カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

梅雨の晴れ間

2020-06-21 10:07:01 | 日常あれこれ
 コロナ騒ぎでウオーキングが疎かになっていた。

 やっと自粛要請が緩和されてたと思ったら、梅雨が追い打ちをかけている。

 などと、運動をサボる理由は際限もない。

 梅雨の晴れ間は、貴重なひと時とばかり一日に二度、方向を変えて歩きに出た。

 
 (田植えが始まった田んぼ)

 町の南側の水田地帯では、田植えが始まった。

 ざっと見渡したところ、田植えの終わった田んぼは半分くらい。

 まだ代掻きをしているトラクターも見える。

 
 (子供たちの野球大会)

 4面の野球専用グラウンドのある町民グラウンドからは、子供たちの元気な声が聞こえてきた。

 隣町の学校の野球大会らしい横断幕が掲げられていた。

 家族の応援もあって、それなりに賑わっていた。

 それでも、半分は楽しく半分は警戒しつつといったところ。

 
 
 それでも、こうしたスポーツにはよくありがちな、ついうっかりといつもの習慣がでることがある。

 さあ、いくぞ!となると、つい密集したりする。

 ハイタッチは駄目といっても、ガッツポーズや付随するハイタッチはワンセット動作として習性化している。

 夕方になって涼しくなったころ、今度は町の北側の台地上を歩く。

 
 (解体され始めた仮設住宅)

 復興公営住宅が数か所に建設され、仮設住宅からの引っ越しが始まった。

 また数か所に分散している仮設住宅も、維持管理や入居者のバラツキなどから、特定の仮設住宅に集約が進められている。

 解体が始まった仮設住宅団地の直ぐ傍には、新しい復興公営住宅が建設され既に入居者は新しい生活を始めている。

 

 田植えを控え、水だけが張られた夕暮れの田んぼに、見慣れない光景が展開していた。

 地震前のコミュニティーから、仮設住宅での避難者同士のコミュニティーへ、そしてまた復興公営住宅での新しい人間関係など目まぐるしく変わっていく。

 幸い元の場所に、自宅の再建が出来た人も近所には元居た人はなく、新しい人が移り住んで来たりする。

 わが三町内の班でも、5世帯が引っ越して行き、4世帯が新しい住居を建て入居してきた。

 建物が変わり、人が変わりする変化の激しいところに、コロナは新しい変化を求めて来た。

 

 変わらないのは、梅雨の合間の夕暮れの、茜色に染まる空くらいなもの。

 隣県で暮らす子供たちとも、相互訪問も思いとどまっている。

 新入学や新入園の孫たちも、気にはなるが今は様子見が賢明のような気がする。

 新型コロナウイルスからの解放は、梅雨の晴れ間のようなもので、まだ遠い。

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コメント
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