1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

イム・ドンミン

2005年11月04日 | Weblog
第24回横浜市招待国際ピアノ演奏会に行ってきました。

昨日は小ホールでピアノソロ。
今日は大ホールでコンチェルトでした。

今日のプログラム

モーツァルト:歌劇《魔笛》序曲

デイヴィッド・グレイルザンマー(イスラエル)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調K491

イム・ドンミン(韓国)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調作品11


チケットを買ったのがつい最近だったので、かなり後ろか、かなり前かの、どちらかしか選べず、前から3列目でした。
みなとみらいホールは舞台が低いからいいや、と思っていたんですが、実際座ってみると座席は結構うずもれているような感じでした。
ピアノは見えたけど、管楽器はまるで見えなかった・・・。

モーツァルトのコンチェルトはよく演奏されるんでしょうか。
聴いたのは初めてでした。
慣れ親しんだショパンのコンチェルトに比べると、曲そのものがちょっと地味な感じ。
ピアノはよかったと思います。って書き方も変ですね・・・。
アンコールを弾く前に、曲の解説をしてくれたのがよかったです。
「アリア」と言っていたと思うんですが、作曲者は忘れてしまいました。
2年前に彼のために書かれた曲、ということで、いかにも現代曲という感じの曲でした。

今日の演奏会、イム・ドンミン目当ての人が多かったのではないでしょうか。
ついこの前ショパン国際コンクール3位入賞というのは、やはりかなりの宣伝効果がありますね。

アンコールを黙って弾き始めたので何の曲かと思ったら、冬のソナタの、確か「初めて」という曲でした。

プロフィールを見てびっくりしたんですが、イム・ドンミンは9歳でピアノを始めて、その3年後には3つの著名国内コンクールで優勝しているんです。

昨日出演したアンドレイ・コロベイニコフは、ピアノでの活躍のほかに、12歳でモスクワの法科大学に入学しているし、しかも去年はエスペラント語の弁論大会(世界大会)で2位を取ってるらしい。

どれかひとつだって滅多にできないことなのに、それを1人でいくつもやり遂げているんです。
同じ人間でも、まるで出来が違うんだなぁ。
コメント
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