ウヨロ川フットパスのこのエリアの楽しみの一つは、花を見ながら歩くことだろう。初夏の花が咲き始めた。
春一番に咲くセントソウ(仙洞草) セリ科 は実を結びつつあります。
カキドウシ(垣通)・連銭草 シソ科 芝生状の草原のエリアの拡大に伴い、分布を広げている。
芝生には、帰化植物のコテングクワガタ(小天狗鍬形)ゴマノハグサ科 が咲いている。
日当たりのよい道端ではオオヤマフスマ(大山衾)ナデシコ科 が咲き始めました。
林縁や草地で、オオアマドコロ(大甘野老) ユリ科が開花。
林内の散策路には、マムシグサ(蝮草)・コウライテンナンショウ (高麗天南星) サトイモ科 が咲き始めています。
アイヌ民族による利用
薬用
球茎:子宮病、神経痛にすりおろして足の裏に貼った。駆虫剤として丸呑みした。頭痛に刻んで布に包んで鉢巻きにした。
食用
塊茎:煮たり焼いたり生でも食べた。煮て魚油または筋子を潰したものをつけて食べた。
マムシグサは実にも塊茎にも毒があるので普通は食べられません。「マムシグサの毒性」
塊茎の中心部の黄色い部分に毒があるという。
咲き始めたズダヤクシュ(喘息薬種) ユキノシタ科 が、林内の散策路の傍に見られる。
繊細で美しい
萩の里自然公園では最も遅く咲き始める エゾノタチツボスミレ(蝦夷の立坪菫)スミレ科が開花。
ユキザサ(雪笹) ユリ科 が咲き始めました。
山菜取りも採り尽くして、ここ数年少なかったので、今年は例年になくチラホラ見る事ができるかもしれない。
ミヤマザクラ(深山桜)がもうすぐ満開です。