萩の里自然公園の上をほぼ東西に高圧送電線が走っている。
天気の良い日には送電線を間近に見る事ができる。
良く見ると等間隔に何かが付いているのが見える。
北海道電力が電線メーカーと1972年に共同開発した「難着雪リング」と呼ばれるものらしい。
湿った雪が降ると、電線に雪が付着しこれが大きく発達する事があるが、難着雪リングが大きくなるのを防ぐ働きをするらしい。
雪国の送電線には必ず付いているという。
大きく成長した雪が突然落ちると、送電鉄塔にかかる力がアンバランスになり鉄塔が倒壊する場合があるからだ。
雪害から送電線を守る難着雪電線/着雪防止用付属品(古河電気工業)
「ねじれ防止ダンパ」というものも必要らしい。重さ(10~22.5kg)によって、電線のねじれを防ぎ難着リングの効果を高めるという。
2012年11月 登別方面で規模の大きな停電があった。
66kV 幌別線№29 鉄塔倒壊について(北海道電力)を見ると、鉄塔が古く更新するらしいが、
一部に「捻れ防止ダンパ」が取り付けていなかったヵ所もあったようだ。
萩の里自然公園の上を通る送電線には「捻れ防止ダンパ」は付いているのだろうか。
萩の里自然公園内をウヨロ川へ向いフットパスを歩くと、樽前山と風不死岳そして最も左遠くに恵庭岳が見える。
写真を拡大すると、ほぼ等間隔に並んだ塔が見える。送電線ではないだろうか。
近所に建設中の太陽光発電所がかなり出来てきた。パネルの設置は終わったようだ。
電柱を設置工事が行われていた。
小規模なので、直接道路脇の電柱を這う電線に接続するらしい。
4月頃には我家も太陽光発電による電気を使用する事になるだろう。
ただ、看板には「宅地造成工事許可(届出)標識」と書かれている。
太陽光パネルを設置しない部分を宅地にするという事ではなく、
原野に太陽光発電設備を設置するには、宅地造成に関する工事の許可を受ける必要があるらしい。
宅地と原野では固定資産税が違う?
近所の比較的若い方の家の屋根に太陽光発電パネルが見られるようになってきた。