃はマクロビィオティックの講演活動を中心にしていた
頃で、講演では「胃潰瘍の原因は○○だから、このように
治療をすればいい」なんて話していました。
しかし、潰瘍の原因や治療法は、師事していた先生の講演
や本からの知識によるもので、常々「私が話している内容は
正しいのだろうか」という疑問を持っていました。
そんな時、ある聴講者から、「先生は元が元気だから、そんな
講演ができるのだ」と言われ、それが悔しくて「よし、潰瘍を
作ってみよう」と、実験を始めたのです。
その時、少し血を吐いたのと、胃の痛みが周期的にやって
くるのには「後悔」あるのみでしたが、その後は消化器系
の潰瘍に対しては、自信を持って治療に当たることができる
ようになったのです。
rice-addictさんなら、簡単に理解できる方法ですので、今度
機会がある時に説明させて頂きます。
微生物と潰瘍の実験というのが特にえげつないなと思っていました。詳しいことを知りたい気もしますが、確かにまねする人が出るといけないですね。潰瘍は十二指腸でやったことがありますが、わざと作るもんじゃありません(^-^;)。
私は「玄米の盲信者」ではありませんが、体調を整える時には、玄米が一番早い
と思っています。
ですから、重症の方が来られた時には、玄米を勧めますが、無理には勧めません。
その人が美味しいと思えばいいのですが、「不味い、不味い」と思いながら食べると、
栄養としての価値が落ちるからです。
このようなアルバイトは、医学部の学生に廻される場合が多いそうですので・・・。
でも、健康清涼飲料でよかったですねー。
薬品会社の職員などは、薬品での実験をアルバイトすることがあり、終了後はガタガタに
なっている場合があります。
その場合のバイト料は、17年ほど前の話ですが、一泊12万円ぐらいで、「一週間で結婚式
の費用にするんだ」という人がいました。
羨ましい!!!
>すさまじい実験ですね。
ここには書いてないのですが、微生物を飲んだ時には、1~2後にゲーゲー吐いてしまい、
もう少しで病院へ連れていかれるところでした。(笑)
(笑)なんて書きましたが、その時は正直言って「怖かった」。
髪の毛が抜ける実験や胃潰瘍を作る実験の時も少し焦りましたが、人間は必死になると
解決策が生まれてくるのは不思議です。
また機会がありましたら、それらの実験方法を書いてみたいとも思うのですが、体質改善
をしてない人が、やってしまう危険がありますので、迷い続けています。
簡単に言いますと、髪の毛を増やす方法や、胃潰瘍を治す方法の、逆の方法をすれば、
髪の毛は抜けますし、胃潰瘍も作れるのです。
しかし、このようなバカなことをして遊ぶ人は、あまりいないと思います。(笑)
いやいや、タダモノです。(笑)
この仕事しかできないから、自らいろんな体験をしたかっただけなのです。
ちょっと行き過ぎたところもあり、「変人扱い」されたことは言うまでもありません。
自分では、自分が一番普通の人と思っていたのですが、振り返ると、やはり普通
ではなかったような気がします。
週に何度か頂く「五穀米」程度では
どないも こないも ですね。
ま 先日のエステの話では ないですが
「食べた気になって.....」のささやかな満足感は
明日の不燃ゴミと一緒に 出そうと思っております。
帰りしだいコメントをさせて頂きます。
明日の晩には帰れると思います。
修行僧のようですね。