カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

熊本城、久々の登城(2)

2020-06-03 10:54:00 | おでかけ
 熊本城は、特別に設置された架設の見学路を通りながら、修復途上の天守閣の近くまで行くことが出来る。

 現在のところ、限定的に県内在住者に限り入場が出来るが、いずれ一般開放も近いと思う。

 
 (架設の見学路)

 入り口付近と、本丸御殿の付近で2度ほど高さが変わる。

 階段とエレベーターで対応している。

 日頃見えにくいアングルでの景色が見えるかわりに、地震の被害も眼前に展開する

 
 
 
 さらなる崩落等を防ぐための処置を施してあったり、そのままのところもある。

 除去した石垣等は、番号等を付与して集められたり、近くで保管されたりして修復を待つ。

 
 (修復待ちの石垣)

 人々がどっと押しかける状態にはないので、平日は比較的ゆったりと見学できる。

 受付表には00時~00時というように、1時間刻みに指定されているが、運用は緩やかで厳密ではない。

 ただし、コース以外への進入や、消毒・人との間隔などは厳しいチェックがなされている。

 
 (城彩苑付近の紫陽花)
 
 (肥後六花の菖蒲)

 まだまだ、イベントをうてる状況にもないので、自然を楽しむということになる。

 森の都の象徴としての熊本城なので、緑は多い。

 
 (飯田丸付近の葉桜と石垣)

 奇跡的に僅かな石垣に支えられて、崩落を免れた飯田丸は解体され、石垣の修復中である。

 この修復の過程で、細川時代の石垣の中から、創建時の清正の時代の石垣が発見された。

 貴重な資料として、現在は調査が進められている。

 やがて、写真のブルーシートに覆われた崩落部分が修復されると、見えている後方の高い石垣部分も隠れてしまう。

 熊本城の当初の再建も、西南戦争以前の消失する前の残された写真が貴重な参考資料となっている。

 今度の地震で明らかにされた、熊本城全体を含む各種の資料は最新の8K映像などで記録されていると聞く。

 20年は掛かると見積もられる石垣等の修復も、全国から集まった石積みの技術者たちの貴重な研修の場となっているようだ。

 修復過程を時々は見学するため、登城したいと思っている。

 「ささやかな一口城主また御な~りィ~」・・・・しろ猫

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コメント
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