昨日から、トラストの森コースの雪解け+大雨で侵食を受け、歩きにくかった道を少し迂回させる作業と、一部の草刈りをしました。
20~30㎝ほど高い所を歩きます。少し高いだけで風景が違って見えるように感じます。
川原で羽根(翅)がオレンジ色でひらひらと悠然と飛ぶやや大型の美しいトンボを見かけました。今、昆虫図鑑「札幌の昆虫」を見ると、低山地の渓流に棲む、オオカワトンボの♂のように見えます。かつてはヒガシカワトンボとも呼ばれたようだが、DNA鑑定によりオオカワトンボと同種とされ、ニホンカワトンボとなったという。ニホンカワトンボ イトトンボ亜目 カワトンボ科 残念ながらカメラを持っていませんでした。
ヒメヘビイチゴ (姫蛇苺)バラ科 キジムシロ属(二人の館さん)が次々と花を咲かせています。
コナスビ(小茄子)サクラソウ科オカトラノオ属が咲いていました。ヨーロッパ原産の帰化植物だという。小茄子と書いてもナスの仲間とではないようだ。
シロバナニガナ(白花苦菜) キク科をみました。まだたくさん蕾を持っていたので、咲き始めでしょう。
フットパスの日当たりの良いどこかでは、ハナニガナ(花苦菜)も咲いているはずです。ヨコスト湿原ではシロバナニガナとハナニガナがほぼ同じ場所で見る事ができます。
ツルウメモドキ(蔓梅擬き)ニシキギ科 の雌花が咲いていました。
仲間のニシキギはもう咲いているかもしれません。マユミももうすぐです。共に地味な花ですが、秋の実が美しい。どれもトラストの森コースで見られます。
コースから少し外れますが高速道路の法面と道端に、エゾスカシユリ(蝦夷透百合)ユリ科が咲いています。「海岸草地や山地の岩場などに生える多年草」なので、土と一緒に運ばれてきたのかもしれません。ヨコスト海岸の砂丘のエゾスカシユリも丁度咲いているはずです。
今日のオーシャンファーム オーシャンファームや白老牛の牧場ではそろそろ本格的に一番牧草の刈取りが始まる頃です。