岡山県津山市を訪ねた。
目的は津山城と古い町巡りであったが、桜の名所とかで混雑が予想されたので桜祭りの時期を外して4/21~4/23とした。
祭は終わっていて、町も城跡も静かなもので新緑の中で八重桜が今を盛りと咲き誇っていて、ちゃんと桜も見ることが出来た。
(「津山城跡」:見える建物は備中櫓・・・天守閣はない)
城にはそれぞれ物語があるが、ここもなかなか面白い。
築城したのは森蘭丸の弟にあたる森忠政で四代続いて跡目が断絶して以降は松平氏が治めている。
美作一国十八万六千五百石で出雲街道が通る要衝に築城されている。
城を巡る物語は多々ある。、天守閣がない理由もここでは省略する。
ぐるりと回れば相当の運動量になる。
(「衆楽園 」 : 城の北側に位置する回遊式庭園)
水面には蓮が茂り、なぜが鵜らしい鳥が二羽、置物のように佇んでいた。
(「城下町(城東地区)」:平成25年重要伝統的建造物群保存地区に指定)
出雲街道沿いに発達した城下町で、高瀬舟等が行き交い商業も栄えた。
男は辛いよの寅さんの最終作品となってしまった映画のロケ地としても有名。
城西地区の寺町も含めて、二日間にわたって歩き回り津山の良さを満喫した。
帰りに山口の柳井市に足を伸ばしてみた。
(「街並ふれあい館」 : 古い銀行の建物を活用)
松島詩子記念館でもあり、柳井市の街並資料館としても機能している。
(「白壁の街並」 : 瀬戸内海の船による交易で栄えた町)
カニが路上を横断するので注意を喚起する標識があちらこちらに・・・・。
幸いと言うべきか残念と言うべきか、この日は一匹も見かけなかった。
今回の旅は主として、歴史と古い街並めぐりをテーマにしていたので、ほぼその目的を達成できた。
特に古い町並みと新しい町造りを上手く調和させながら、地域それぞれに頑張っている。
旅行の総歩行数は40203歩に達しとても健康的でかつ疲れた旅ではあった。
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