1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

合宿

2005年11月20日 | Weblog
合宿に行ってきました。
いつも、どうして岩井なんだろうと思うんですが、あの大人数で合宿ができる場所って限られてるんでしょうねー。

どうして岩井なんだ、というのは、やはり不便だからです。
それにこの時代に水洗○イ○じゃないところがどうも・・・。

アメデオの合宿は、まず分奏から始まります。
分奏、という言葉はここに入って初めて聞いたんですが、1stマンドリン+2ndマンドリンのグループと、ドラ+チェロ+ギター+コントラバス+管のグループに分かれて、指揮者と練習することです。
部分的に細かく丁寧に練習できて、よかったです。

分奏のあとは合奏なんですが、いきなり人数が倍以上になるので、最初は音の洪水の中にいるような気がします。
自分が何を弾いているのか、わからなくなる。
そのせいか、さらにひとりひとりが大きく弾いて、余計にわからなくなってしまうような。
弱音を丁寧にきれいに響かせることが、このオケの課題かもしれません。

学生や、社会人になりたてのメンバーが中心の団体ではないのに(年齢層はかなり幅広い)、都心から2時間以上かかる合宿所に、これだけの大人数が集まって楽器を弾いているっていうところがすごいな、と思います。

5月の風コンサートでジョイントした韓国のオケのメンバーが2人演奏会に参加するそうで、なんと合宿にも来てました。
2日間のために、飛行機に乗って!
うーん、すごいなぁ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タテの線

2005年11月18日 | Weblog
自分の風邪は市販薬で治りつつあります。
息子も風邪で、昨日学校を休みました。

朝ぐずぐずしていたから、半ば強引に登校させたら、気分が悪くなったとかで、2時間目が終わってすぐに帰ってきてしまいました。
無理させるんじゃなかった・・・。
怠けと本当の病気との区別が難しいんです。まぁ自己申告を信用するしかないですが。
週明けから中間テストなのにだいじょうぶかしらん。

友人から興味深い話しを聞いたので、そのことを書きます。

先日の、とある演奏会。
私の友人は、とてもいい演奏だったと言っていました。
感想を引用すると・・・

----------
最初の1音でホール全体ががらりとブラームス色に変わって、おぉーと思いました。レベルの高い人たちがところどころ難儀そうに弾いている、見るからに難曲でしたが、重厚で聞きごたえありました
----------

数日後に、たまたま別の人の感想を聞く機会がありました。

----------
タテの線がそろってなくて、ダメだった
----------

私はホールに行けなかったので、なんとも言えません。想像するのみです。

このふたつの感想を聞いて、私の知り合いのプロの弦楽器奏者の方はこう思ったそうです。

----------
オケとかでタテの線をそろえたがるのが日本人で、どんな曲もまずタテの線をそろえなくちゃと、なりがち。
でもタテの線にこだわるより、フレーズや曲の流れがどこに向かっているかをより重視して、それが表現できるなら、タテの線が多少そろっていなくてもいい、ドイツのしかもブラームスの演奏は、そういう面が強い

指揮者は知らない人だけど、

もしかしてみんなの演奏をきちっとそろえて演奏させることにこだわるより、あのブラームスの曲を曲らしく弾かせるというか、曲を表現することに力を注いだのかもしれない

-----------

ここまで書くと、どこの演奏会だったかわかってしまいますが、問題はそこではありません。

確かに、タテを揃えなくちゃと思ってます。
これが基本だろう、と。
でも、きっとそのブラームスは、その基本をクリアして、さらに曲を表現した結果だったのかもしれません。

演奏会がどうだったか、というのは本当に主観の入ることなので、人の感想を鵜呑みにするのはよくないですね。
そのためには、やはり自分自身が足を運んで、自分がどう感じるかということを大事にしたい。
どう感じるかも、その時の自分の体調や心情によっても大きく違うはずです。
いつも、答えはひとつじゃないと思います。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥様は留守

2005年11月17日 | Weblog
今日はぽっかりと満月が浮かんでいました。

昼間家にいると、よくかかってくるのが勧誘電話です。
家庭教師、エステ、墓地、マンション、互助会・・・。

私が普通に電話に出ると、たいてい「お母さんいますか」と聞かれるんです。
電話の声がけっこう幼いようです。
そう言われたら、そのまま子どものふりをして、すぐ切ります。

最近は、「奥様はお留守なんですよ」とお手伝いさんになりきります。
「いつもお母さんが留守の家庭」よりも「お手伝いさんがいる家庭」のほうが、いいですから。
お上品に応対して、すぐ切ります。

それにしてもどんな名簿を持っているのか、よく電話のかかってくること。
本当にわずらわしいです。

車買取りのガリバーの無料査定というのをネットで申し込んだんですが、回答は電話なんです。概算でいいからメールで返事のほうがいいのに。
査定の結果は、想像した通り0円でした。
マイナスじゃないだけ、よかったと思わないといけないのかもしれません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

集中して練習するには

2005年11月16日 | Weblog
年のせいにするのはいやだけど、年々、集中力が長続きしなくなってきています。
生徒さんは年上が多いので、私以上に集中するのは難しいだろうと思い、いくつか気をつけていることがあります。

グループレッスンは漫然とやっていると、明らかに成果が上がりません。
学生時代の授業に例えるとわかりやすいと思います。

授業を受ける生徒数が多いとき、先生の講義を聞くだけという授業のとき、いつしか眠くなってしまいます。
でも、生徒に発言を求めるような先生の授業なら、うたた寝をする暇はありません。
いつ自分が当てられるか、という緊張感があるからです。

大人数のオケは、これと似ているような気がします。
自分が弾けなくても誰か弾いてくれるだろうという甘えがある。
弾いているふりで済ませることもできる。
弾けてなくても弾けている気になってしまう。
自分がどんな音を出しているかわからない。

私は、グループレッスンの時、1人弾きをしてもらいます。
技巧練習を1段づつとか、ほんの少しでいいんです。
これは効果あります。
次の練習日までの自己練習の時間も確実に増えますね。
全員で弾いていると、自分が間違えても気にならない(というか気付かない場合もある)けれど、1人で弾けば、どこが弾けてないかはっきりします。
教えるほうからすれば、弾けない原因は何か、ということがよくわかるので、アドバイスしやすくなります。

というわけで、オケの練習の座席、くじ引きにしたらどうかなぁ。
オケの合わせは、個人練習の場ではないので1人弾きさせるような時間は取れないし、そんなことをしなければならないとしたら、かなり悲しい状況ですね。

一番前で弾くかもしれない、という緊張感があれば、自宅練習も集中してできることでしょう。
そうでもないかしらん。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒田さんと同じ本!

2005年11月15日 | Weblog
今日は、ついつい結婚報道の特別番組を見てしまいました。

お昼頃のNHKで、黒田さんの友人が「小学校6年の頃、黒ちゃんとこの本を見ながらお菓子を作った」というエピソードを語っていました。
スタジオに持ち込まれていたのが、このお菓子の本。

まったく同じ本を私も持っているんです。
小学生の頃、お菓子の本を見るのが大好きでこれを買ってもらった記憶があります。
当時は自宅にオーブンが無かったので、「天火で」の章に載っているショートケーキやシュークリーム、フルーツケーキは、ただ作り方を熟読して憧れるだけのものでした。
もっぱら、「フライパンで」や「冷やし固めて」の章のものを作っていました。

その後、何冊も新しい本を買いましたが、この本は特別に好きで、ずっと手元に置いています。
それがテレビに映ったので本当に驚きました。
そして、なんだかとてもうれしかったのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来年の手帳を購入

2005年11月14日 | Weblog
手帳が店に並ぶと、新しい年が近づいていることを実感します。

今年使っていたのは、日曜始まりのカレンダーの1か月分見開きタイプ。
一般的に売っているのは月曜始まりが多いんです。
そんなことを去年の確か今ごろ日記に書いたら、とある親切な方(ふふ)が見つけて郵送してくださったんです。

この青い手帳には、1年間お世話になりました。
色合いもとても気に入ってました。

さて、来年はどうしようかなと思っていたところ、ニュースのコーナーで「手帳の売れ筋ベスト3」のようなものをたまたま見たんです。
そこで心惹かれたのが、「伊東屋24時間手帳」。
見開きが1週間(日曜始まり)で、縦に24時間分のスケジュールが書き込めます。
まさに私が求めていたタイプ。

というわけで、伊東屋に行ってきました。
青葉台の東急セミナーと同じビルに入っているので、通勤のついでに。

伊東屋は楽しいです。
クリスマスカードだけでも本当に数が多いし、特に祝儀袋系が充実している気もします。場所柄、こういう需要が多いのかもしれません。
同じ横浜でありながら、私の住んでいるところと青葉台って街の雰囲気がかなり違うんです。
横浜駅近辺とも違う。
なんかこう、とても上品なんです。

手帳と一緒に、クリスマス用のメモ帳と、小さなメッセージカードも買いました。
こういうのを用意しておくと、ちょっとしたプレゼントを贈る時にひとこと添えられるので便利です。
あわてて買いに行くと、たいてい気に入ったものが見つからなくて困るので。

仕事帰りに電車で新しい手帳を広げていたら、乗り過ごしそうになりました。
来年も、楽しいスケジュールがたくさん書き込めますように。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資生堂美容セミナー

2005年11月13日 | Weblog
先日、エイジングケアセミナーに参加しました。

「いつまでも美しくありたい。そんな女性の気持ちに応えるためのセミナー」

ということで、姉を誘って、大崎ゲートシティへ。
富士山がきれいに見える、眺めが素晴らしい会場でした。

レクチャーを受けた後、100分間のお手入れレッスン。
1グループ(9人)に、インストラクターが1人付き、コットンの持ち方から丁寧に指導してくれました。

アンチエイジングの決め手は、「レチノール」らしいです。
レチノールリキッドをたっぷり含んだシート状マスクを試したら、確かに効果が実感できました。
おみやげもたっぷりいただき、とても楽しいセミナーでした。

お化粧品の力は大きいと思うけれど、一番たいせつなのは「美しくありたい」と思う気持ちそのものなのかもしれません。

楽器も、「自分にはどうせ無理」とか「せいぜいこの程度」とか決め付けず、憧れるものを追い求める気持ちを持ち続けたいと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来月、加賀城浩光さんが高円寺に!

2005年11月12日 | Weblog
昨日の演奏会のことも、今日のアンチエイジングセミナーのことも、書きたいことがたくさんあるんですが、それは明日以降にします。

前に書いた、加賀城さん(マンドチェロ)の演奏会の詳細が決まりました。

日時:12月10日(土)19時開演
場所:片岡マンドリン研究所(高円寺)
会費:3000円(ワイン付き)予約をお願します

主な演奏曲目

12月の夜に
遠い星
酒よ人の望みの喜びよ
Consolation

どうぞよろしくお願します。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チェコフィル

2005年11月11日 | Weblog
演奏会に行きました。小川典子さんのプロコフィエフ、すごかった。演奏会後、アメデオの人達&友人と食事して、まだ家に着いてません~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日を求める蛾の願い

2005年11月10日 | Weblog
母校で毎年、銀祝式典というものがとり行われています。
卒業25周年を記念する式典です。
学長から、出席者一人一人にラテン語の祝状が手渡され、その後はパーティーらしいので、盛大な同窓会のようなものですね。

考えてみると、卒業してから一度も母校に行っていません。
そうなると、やはり自分の銀祝の時くらいは行ってみたい気がします。

年に数回、学校の発行しているニュースが郵送で届くので、懐かしい気持ちで読んでいます。
今回は、その銀祝式典の記事が大きく出ていました。

参加者の代表挨拶を読んで、内容の立派さに、なんだか頭が下がる思いです。

『英文学概論の最初の講義で、教授は英国のロマン派の詩人P.B.シェリーの詩を引用なさいました。
「星を求める蛾の願い、朝にあこがれる夜の思い」。
星のごとくの理想を求めて学ぶこと、常に憧れに向かって学ぶ姿こそ、これからの私たちの姿勢なのだと。

そして、「いのち、こころ、ことば」の公式を説かれました。
「いのち」のほとばしりが「こころ」であり、こころが形となって現れるのが「ことば」であると。

それは私の人生の羅針盤となり、今日に至っています。』

卒業年度は何年か違いますが、その教授の講義は私も受けているので、同じような話を聞いたはずなんです。
それなのに私はちっとも覚えてない・・・。
かたや人生の羅針盤となっているのに~。

卒業後の自分、そしてこれからについて、いつになくあれこれ考えさせられました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする