(学校で教えてくれない経済学)
なぜ米大リーグは高額な報酬を払えるのか。セリグ米コミッショナーが2010年に就任したあと年間85億ドル近いビズネスとして成長した。米大リーグビズネスの4本柱は①MLBインターナショナル(海外興行収入)(放映権など)、②MLBプロパティ―ズ(全国ネット放映権(オールスター、ワ―ルドシリーズ)、③MLBアドバンスドメディア(ウエブサイト運営(動画配信など)、④MLBネットワーク(MLB専門ケ―ブルテレビ)である。①交流戦、②ポストシーズン改良、③贅沢税、④WBCをはじめた。
「チームビズネスに加えてリーグビズネスに力を入れた。リーグビズネスでの狙いはチーム戦力の均衡化。収益の中から40~50億円をリーグに返す。①外国人制限なし、②FA制度、③代理人の存在が大きい。」と10日朝放送のNHK・BS「キャッチ!世界の情報」に出演した慶應大学名誉教授、池井優氏が話していた。面白かったのはNYヤンキースの様な強いチームに贅沢税を課す一方で最下位チ-ムのように弱いチ-ムには貧乏税をかけると話していた。ことしはオーストラリアでMLB開幕戦を行った。海外でマ―ケットを今後も増やしたい。日本、韓国でのビズネスを増やすとセリグコミッショナーは話したと池井氏は紹介していた。
9日付けのWSJ紙電子版の小さな記事に“GreeceDebt Sale Signals a New Phase(ギリシア国債販売再開、新段階)と言うタイトルで「ギリシアが長期国債発行の計画を発表、10年物ギリシャ国債が値上がり、利回りが5.837%へ下がった。2,012年1月には利回りは30%を超えていた。ギリシャ財務省高官は、ギリシャはポルトガルから6~7ケ月遅れている。アイルランドがポルトガルのマーケットへの復帰をリードした。いまポルトガルがギリシャをリードしてくれていると語った。ギリシア経済は依然、格闘を続けている。失業率は27.5%、緊縮財政実施の結果、ギリシャの生活水準は10年以上逆戻りしたままだ。ギリシャ国債はふれてはいけない代物だった。それが曲がりなりにも動き出した。新たな段階に入った。」と書いていた。
同じくWSJ紙電子版でAlexanndraScaggs記者は「米FOMC議事録発表後、4月9日のNY株式市場はハイテク株、バイオ関連株がリ―ドで反発、NYダウは前日比181ドル高、16,437ドルで取引を終えた。米FRB議事録では、FRBの早期利上げを意図していないことが分かった。アルコア決算が良かったことも相場を支援した。投資家はほっとした。米10年物国債利回りは2.695%へ上げた。ドルは対ユーロで売られたが、対円では買われ1ドル=102.06円、1ユーロ=141.38円で取引された。NY原油(WTI)は1.0%高、バレル103.60ドル、NY金は0.2%安、オンス1,305.50円だった。」と書いた。
日本のプロ野球選手の年俸は最高はジャイアンツの阿部捕手が6億円である。お金は全てではないが日本のプロ野球コミッショナーの鼎の軽重が問われることだけは確かだ。(了)
なぜ米大リーグは高額な報酬を払えるのか。セリグ米コミッショナーが2010年に就任したあと年間85億ドル近いビズネスとして成長した。米大リーグビズネスの4本柱は①MLBインターナショナル(海外興行収入)(放映権など)、②MLBプロパティ―ズ(全国ネット放映権(オールスター、ワ―ルドシリーズ)、③MLBアドバンスドメディア(ウエブサイト運営(動画配信など)、④MLBネットワーク(MLB専門ケ―ブルテレビ)である。①交流戦、②ポストシーズン改良、③贅沢税、④WBCをはじめた。
「チームビズネスに加えてリーグビズネスに力を入れた。リーグビズネスでの狙いはチーム戦力の均衡化。収益の中から40~50億円をリーグに返す。①外国人制限なし、②FA制度、③代理人の存在が大きい。」と10日朝放送のNHK・BS「キャッチ!世界の情報」に出演した慶應大学名誉教授、池井優氏が話していた。面白かったのはNYヤンキースの様な強いチームに贅沢税を課す一方で最下位チ-ムのように弱いチ-ムには貧乏税をかけると話していた。ことしはオーストラリアでMLB開幕戦を行った。海外でマ―ケットを今後も増やしたい。日本、韓国でのビズネスを増やすとセリグコミッショナーは話したと池井氏は紹介していた。
9日付けのWSJ紙電子版の小さな記事に“GreeceDebt Sale Signals a New Phase(ギリシア国債販売再開、新段階)と言うタイトルで「ギリシアが長期国債発行の計画を発表、10年物ギリシャ国債が値上がり、利回りが5.837%へ下がった。2,012年1月には利回りは30%を超えていた。ギリシャ財務省高官は、ギリシャはポルトガルから6~7ケ月遅れている。アイルランドがポルトガルのマーケットへの復帰をリードした。いまポルトガルがギリシャをリードしてくれていると語った。ギリシア経済は依然、格闘を続けている。失業率は27.5%、緊縮財政実施の結果、ギリシャの生活水準は10年以上逆戻りしたままだ。ギリシャ国債はふれてはいけない代物だった。それが曲がりなりにも動き出した。新たな段階に入った。」と書いていた。
同じくWSJ紙電子版でAlexanndraScaggs記者は「米FOMC議事録発表後、4月9日のNY株式市場はハイテク株、バイオ関連株がリ―ドで反発、NYダウは前日比181ドル高、16,437ドルで取引を終えた。米FRB議事録では、FRBの早期利上げを意図していないことが分かった。アルコア決算が良かったことも相場を支援した。投資家はほっとした。米10年物国債利回りは2.695%へ上げた。ドルは対ユーロで売られたが、対円では買われ1ドル=102.06円、1ユーロ=141.38円で取引された。NY原油(WTI)は1.0%高、バレル103.60ドル、NY金は0.2%安、オンス1,305.50円だった。」と書いた。
日本のプロ野球選手の年俸は最高はジャイアンツの阿部捕手が6億円である。お金は全てではないが日本のプロ野球コミッショナーの鼎の軽重が問われることだけは確かだ。(了)