数日降雪がなかったので雪面表が少し硬くなっており、色々な落し物?がある。
昨日萩の里自然公園で目に付いたのは3つのドライフラワーだ。
ツルアジサイ(ゴトウズル)
イワガラミ
ノリウツギ (サビタ)
それぞれの花の時期を見ると違いがわかる。
どれもユキノシタ科の植物だ。ツルアジサイとイワガラミは、自分で体を支えず、他の樹木を支えにすることで高いところへ茎を伸ばすつる植物で、ノリウツギは林の縁や湿った草原など比較的日当りの良い所に見られる低木だ。
ユキノシタ科の特徴などは全く知らないが同じ仲間であるのが何となくわかる。
花に見える部分は装飾花(飾り花)で小さく目立たない両生花よりも早く開いて受粉を助けてくれる虫を誘う役割をするという。
最近よく感じるのは、自然の営みには「無駄」というのは無いのではという事だ。
では、受粉に全く無関係な真冬まで装飾花を残すのだろうか?
これを見て気付いた。装飾花は風を受ける面積を増やして種をなるべく遠くへ運んでもらう役割をしているのではないだろうか。
冬芽と葉痕を見るのも冬の里山散歩の楽しみだ。
ツルアジサイ
イワガラミ 瞑想中かな?
ノリウツギ 孫悟空?
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