カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

熊本城、久々の登城

2020-06-02 17:14:07 | 熊本地震
 句会参加のため街に出かけた。

 おりから、熊本城の特別公開が始まったので、半分はそちらに期待を込めていた。

 吟社の句会も、熊本城の特別公開も、新型コロナウイルスにしてやられて、中止や延期になっていたのだ。

 当初は、県内だけの公開ということで、逐次全国公開への移行するらしい。

 少し早めに家を出て、熊本城を周った後に句会の会場に向かうことにした。

 
 (新緑の熊本城)

 城彩苑に回って、二の丸広場の方に歩いた。

 多分、特別公開のための特設通路は、二の丸の方から伸びていると勝手に思い込んでいたのだ。

 確かに二の丸広場の一角に受付ブースがあって、所用の申込用紙に記入し500円也を払うとチケットを貰える。

 ところが、入り口は行幸坂の中腹位に設置されていているとかで、登って来た道を下ることになった。

 
 (特設のゲート)

 このゲートにくるまでに、かなりの数の誘導員に誘導された。

 いきなり昇り階段になるが、エレベーターも設置されている。

 
 (特設の通路)

 見学コースは特設の通路が出来ている。

 横断歩道橋の親方みたいな、とても大きな架設橋で空中回廊といった風情がある。

 
 (武者返しの石垣と天守閣)

 今までは、下の方の地面を歩きながら石垣を見上げ、やがて天守を見上げという順序だったが、一挙に眼前に展開する。

 石垣と、本丸御殿と天守閣が一緒に見えるアングルは、通常ならドローンなどにお世話になる必要がある。

 見慣れない角度から城内を見ることが出来るので、とても新鮮である。

 
 (本丸御殿の地下通路)

 通常は、この地下通路の先の方の光の射す方向から入場していたが、特設のコースはこれを横切ることになる。

 大銀杏の直ぐ脇に上がると、天守閣前の広場に出るが、ほぼ工事用資材で埋め尽くされている。

 
 (熊本城天守閣)

 お城の修復の優先順位は知らないが、取り敢えず大天守と小天守が急がれているようだ。

 本丸の周りの櫓は、殆ど崩落していたり取り壊されていたりして、石垣の端の向こうには直ぐ熊本の市街が見える。

 架設のコースから見下ろすと、彼方こちらに石垣や建物の崩落が見られ、かなり先の長い修復作業であることがわかる。

 てなことを、考えながら歩いていたら、電話がきた。

 句会の会場の、副主幹からで、「今どこ?」という電話。

 「熊本城です。すぐ行きます」と言いつつ、会場に急いだ。

 まだ時間は十分ある筈だが、久々なので皆さん集合が早いようだ。

 マスクをかけての、28度の炎天下の急ぎ足は暑かった。

 城内の他の様子や、句会の様子などはまた明日のことにしよう。

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コメント
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