(学校で教えてくれない経済学)
「週明け10日、NY市場でテクのロジー、素材株が買われ値上がりした。水曜日(CPI),木曜日(PPI)インフレ指数発表、11日、12日予定のパウエルFRB議長米議会証言を控え全般様子見した。市場は「パウエル議長は、追加利下げを望んでいないと話す」と見ている。トランプ米大統領が鉄鋼、アルミに25%追加関税計画で鉄鋼、アルミ株が上げた。金属の
完成品にも適用される。新しい税率は3月4日に発効する。一方、中国は米国からの大型エンジン搭載車に10%追加関税を10日実施した。イーロン・マスク氏率いる「効率化省」(DOGE)は、政府のスリム化を進めている。一部の市場関係者は「トランプ氏が2期目就任後ノンストップでニュースが飛び込んで来る。その中で米株式市場は驚くほど落ち着いている。」と分析している。」と10日ブルームバーグ電子版が伝えた。
10日、NY市場でダウは44,470ドル、167ドル、0.38%高、S&P500は6,066と40ポイント、0.67%高、ナスダックは19,717と190ポイント、0.98%高で取引を終えた。個別銘柄ではエヌビディアが133.57ドル、2.87%高、5営業日続伸、その間15%上昇。米最大鉄鋼メーカー、ニューコアは137.58ドル、5.62%高とヤフーファイナンス電子版が伝えた。恐怖指数VIXは15.81と4.41%低下。米10年債利回りは4.501%と0.20%上昇。NY外為市場で1ドル=151.91円、0.40%安、1ユーロ=156.59円、1.34%安、1英ポンド=187.88円、1.51%安。NY原油(WTI)はバレル72.47ドル、2.07%高。北海ブレントは同76.11ドル、1.94%高。原油価格はここ1か月で10%値下りした。戻す余地が生まれた。一方、ハマス・イスラエル停戦合意が第二段階に入った。ハマス・イスラエルが相手を非難し始めた。OPECプラスは生産枠据え置き様子見している。新たな中東での地政学的リスクが原油相場を下支えしたと10日のブル^ムバーグが伝えた。
NY金はオンス2,936.80ドル、1.30%高。過去最高値を更新した。世界的な不安定化が背景にある。トランプ氏は「同盟国も非同盟国も関係なく、関税で脅している。これらは全て安全な金の魅力を高めている」と一部の市場関係者は話した。中国中央銀行は3か月連続で金を購入した。国内の大手保険会社に資産の最大1%の金購入の試験プロググラムとして認めた。」と10日、ブルーバーグ電子版は書いた。仮想通貨ビットコインは9万7,431ドル、1.41%高で取引された。
2月11日は建国記念日のためNHK/BS[ワールドニュース]は放送お休み。健康を失えば全て失う。不安定極まりない日々が続くが、健康第一で明るく元気に乗り切りたい。(了)