カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

胡蝶蘭とツルニチソウの物語

2019-03-26 09:01:32 | 日常あれこれ
 相方が着付けの友人から、処分するという胡蝶蘭の苗を4本貰ってきたのは昨年末のこと。

 100円ショップから鉢を買ってきて、取り敢えず植えてみたが2本は正に瀕死の状態。

 ただ2本は何とかなりそうで、暫くしたら花芽らしき突起が枝の間に見え始めた。

 
 (胡蝶蘭)

 花芽はドンドン伸びてとうとう先週辺りから1個また1個と花が咲き始め現在5個くらい花が咲いている。 

 我が家に以前からある小振りの胡蝶蘭は、今年は咲く素振りも見せない。

 胡蝶蘭を処分すると言った相方の友人も「あれ~咲いたのォ」などと我が家を訪れて面白がっていた。

 帰りには我が家のシンビジウムを1鉢持って帰った。

 我が家の手入れが不十分なので、持って帰って植え替えて立派にしてみせるというのである。

 まあ、早い話が胡蝶蘭とシンビジウムの交換トレードというやつである。

 
 (ツルニチソウ)

 庭ではツルニチソウの花が一輪咲いている。

 隣家の境界の花壇に植えていたものだが、地震でブロックが崩落し工事のため鉢に植え替えていたものだ。

 このツルニチソウは、相方と町内をウオーキングの最中に見かけた花壇に沢山咲いていて、相方が見とれていたら庭の手入れ中の女性が「よかったらどうぞ」とくれたものである。

 「どんどん増えて迷惑しているのよ」という台詞つきだったが・・・。

 確かに縦横無尽、勝手気ままに蔓が伸びて困ってしまう事態になったが花は一度も咲かなかった。

 増えないように鉢に植えてフェンス沿いに蔓を伸ばすようにしていたら、なんと今年は花が咲いた。

 花でも咲かせないと捨てられるとでも思ったのだろうか。

 ツルニチソウが迷惑だといっていた女性の家は、地震で壊れて更地になっており庭は跡形も無かった。

 あそのこ庭のツルニチソウの子孫は、我が家で取り敢えず生きながらえたことになる。

 植物が紡ぎ出す物語もけっこう面白く展開するものなのだ。

 「たんぽぽの綿吹く子の目鼻に寄り」・・・しろ猫

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コメント
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