カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

黒詫助と君子蘭の物語

2019-03-28 10:56:06 | 日常あれこれ
 変わり種の鉢の椿が一輪開花した。

 頂き物の椿は5~6種有るが、これだけが葉っぱも花の色も一風変わっている。

 
 (黒侘助)

 くれた方も名に無頓着で、名を聞いた私にただ「クロ」とだけ答えたものだった。

 一代目は枯れてしまって、そのことを知った贈り主が再び送ってくれた二代目である。

 あれから5年以上経っているはずだが、二代目が初めて花を咲かせた。

 慌ててネットで調べたら、どうやら「黒侘助」という名前に辿り着いた。

 侘助でも十分に侘びた感じの名なのに、黒までついたら暗さに拍車が掛かる。

 調べるうちに椿の世界も奥が深そうな気配が漂っていた。

 この漂う気配というやつが何事においても曲者で、対応次第ではややこしい話になる。

 家の中では、例年より1ヶ月くらい早く君子蘭が咲こうとしている。

 
 (君子蘭)

 黒侘助と同じ時期に蕾が出来たのだが、椿の方が早かった。

 それでも例年は4月下旬頃に咲いていたのに今年はどうしたのだろう。

 地震では置いてある靴箱の上から、二度の震度7でご丁寧に二度とも靴箱ごと転落した。

 靴箱は足が折れてしまい、応急的に私が処置したその時のままで現在至っている。

 君子蘭も葉っぱが先の方が切れてしまい、哀れな姿で靴箱に乗っていたが地震の翌年からは花を咲かせた。

 あっぱれな君子蘭と、目立たぬ場所の黒詫助、共に至らぬ持ち主に文句の一つも言いたかろうに・・。

 「季は花に憂いは本に訊いてみる」・・・しろ猫

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コメント (2)
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