「暑さ寒さも彼岸まで」などと昔の人が言うとおり、彼岸の中日を明日に控えて21度のポカポカ陽気。
朝から田舎の先祖の墓にお参りに行った。

お墓のサクラは子供の頃は早く咲いていた記憶があるが、今日のところソメイヨシノ系統なのだろうかまだ咲いていなかった。
回りを見回すと2本くらい咲いているのが見えた。
いずれも昔から見慣れているヤマザクラである。

私がヤマザクラが好きなのは、きっと子供の時から見慣れていて、サクラと言えば直ぐお墓のヤマザクラをイメージしながら育ったからかも知れない。
静かなお墓にウグイスの鳴き声が響いていた。
今の時期のウグイスにしては、鳴き方が上手で、ご丁寧に谷渡りの節までつけて鳴いてみせてくれる。
お墓にはもう一組の老夫婦がお墓の手入れなどをしておられたが、サクラを撮すため近寄ると向こうの方から近づいてきて、お互いに名乗りあうはめになった。
で、驚いたことに先方は同級生の兄さんで、私の小・中学生の頃の事までかなり承知されている様子だった。
その同級生は兄弟が多く、下から二番目くらいだったが今日お会いした方との間にはまだ2~3人くらい兄弟がいたと記憶する。
私と同じように故郷から少し離れた町に居を構えておられ、とても元気そうだった。
ある意味ご先祖が引き合わせてくれたということになる。
こうした感慨に浸るのも、私も年寄りの領域に入ったということなのだろう。

庭のニワウメも満開を過ぎて散り始めた。
花は咲いたらやがて散っていく。
人もまた同じだ。
ただ、順不同はよろしくない。
番狂わせは大相撲だけにしてもらって、人の死は順番を遵守して欲しい。
「年の順ならば納得する葬儀」・・・しろ猫

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朝から田舎の先祖の墓にお参りに行った。

お墓のサクラは子供の頃は早く咲いていた記憶があるが、今日のところソメイヨシノ系統なのだろうかまだ咲いていなかった。
回りを見回すと2本くらい咲いているのが見えた。
いずれも昔から見慣れているヤマザクラである。

私がヤマザクラが好きなのは、きっと子供の時から見慣れていて、サクラと言えば直ぐお墓のヤマザクラをイメージしながら育ったからかも知れない。
静かなお墓にウグイスの鳴き声が響いていた。
今の時期のウグイスにしては、鳴き方が上手で、ご丁寧に谷渡りの節までつけて鳴いてみせてくれる。
お墓にはもう一組の老夫婦がお墓の手入れなどをしておられたが、サクラを撮すため近寄ると向こうの方から近づいてきて、お互いに名乗りあうはめになった。
で、驚いたことに先方は同級生の兄さんで、私の小・中学生の頃の事までかなり承知されている様子だった。
その同級生は兄弟が多く、下から二番目くらいだったが今日お会いした方との間にはまだ2~3人くらい兄弟がいたと記憶する。
私と同じように故郷から少し離れた町に居を構えておられ、とても元気そうだった。
ある意味ご先祖が引き合わせてくれたということになる。
こうした感慨に浸るのも、私も年寄りの領域に入ったということなのだろう。

庭のニワウメも満開を過ぎて散り始めた。
花は咲いたらやがて散っていく。
人もまた同じだ。
ただ、順不同はよろしくない。
番狂わせは大相撲だけにしてもらって、人の死は順番を遵守して欲しい。
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