カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

季節外れに時期遅れ

2020-11-11 13:22:44 | 日常あれこれ
 暦の上では初冬だが、紅葉を求めてウロウロしている当方としては、まだ秋は現在進行形。

 敢えて言うなら、秋と冬との二つの季節が行き会う時期。

 しかし、未だに時期遅れを通り越して、時季外れのものも見られる。

 その一番手はモミジ。

 
 (モミジ:青鴫立)

 最近新葉が出て、花まで咲き出した。

 その新葉も、出てくる時期が二段階に前後し、少しずつずれている。

 

 早めに夏の終わりに芽を出した葉っぱは、もう緑が濃くて最近のものはまだ黄色に近い薄緑色。

 春先にでてくる、小さな独特の模様が入った葉ではなくて、大きめの葉っぱである。

 この新しい葉が、鮮やかに紅葉するのは冬の寒さに縮こまる12月中旬以降になる。

 そして、変わり種二番手は朝顔。

 
 (朝顔)

 二度目の開花で、咲き方は蔦が短く花は円形をしていない。

 去年と同じように、フラメンコダンサーのスカートに似た感じ。

 これが、時期遅れの2輪目である。

 今年は鉢の数が多くなったから、少し賑やかになるかも。

 さて、三番手はクンシラン。

 
 (クンシラン)

 同じ鉢の中に、3株の幹が伸びているが、今年花が咲いたのはそのうちの1株だけだった。

 今朝水やりをしようと思って覗いたら、赤いものが葉の間に見えた。

 どうみても新芽の出始めの色ではない。

 かと言って、花期は通常4月中旬から下旬の頃で完全に遅れたというより時期が違う。

 通常花芽は、新芽のようにぐんぐん伸びて、その先端にオレンジ色の鮮やかな花が咲く。

 顔を見せ始める時期から、赤い色を帯びたものが出てくるのは我が家では前代未聞。

 夏の雲と秋の雲が、入れ替わったり混交して空に浮かぶ様を、行き合いの雲と言うそうだが、我が家では初夏と初冬が行き合っている。

 コロナで、猛暑の中でもマスクを着けることが日常になると季語も困ったことになる。

 使われなくなった言葉や風物も、俳句の世界では引っ張り出して使うから、まあ気にすることないか。

 「金色の千鳥になって銀杏舞う」・・・・しろ猫

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コメント (2)
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