鹿児島ミニ旅行2日目は、霧島周辺をグルグルと・・。
1泊目のホテルの窓から見える風景は、地名の通り霧ばかりの霧島。
(ホテルの窓から雲海が・・)
霧島の夜明けは、霧からスタートした。
一応事前に調べておいた今日のルートにしたがって車を走らせる。
ただ、ナビには殆ど私が選んだスポットは表示されなかった。
その地域にある案内標識を頼りに行動することに・・。
(朝陽轟の滝)
道路脇に車を駐め、湿っぽい土と落葉で滑りやすい斜面を降りると、名前のわりには轟いていない滝が・・。
滑らないように気をつけながら、車に戻り次のポイント藺牟田池へ。
(藺牟田池)
池というが、藺牟田火山の火口湖で、周囲は幾つかの山々に囲まれている。
周囲は3.5Kmとあったので、ウオーキングを兼ねてユックリ歩くことに。
(白鳥と鴨の隊列)
水面に近づいた段階で、白鳥がやって来てそれに従うように鴨の群れが泳いで来た。
暫く歩くと「白鳥の餌」と書いた袋と代金を入れる箱が置いてあった。
なるほど、習慣的に人を見て白鳥が近づき、そのおこぼれに預かろうと鴨が群れるという構図。
(水中から生えた樹)
この池は、植生が独特で泥炭形成植物群落として天然記念物に指定されている。
北東岸の水際のメタセコイアに似た木の横には気根のようなものが見えた。
水面から根を空中に出した気根は、マングローブ等でよく見かけるが・・。
さてさて、名の通った観光地である高千穂河原をナビに入れて車を走らせる。
経路上に2箇所ほど立ち寄るポイントがあったのだが、いずれも道路から入った以降案内標識が無く断念。
(高千穂河原の霧島神宮跡)
坂本龍馬も新婚旅行で訪れたとか言う、霧島連山の高千穂の峰。
噴火等によって、被害を受けることが多く本宮は現在の場所に移された。
鳥居付近は本宮跡として祀られている。
天気情報では午後3時過ぎには降雨との予報で早めに移動を開始。
宿への道すがら、たまたまポイントの一つ「丸尾滝」の案内標識を発見!。
通行止めのため徒歩前進となる。
途中で雨がパラリとなり、傘をとりに引き返して再度前進。
(丸尾滝付近の紅葉)
(丸尾滝)
丸尾滝は、少し白濁していた。
遙か上部を道路が走っていて、車で移動途中に蒸気の上がる噴気孔がいくつもあった。
周辺の樹木が、まだ緑色を残していたので、ごく最近噴出したと思われる。
通常は、噴気孔の周りの植生は枯れてしまう。
その噴出物が川に流れ込んで、滝を白濁させているのだろう。
宿のチェックインには早過ぎるので、途中の「神水峡」を探してウロウロ。
やっと探し出したが、相方が歩きの連続にギブアップ。
遠景を眺めるに止めて、宿へ向かう。
(さくらさくら温泉)
2日目の宿は、「さくらさくら温泉」という一風変わった名前の宿。
命名のわけを後で確かめようと思っていたが、聞くのを忘れてしまった。
(温泉付きコテージ)
宿泊人員、団体・家族など宿泊者の状況に応じ各種の部屋が用意されている。
本館・別館の他、コテージ・カナディアンログハウス・和風一戸建など。
私達は、温泉風呂付きのコテージ。
1階はやたらと広い畳の部屋で、螺旋階段を昇ると2階がベッドルーム。
14000歩以上歩いて、お疲れにつき本日早めにご就寝。
そう言えば、若い頃京都の旅では30000歩も歩いて平気だったのに・・。
「明白な事実昔は若かった」・・・しろ猫
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