人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

ボクシング採点の裏側

2023-01-05 10:29:12 | 雑記
いやあ...大晦日に行われたボクシング、世界スーパーフライ級王座統一戦井岡一翔vsジョシュア・フランコの試合、未だに論義を呼んでいるようですねえ...
だから、井岡をモンスター井上と比べてどうだなんだ、って声も随分あるようだけど、井岡はフツーに強く上手いボクサー、それを人間離れした(モンスター!)ボクサーと比べるのはヤボというものです。
そんなつもりは無いのだけれど、どうしてもその前に行われた、井上のバンタム級王座統一戦とは、全く対照的な試合だったな、と感じてならないのです。
どういうことかと言うと、その試合、KOでハッキリ決着がついたということよりも、途中採点のことなのです。その10Rまでの採点は、三人のジャッジとも井上のフルマーク、文字通りワンサイドだったのです!
普通こういう一方的な展開だと、そんなに長く待たずとも決着がついてしまうものです。相手がよほどタフか、亀のようにガードを固めていなければね!
ボクシングは、如何に相手に打たれずに打つかで決まる!...あんなに分かりやすい試合は無いと言っていいでしょう。
それに比べたら...“ああもう、こんなんじゃモヤモヤして、年越せないやんか!“って気分にさせられましたよ!...当人たちは懸命に戦っていたんですけどね...
私は絶対の自信を持って、今度ばかりは井岡の負け、と思ったものが!
ええっ!...大半以上はフランコの勝ち、だけど井岡を支持する声も割とあり、自分のボクシングの観方(大概自分で採点しているのです)も見直さなきゃならないかな?とも思ったのでした。でも、もっと目を凝らして観ても、素人ながら自分の採点基準というのは、変わらないのです。
問題となるものは、そう、ポイント.マスト.システムという、Rで10ポイントのうちどちらかにポイントをつけなければならない、という採点方法なのです。
しかし、両者これといった有効打もなく、どうしても差が付けにくい時はどうしたらいいのか?
私はたとえガードの上から(井岡支持者のほとんどはここを観ていた!)のパンチでもポイントをつけます。ただ、それが当たらない場合、単なるけん勢の意図から相手を後退させる程度ではちょっと迷いますね。その程度にもよるけど、基本ボクシングはパンチを当ててナンボ、という競技だと思うので、当たらなければ話になりません!
有効打(これも井岡支持者の観方)というけれど、フランコのように相手が効いてないようで前進、手数がとまらなくて有効と言えるのか?
逆にガードの上からであっても、当たればそのガードする腕にダメージを与えられるし、その圧力で相手の上体を揺さぶることが出来ることを考慮すれば、それが重なればリッパな有効打になり得るのではないでしょうか?...井上が正に先の試合で実証したように...
まあ、これはあくまで私の個人的な観方に過ぎません。(いつも書いてるような記事と同様?)何かの参考になれば!
もっとも、採点に余計な忖度がなければの話なんですけど...
あの試合の三人のジャッジの採点表見たけど...訳がワカラン!
統一戦なのに、ちっとも統一されとらんではないか?!
ボクシングの世界戦には一体、どういう裏側があるのでしょうか?

コメント (10)
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