アメリカでは今、大規模の暴動が起きてますが、何とシアトルの辺りでは自治区が出来るとかi...もっと小さい国だったらクーデターでも起きかねない勢いです。
コロナ自粛期間中、小さな暴動騒ぎも聞かれなかった日本では一寸考えられません。
この国でクーデター、革命でも起きたら日本が日本でなくなってしまうことでしょう。
江戸から明治に変わったことは、歴史的に大きな政変でしたが、それは同じ日本の中のこと...これは言うまでもなくこの国には皇統というものが存在しているからこそなのです。
つまり、日本は"お上"が見そなわす国なのですi
天皇が統治してる訳じゃないのに、国民の意識には何となく刷り込まれているのでしょう。何か途方もないものに見られているんじゃないかと...
現政権でも、なんだかんだ言われてても、現実には独裁政治などおかしなことは実現しないのです。
ただ、不思議なのは本当の意味での主権というものが、どこにあるのかよく分からないことです。国民だとか言ったって、実態はどうなのか、そんなもん掴みどころなどありません。
あれは、大日本帝国みたいなことにならないように、ボカしてそういうことにしたのでしょう。
そう、日本の歴史の中で、その"国ぶり"が大きく歪められたのは、政府が天皇を神格化し、政治利用したその時期だったのです。
それについて戦後間もなく、一部からは"現人神"のように目されていた、出口王仁三郎師は「本当の存在を忘れ、自分らに都合のよい神社を偶像化して、国民に無理に崇拝させたことが日本を誤らせた...」とボカして発言し、自らは「余はただの人間である。神様呼ばわりは迷惑である...」と言って、天皇に先立ちさっさと人間宣言をしていたのでした。
支配欲に駆られた人間が神になろうとしたことは、我が国でも外国でも多く見られましたが、歴代の天皇は、真の見えざる主体、見えざるお上がしろしめし、見そなわす、ということを自覚されていたのでしょう。
このことは、実は人間一人一人の内なる有り様のことを示されているのではないか?
この意味で天皇は正しく国民の象徴なのかもしれません。
象徴というのは、飾られ置かれているだけとは限りません。それが象徴している実相あっての象徴なのです。
天皇は政治には介入しないことになっていますが、(本当はそれが本来の役割かと思うのですが)これからは緊急時にはお上も"モノを言う"こともあるかもしれません。
それは御自らか、(何か言いそうな)親王様か、あるいは、何かの総意みたいなものを通してか?
いや、言葉を通してのものとも限らないでしょう。
形なきもの、沈黙ほどモノを言うことはないかもしれません。
コロナ自粛期間中、小さな暴動騒ぎも聞かれなかった日本では一寸考えられません。
この国でクーデター、革命でも起きたら日本が日本でなくなってしまうことでしょう。
江戸から明治に変わったことは、歴史的に大きな政変でしたが、それは同じ日本の中のこと...これは言うまでもなくこの国には皇統というものが存在しているからこそなのです。
つまり、日本は"お上"が見そなわす国なのですi
天皇が統治してる訳じゃないのに、国民の意識には何となく刷り込まれているのでしょう。何か途方もないものに見られているんじゃないかと...
現政権でも、なんだかんだ言われてても、現実には独裁政治などおかしなことは実現しないのです。
ただ、不思議なのは本当の意味での主権というものが、どこにあるのかよく分からないことです。国民だとか言ったって、実態はどうなのか、そんなもん掴みどころなどありません。
あれは、大日本帝国みたいなことにならないように、ボカしてそういうことにしたのでしょう。
そう、日本の歴史の中で、その"国ぶり"が大きく歪められたのは、政府が天皇を神格化し、政治利用したその時期だったのです。
それについて戦後間もなく、一部からは"現人神"のように目されていた、出口王仁三郎師は「本当の存在を忘れ、自分らに都合のよい神社を偶像化して、国民に無理に崇拝させたことが日本を誤らせた...」とボカして発言し、自らは「余はただの人間である。神様呼ばわりは迷惑である...」と言って、天皇に先立ちさっさと人間宣言をしていたのでした。
支配欲に駆られた人間が神になろうとしたことは、我が国でも外国でも多く見られましたが、歴代の天皇は、真の見えざる主体、見えざるお上がしろしめし、見そなわす、ということを自覚されていたのでしょう。
このことは、実は人間一人一人の内なる有り様のことを示されているのではないか?
この意味で天皇は正しく国民の象徴なのかもしれません。
象徴というのは、飾られ置かれているだけとは限りません。それが象徴している実相あっての象徴なのです。
天皇は政治には介入しないことになっていますが、(本当はそれが本来の役割かと思うのですが)これからは緊急時にはお上も"モノを言う"こともあるかもしれません。
それは御自らか、(何か言いそうな)親王様か、あるいは、何かの総意みたいなものを通してか?
いや、言葉を通してのものとも限らないでしょう。
形なきもの、沈黙ほどモノを言うことはないかもしれません。