カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

江津湖畔を歩く

2020-11-14 10:37:16 | 日常あれこれ
 九州山地の高い地域は、もう紅葉も終わったとテレビは言っていた。

 中山間地が見頃で、平地は今週末頃などと言っていた。

 少し冷えれば一気に紅葉は進んだりするので、期待はずれの場所もでてくる。

 先日は江津湖まで脚を伸ばして、様子を見てきた。

 
 (下江津湖ボートハウス付近)

 のどかな風景が広がる下江津湖だった。

 
 (上江津湖の紅葉)

 紅葉は始まったばかりで、色づき始めた木々を求めて歩くので、いかにも付近一帯が紅葉しているかのように写ってしまう。

 

 まだ緑の葉っぱが大部分で、遠く水面越しに紅葉を見るとそこへ向かって歩く。

 江津湖は意識して紅葉の美しい木を植栽しているわけではないようだ。

 ただ、落葉の広葉樹がけっこう多いので、綺麗に色づかないまま落葉するものも多い。

 
 (水面の渡り鳥たち)

 俄然渡り鳥の姿が多くなってきた。

 水面には、数カ所「カワセミ」用の枝が突き刺してある場所があって、密かにカメラマンがチャンスを狙っている。

 カメラマンがたむろする一角があるが、どうやら今日も諦めの雰囲気が漂っていた。

 
 (芭蕉の花と実)

 芭蕉園には、花の付け根付近に小さな芭蕉の実がついていた。

 バナナの子供といった感じである。

 芭蕉の実も独特の調理法で食べられるらしい。

 高浜虚子の「縦横に水の流れや芭蕉林」の句碑が建っていて、直ぐ傍には夏目漱石の「ふるい寄せ白魚崩れん許りなり」の句碑も建っている。

 付近には半分野良風の猫がウロウロして、吾輩も猫であると言いたそうだった。

 作句用の句帳を手に、一見して吟行会だなという一団に遭遇した。

 歩いてよし、作句してよし、今の時期の江津湖はゆっくり過すには丁度良い。

 「時々は時間の向こう覗き見る」・・・・しろ猫

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする