カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

紅葉狩り(二俣橋・八角トンネル・3300段の石段など)

2020-11-17 16:15:30 | おでかけ
 紅葉の時期を待って、出かける予定にしていた二俣橋や釈迦院に出かけた。

 天候は下り坂に向かっているようだが、出かけている間中はまず大丈夫とふんだ。

 
 (二俣橋の黄葉)

 ここは銀杏が名物で、散った後でも地上の葉っぱが楽しめる。

 恋人達の聖地だそうで、鐘のモニュメントなどが橋のたもとに建っている。

 
  
 付近の山も色づいていた。

 駐車場を間違えて、ちょっとした広場に駐めていたら、親切な人が11時半頃が太陽の光が反射してハート型に見える時期だと教えてくれた。

 それまでの間、直ぐ傍の「八角トンネル」でも見に行ったらどうかともアドバイス。

 駐車場を間違えて、そこの広場に車を停めているが差し支えないかと聞くと、自分の土地だから大丈夫だという話。

 道順を教えて貰って、相方とテクテク歩く。

 廃線になって久しい熊延鉄道の跡を100mほど歩くと八角形の構造物が見えてきた。

 
 (八角トンネル)

 新聞で紹介されて以来急に名所になってしまった。

 一本のトンネルというわけではなくて、2~3mくらいの幅のコンクリート構造物が、空間を空けながら数個続いている。

 崖などの崩落の危険性のある場所だけ、この方法で防護の処置がとられていて、トンネルのように見えるのだ。

 こうした構造物は、沿線に数カ所はあるようだが、ハート型の太陽を巻き込んだセレモニーの時間もあるので引き返した。

 途中で八角トンネルを探しているらしい若い女性3人組に出会うと、相方が得意そうに最初のおじさんが説明してくれたとおりに道順を説明していた。

 二俣橋に戻ったが、少し早すぎて太陽の移動時間待ちになった。

 
 (ハート型に写る予定の場所で試し撮り)

 ファインダーを覗きながら、ベストポジションを探した。

 ついでに試し撮りをして確認してみる。

 時間的に少し早いので、ハート型の下の部分が未完成である。

 そうこうする内に、若い女性3人組も八角トンネルから戻ってきた。

 皆さんちゃんと時刻を把握していて、時間前には老若男女がゾロゾロと集まってくる。

 二俣橋のもう一方の橋の上は、にわか撮影大会の様相を呈してきた。

 ところが、肝心の時間帯に薄雲がかかりはじめ、ハートのコントラストがぼやけてきた。

 結局、一番ハッキリ写っていたのは、私が最初の試し撮りした画像ということになってしまった。

 また、天気の良い日に訪れることにして、来たついでに次の石橋(馬門橋)に向かった。

 
 (馬門橋)

 これはまた、風情のある石橋だった。

 車を国道脇の駐車スペースに駐めて、棚田の横の下り坂を歩いた。

 途中で、この辺りの集落の人に出会った。

 挨拶をすると、付近の田んぼの持ち主で「この道路を進むとイノシシ除けの柵の扉がある」とのこと。

 「通行して貰ってもかまわないが、扉の開閉後ぴっちり閉める処置をお願いします」とのことだった。

 先ほどの二俣橋の空き地の所有者といい、今度のイノシシ除けの設置者といい、何と間の良い偶然の出会いであることか。

 しかしまあ、気をつけて見ると延々とイノシシ除けの柵が設けられていることに気がついた。

 途中のダム湖の横で、かつては整備されていた様子が窺える公園の跡で、おにぎりの昼食を頂く。

 午後は、釈迦院へ向かう3300段の日本一の石段へ向かう。

 
 (釈迦院:3300段の登り口)

 相方は完全に、階段を拒否。

 私も、かなり昔の若い頃に二度ほど登ったことはあるが、今更チャレンジする気にはならない。

 

 登り口の周辺でも、それなりに結構な紅葉を見ることが出来る。

 

 黄色や赤と、目にも鮮やかな色模様。

 今年の紅葉は、十分堪能させて貰った。

 家に帰り着いて暫くすると、空模様も少しずつ下り坂。

 11月とは思えないような陽気の紅葉狩りは、かくて目出度く終了した。

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コメント
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