カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

梅雨の庭木たち

2020-06-13 11:10:36 | 日常あれこれ
 モミジ(青鴫立)の葉っぱの色が少し変わり始めた。

 若葉のうす緑からだんだんと深い緑になり、そして白みを帯びた部分が増えてきた。

 
 (モミジ:青鴫立)

 葉脈の部分だけを残して、少しずつ葉っぱが白みを帯びてくる。

 一度に変化せずに上部の枝の方から順次変化していく。

 葉脈と葉のコントラスト、それに変化しているものと以前のままの葉っぱの色の混在。

 複雑に絡み合って、混雑した様が、浜辺に何千羽と群れている「鴫」(浜千鳥)等に例えられ、それが命名の由来と聞く。

 このモミジは、名前(青鴫立)からして、姿形も色合いも今の時期が一番の見頃ということになる。

 このモミジの葉は、紅葉せずに秋口には無残な姿で散ってしまう。

 ただ、散った後に出てきた大きな新葉は、山の紅葉が無くなった後に、師走から新年にかけて雪の中で紅葉したりする。

 とても、変化に富んだ面白いモミジである。

 梅雨の雨の中で、喜んでいるのがもう一つある。

 
 (黒竹)

 1本を除いて、ことごとく斜めにタケノコが現れ、どうなる事かと思っていたら、急カーブしながら軌道修正し真っすぐ伸びている。

 駄目ならタケノコとして試食するつもりだったが、みな正常に成長し親竹より幹回りも身長も大きくなった。

 ただ、名前は黒竹でも若い間は普通の竹と同じく緑色をしている。

 2~3年すると段々と茶色~黒味を帯びてくる。

 野生の動物が子供の頃は、両親とは毛色が似ていないものの成長するとだんだん本来の毛色になっていくのと同じ。

 竹の場合はかなりの年数がかかる。

 モミジの直ぐ脇の、サツキはもう花も終わりに近づいた。

 
 (サツキとトカゲ)

 このサツキは、一本の木なのに枝が増えて、こんもりと盛り上がって通行の邪魔にもなりかけている。

 花が終ったら、今年はすこし大げさに剪定して、小さくしようと思っている。

 このサツキには、トカゲが住んでいて、梅雨の間の雨の降らない時には顔を出したりする。

 

 飛んでくる虫などが目当てなのだろうが、なかなか面白い動作をするし、顔もよく見ると剽軽な顔をしている。

 少々カメラを近づけても平気そうで、危ういと思ったら密生した枝葉の中に潜り込む。

 もっぱらサツキを縄張りにしている一匹である。

 よく見かける場所が、3~4か所あるが一匹が移動しているのではなく、3グループくらいが生息域を決めて生活しているのではないかと思っている。

 トカゲもヤモリも害虫駆除に一役かってくれるし、共存共栄ということで。

 小さな庭でも、植物や小動物が生きていく管理下の大自然。

 梅雨の幕間の庭の管理は、管理人がいい加減ゆえに難しい。

 出来ない言い訳が、次から次と湧いてきて・・・。

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コメント
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