からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

ウイルスソフトでお疲れ

2008年06月03日 10時55分07秒 | コンピュータ

 真面目にお仕事をしない日が続き、溜まりに溜まった作業を挽回しようと我が家のホストマシンに向かった昨日でしたが、やっぱり重い。 体はこのところの不摂生で重くなっているので自重し始めましたが、パソコンが重いのはどうしようもありません。立ち上げ時間がこのところ異様に長いのです。誰かが懸命に動いている感じです。(笑)  中古カメラ市ではパソコンのご師匠でもあるotomenさんから鈍重な某NTなるウイルスソフトのことを聞いていたので思い切ってゼロ戦を搭載することにしました。 先日買ったモバイルPCはこれで運用しているので実績はありますが、まだ残る鈍重ソフトのライセンスが勿体ないのでためらっておりました。

載せ替えて驚きました。立ち上がりも早くなり、その軽いこと、で結局常用しているノートPCも入れ替えて3ライセンスフルに使い切りました。 家人用は別途考えます。という作業でまる一日終わってしまいました。 おまけに写真を入れている外付けHDDにエラーが出てチェックディスクが走り始めたので放置して作業終了。 倅からは「そいつが出たらもう終わりだね。」といわれる始末で、そろそろHDDも取り替えの時期に来たようです。 商用機と違って家庭用は脆弱なのは否めません。あとで泣きを見ないために先行投資もやむを得ないのかなと思っています。 このPCのソフトを入れ替えて変わったのは頻発していた無線LANの瞬断が消えたことです。通信の間にもエラーチェックを入れていたのでしょうか。ブラックボックスのソフトウェアを使うと現象から推測するしかないので怪しい事象対策が困りものです。 年寄りは慣れた固定観念に囚われがちですが、今回のソフト変更の選択はとりあえずはよかったようですね。(笑)

 otomen師匠からはRAW画像処理には4コアプロセッサーの強力マシンをと薦められています。そろそろこれも考えなければならないのかなと思わされた一日でした。 中古カメラ市でパソコン談義をしてくるとはねぇー。 プロカメラマンほどパソコンの能力を気にしているのが最近の動向だそうです。 ニコンのデジタルフラグシップ機を持っているのにjpgを扱うのでは意味がないですよね。(と影の声が聞こえておりました。) ハヤタカメララボにクラカメではなく画像処理用ハイエンドPCを発注しようかと当分悩みそうです。 当然事務処理にも使えますから(汗)

その昔はウイルスチェックなんて不要でしたから膨大の量の処理能力をドブに捨てているのだなと思わされた作業でした。 パソコンのウイルスに限らずモラルが壊れて行くに連れて余計なことに振り回されるようになってきた最近であります。 困ったものです。 「天知る地知る己知る」という格言を噛みしめて自分だけはあらぬ事をしないようにしたいと思っています。 酔っぱらったあとの暴走は御容赦下さい。(関係者の方へ)

さて、雨の本日はゴソゴソと作業をやる一日になりそうです。 夕方はもといた会社を去られる先輩の有志による壮行会です。久しぶりに背広を着てキリリといたします。(汗)


農園日記

2008年05月22日 10時14分45秒 | コンピュータ

 雨の日が多かったので農作業もサボりがち、アグリス成城の農園も水遣りを省略出来るので一週間行ってませんでした。 昨日、新宿での用を済ませ、その足を伸ばして出かけてみると、収穫時期のものばかり、慌てて大根、ホウレン草、レタス、チンゲン菜を両手に抱えて帰宅しました。大した苦労したわけではありませんが、自分で収穫したものを抱えて帰る喜びはひとしおです。 農業ままごとも捨てたものではありません。 空いたスペースに何を植えるのか、このあたりは我が家のカミさまが決めることでしょう。

Dc052217 今日の大物、三寸大根です。これ以上大きくするとすが入りやすいので収穫してくださいと云われお持ち帰り。

Dc052220 ホウレン草もこの大きさになったので三本抜きました。

家族三人の食卓には充分過ぎる量でした。 オクラとチンゲン菜の苗を補充して帰路に着きました。 ささやかな農業ですが、普通の庭地に植えるよりも大変楽です。

その一方で我が家に植えたものは虫と雑草との戦いで苦戦しています。 昨年収穫した落花生が知らないうちに芽を出していたのでこれを今日あたり移植するつもりです。

ところで、最近携行用GPSを手に入れました。時々送ってくる直販メールに誘われぶらり旅用にどうかなと思いました。

Dc052231 これくらいのサイズ。意外に感度が良く技術の進歩を感じます。というのもこれで三台目、いろいろ無駄使いをしてきました。 一番始めはSONYが出したジートレックスというもの、これは感度が悪く自分の場所が分かるのに30分かかることもありました。 デジカメと時刻を合わせておけば自動的にHomepageを生成するという楽しいソフトが付いていましたが、行方不明です。

その次は、PDAやシグマリオンで使うためにCFカードタイプのGPS。 PDAに地図を入れぶらり旅の迷子から助かったこともありますが、やっぱりスタートアップが遅く、電池も消費することからそのうちお蔵入り。PDAも日本では普及しないままですね。 で、これが三世代目、行き先や行動結果をgoogleMAPと連動するのが便利です。しかしながらモバイルPCの場合定額契約をしていないとパケット料が大変そう。 ケータイやカーナビの進化等々でこのような小物にも恩恵があるようです。 行き先をセットしておけば方向も示してくれるとか、しばらくモバイル遊びに運用してみます。

それにしてもgoogleMAPは住宅の形まで出るまでに精度が上がっていて驚きました。googleEarthには実際の家まで写っているのでプライバシーもないのではと思ったりで、色々考えさせられますね。 まあそれでも前向きに使えば応用には事欠かないようです。

最後は変なところへ脱線しました。「ちい散歩」を見ていたせいでしょう。


雨上がり

2008年04月20日 10時49分06秒 | コンピュータ

 とかくパソコンというものは時間を食べてしまう魔物であります。超小型と思って入手したもののまともに動くようになるまでは恐ろしく手間を喰ってしまいます。ということでこの数日空き時間を見つけては色々インストールしております。このおかげで超小型のモバイルPCがフルスペックパソコンになってしまいました。 このマシンで出来ないものは画像処理が貧弱なので画像ゲームだけでしょう。(笑)

そうそうメールは、以前の経験からスパム対策と管理でヘロヘロになったので搭載する気はありませんでしたが、ふと思い出したのが幾つかのアドレス。実は5つほど持っておりました。もちろん無償メールですが、wdbメールの一つを生かせば連絡用で使えます。仕事を辞めたので急ぎのメールをすることは皆無となりましたが、遊びの連絡は忙しいので助かります。 シグマリオンが大進化を遂げてしまいましたが、これで四台となった現用パソコン管理に振り回されないよう要注意です。

そういえば我が家のホストマシンのソフトで一部機嫌の悪いのがあるので手直しが必要なようです。当たり前に動かすと云うことは大変なことです。家人は多分動くのが当たり前だと思っているでしょうけどね。これも忙しい理由の一つのようです。

忙中閑あり、昨日は新聞が募集していた日帰りバスツワーに内房へタケノコ掘りに行って来ました。タケノコとポピーが摘めたので家人はまず満足。私は小泉酒蔵の大吟醸を持ち帰ることが出来たのでハッピー、夕食は近所の牛鉄本店で久々の焼き肉となったのでこれに参加出来た倅はハッピー。家族一同いい日でした。

雨上がりの本日、やっとからくりの生活に戻れそうです。


超小型パソコン更新

2008年04月17日 23時37分00秒 | コンピュータ

 本日もからくり生活とは無縁な日になってしまいました。朝から工事立ち会い二件、一つは終了、明日は豪雨という予想でもう一件は土曜日に延びてしまいましたが、この日は予定があったのでお任せモードになりそうです。まあ仕方ないか。

もう一つあったのは衝動買いと云えばそうでしょうが、愛用している持ち運び可能なホットスタンバイPCのシグマリオン3がそろそろ電池が怪しい雰囲気なので後継機種を選んでしまいました。 mixiでEeePCを聞きつけヨドバシへ、しかしながら「帯に短し襷に長し」の帯だったので想定外の小型機をぶら下げてきてしまいました。 ノートPCの後継ではないので程々のマシンになりましたが、世の進歩に愕然とした次第です。ちょっとだけ聞いたことのあった工人舎のSA5SX12Aというものです。このセットアップもあったので密度濃い一日でした。やっとネット接続とワープロやらパワポが動くようにしました。 ソフトウェアが殆ど入っていないマシンなのでまともにするまで大変でした。 手持ちのソフトを探し出すのが一番の苦労です。整理が悪いのを反省。(汗)  それはともかく、これで講義資料がこの中に収まります。ついでにワンセグTVやノートPCで楽しんでいた汽車ぽっぽDVDも携行可能としました。

 PCを更改する度に思うのですけど、たまには新しいものを扱っておかなければ脳味噌がぼけてしまうようです。 今回もほぼ忘れておりました。 物忘れ防止にはパソコンセットアップが適しているようです。まだFOMA経由のモバイル接続が不完全なのでしばらく楽しめそうです。 それにしてもシグ3よりちょっと大きい程度なのに主力機と機能的にはほぼ同じであるのには驚きました。価格などは1/3以下です。IT機器の激烈な競争が感じられます。 電源投入とともに起動するWin-CEの便利さには負けますが、その長所をも凌駕する高機能さ、ちょっと高いだけの価格も驚きでした。

これでまたハンディマシンに追われる生活が始まりそうです。 精進、精進(汗) どうやら自分で忙しさを捻り出しているから趣味三昧に辿り着かないようです。


基礎の基

2008年03月29日 10時35分35秒 | コンピュータ

 昨年度後半の「通信システム開発論」という講義を終えてホッとしつつも今年度も同じスケジュールで臨時教員生活をやることになりました。やっと反省する気分になり内容を見直していて気が付いたのは、若かりし頃苦労して習得した基礎的な知識が実務の情報処理の世界では不要になりかけていることです。 米国中心の受け売りブラックボックス技術をきっちり覚えればいい。まるで防衛産業と一緒になってきました。 基礎的ノウハウを不要にしてこの先ITといわれる情報処理界の未来は如何にと不安になっていました。 IT=長者 といういかがわしいイメージがつきまとうのも宜なるかなです。 

 コンピュータは何故動くのか、ソフトウェアとCPUはどのようにして制御のやり取りをしているのか、基礎の基がIT界から何処に消えたのか、此の分野をノウハウとしておさえておかなければ次のステップへの展開は大変だろうと余計なことを危惧していたのですが、いろいろ探し回っていると消え去らずに引き継がれておりました。 ということでホッとしつつ此の分野をどうに講義に盛り込むか思案中です。 「組み込みシステム」という呼称で現代のインフラになっておりました。 誰でも手にしているデジカメ、携帯電話。 この中で何がどう動いているのか、妖精が中にいるのではありません。此の組み込みシステムというものがあるからです。

昨年は講義しつつも通信技術者に基礎的な話がこの先の十年役立つだろうかと自信持てなかったのですが、基礎と実システムを重畳することで実務のわかる技術者の卵を生み出せるかなと思った次第です。 大海の一滴というささやかな講座なので業界への影響は皆無と思うのですが、私の趣味の「からくり」に相通じる世界がコンピュータの世界にもあって楽しみです。 先日買い込んだCQ出版社の「組み込みシステム概論」、これを読んでの感想です。此の先のシリーズ発刊が楽しみです。

あ、あくまでも「からくり」という趣味の世界からの感想なので気にされないようお願いします。(笑) > IT業界の方


ふと思いついたこと

2007年11月16日 21時45分55秒 | コンピュータ

 危惧していたことが二十数年を経て出てしまったようです。 というのは今日、中東へ引き渡すエアバスA380が暴走して大破したニュースをやっていました。そのちょっと前に名古屋県立空港(多分もとの小牧空港)で航空自衛隊に引き渡す前のF2支援戦闘機が離陸する際に墜落、乗務員の方の生命は無事だったのでホッとしましたが、此の原因が配線ミス。一番恐れていた原因です。 というのは、この飛行機は多分アメリカのF16戦闘機を原型にライセンス生産・改造し、支援戦闘機にしたものと思います。(間違っていたら失礼) F16は、デビューした当時、fly by  wire ともてはやされた飛行機です。別にワイヤーで制御されているわけではなく、これまで操縦桿と操舵装置とは物理的なケーブルや油圧で繋がっていたのですが、これがワイヤ=電線で結合され電気信号で操舵系を制御するようになったのです。 ところが実際には此の制御信号を送るのがコンピュータ。制御信号に誤りがあれば当然動作はおかしくなるわけです。ましてや配線ミスであれば動作は全く違ったものになる訳です。超高価な飛行機がフェイルセーフに設計されていなかったことには些かの疑問ありですけど操舵の動きと機体が想定外に動くのであればベテランパイロットであってもいかんともし難いと思います。 その昔、物理的な制御で飛んでいた零戦も予想外の振動というトラブルで墜落してしまったのですから、現代の複雑な飛行機であれば配線ミスやプログラムバグなどが生じればその結果はいかんともし難いのではないでしょうか。

エアバスA380の暴走がプログラムバグでないことを祈ります。 コンピュータって本当に大変です。 ニュースからの雑感でした。


ペーパークラフト

2007年01月30日 18時32分56秒 | コンピュータ

 残っていた医療関係領収書を整理して本日は確定申告の作業中です。ためてしまうと大変な作業になってしまうので毎年この季節は反省の日々を送るのですが、今期は頑張っていたのでちょっと余裕。(笑)  若い税理士先生のチェックの合間にパソコンの世界に逃避しています。

昨晩の作業の合間に印刷していたのが相変わらず完成しない精密な軍艦の用紙ですが、紙の厚さを変えてまた印刷しました。 これできっと進むことでしょう。??? パソコンの世界ではWindowsビスタなるOSがデビューしてマスコミネタで賑わっていますが、我が家で必要かどうか今一つはっきりしません。Office系とmail、webがサクサク使えればそれでいいのです。 在宅の中高年ユーザの利用目的が何か今一つはっきりしないのですが、おそらく今までは年賀状印刷機械だったと思います。 デジカメが普及した最近は、DPE機械。 これでは町の写真屋さんが悲鳴を上げるはずです。いつの間にか一円プリント?という看板も見なくなってしまいました。量販店や通販店などはデジカメ合戦の真っ盛りでパソコンとのセット販売が大はやりです。  これまでカメラに興味を持たなかった方までもが騒ぎに巻き込まれている様子に、これでいいのだろうかと思っています。

 余暇にパソコンを使いこなしてみたいという向きには強引な我田引水でありますが、難しい写真など止めてペーパークラフトなどはいかがでしょうか。 インターネットでペーパークラフトを検索すると140万件のヒットという凄さです。この中から自分の好きなサイトを探し当てて切り抜くシートを厚めの紙に印刷するだけでパソコン操作に慣れるとともにリアルな手仕事が始まります。 「紙工作なんて」と馬鹿にされる方がいるかも知れませんが、工芸品に近い作品も溢れています。 パソコンで探し出したシートを印刷し、家族と一緒に組み立てるのもなかなか楽しいのではないでしょうか。 私の子育て時代には、このような遊びは想像も出来なかったのですが、現代人は幸せですね。(汗)  googleで検索し、二番目にあったのがペーパークラフトでは老舗のヤマハ発動機のサイトです。は家族と楽しめる材料が沢山あるのでご紹介いたします。 季節ごとにこのサイトからダウンロードした作品を作ったことがあります。 もうすぐ節分、鬼の面があるようです。 パソコンの目立たぬ使い方、ペーパクラフトにチャレンジしてみてください。

 ところで、私が作っては立ち止まっているのは昭和7年に建造された重巡洋艦「高雄」という軍艦の紙工作です。 米国で設計・発売されたキットをオークションで入手しましたが、精密すぎて遅々として進みません。口惜しいので何とかこの写真に近づけたいと奮起し始めたところです。

Takao

これは購入したCD-ROMに入っていた完成サンプルです。紙でもここまで作ることが出来るというのだから驚きです。全長60cmちょっとあります。(Digital Navy CD-ROMより)

マストやアンテナはもちろん紙ではありません。(汗)

これは有償でしたが、無料のもので気に入ったものもネットサーフィンして見つけては印刷しているものですから未着手の用紙がどんどん増えています。 こうなるとどこから手を付けていいものやら分かりません。勿体付けているとそのうち変色してしまいそうです。 季節柄精密な雪上車を印刷したのですが、それは一年前のことでした。(汗)


驚き

2007年01月27日 10時46分11秒 | コンピュータ

 色々あるので還暦の厄払いをと川崎大師に行ってきました。お土産はくず餅とのど飴。それはともかく、川崎駅近くに新装なったヨドバシへ寄り、家人から頼まれたヘアドライヤーを買うまでは忠実にスケジュールをこなしていました。 が、ポイントを見るとそこそこに貯まっていたので、良からぬ考えを起こして周辺機器売り場へ行ってみました。 我が家には購入したもののまだ稼働していないPCから操作できるインターネットカメラやプリントサーバーが転がっているので大きなものは駄目です。

で、ふと思いついたのがワンセグTVアダプターです。携帯でTVを見る気はありませんが、ものを見たことがありません。PCでも扱えるようになったと聞いていたので売り場でウロウロすると、ありました。 4種類並んでいる中で店員の評価を信じてバッファローのUSBワンセグTVアダプターを選び、ポイントで購入しました。 その小ささたるや握りしめた手の中に収まります。 早速ノートに装着すると意外にも簡単なインストールで動き始めました。食卓に置いたPCで視聴できるかなと起動したところ、意外にも写ります。 チャンネルによっては受信できない局もありますが、付属の外部アンテナで受信すれば全チャンネル問題ないようです。それに録画再生も出来るのですから大したものです。 著作権で録画ファイルを外に持ち出しても視聴できないようですが、アダプターの値段や携帯ワンセグの普及を考慮するとあまり気にならないかも知れません。 ただし放映するコンテンツと今後のビジネスモデルが一体どうなるのか興味を覚えます。 小父さんは当事者になることがないから気楽なものです。(笑) でも、税金は突っ込んで欲しくありません。

応用技術の進歩に追随していくのは大変ですね。 さてパソコンを持ち出すときはこのアダプタをポケットに入れておくことにいたしましょう。 

200701271050000 取り急ぎ携帯で撮ったものを載せました。 バッファローの宣伝マンではありませんので念のために(笑)


モバイルタクシー

2006年11月17日 15時35分36秒 | コンピュータ

ちょっと長いのですが、タケタクさんのコメントもあったので書きたいと思っていたモバイルタクシーをまとめてみました。 興味ない方はスキップして下さい。 HPネタかも知れません。

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 最近報道されている高齢者の事故を聞くにつれ、自家用車の簡便さ、居心地の良さに慣れてしまうと高齢になっても捨てられないものであるとの感を強くしている。 公共交通の不便な地域では尚更であり自家用車は生活の一部である。 この状況のまま放置しておくと自家用の代替手段を求める声は高まる一方、脆弱な自治体財政基盤では地域コミュニティの崩壊につながりそうである。 これは以前から予想されていたものであるが、結局手を打たれることもなく現在に至っているようである。

十年ほど前に当時運輸省のTさん(現高崎経済大学教授)からGPSと携帯電話を使ったタクシーについて画期的な提案を聞かせてもらった。これがモバイルタクシーである。

「自家用の安楽さを経験した我々世代が高齢になったとしてもバスなどの公共交通に戻るとは思えません。それよりもタクシーが自家用と同様に利用できるようになれば車を捨てるのもいとわないでしょう。」

「その実現への技術的な道具立てが整ってきています。モバイルネットワークとGPS付き携帯電話です。」

「あと、定額料金へのタクシー関連法制度の見直しと幾ら使っても定額の通信料金です。」

「更に云えばタクシー会社の頭の切り替えかな。」

趣味性と云うことを除けば、自家用車の利点はいつでもどこでも乗れて、プライベート空間が出来、料金一定(つまり家計の支出一定)ということであろう。 バスなどの公共交通ではなかなか難しい。

タクシーは、運転手付きの自家用車であるが、運賃が幾ら掛かるのか不安、好きなタイミングで乗ることが出来ないと云う課題がある。

当時国土交通省で情報振興関係の重責を担っていたTさんのすすめで勤務していた会社と

横須賀市がタイアップし交通不便地域のシビルミニマム確保のためデマンド交通実証実験に参加しモバイルタクシーの処理モデルを作ったことがある。(平成13年度)

<msnctyst w:st="on" address="横須賀市" addresslist="14:神奈川県横須賀市;"></msnctyst>

簡単に言えば運転中のタクシー位置は配車センターで一括把握されており、同時に把握している依頼したお客様の位置と個人情報もディスプレー上に表示され、そのお客様に最も近接かつ適したドライバーの運転する月極定額タクシーがお迎えに行くという仕掛けである。 併せて被験者にはメール等で役所、病院、銀行、商店街等の情報配信も日常茶飯事になっているという地域モデルで実験したのである。

この実証実験の詳細は国土交通省の資料を参照されたい。

タクシーの走行状態が目視できる配車システムへのタクシー会社の評判はなかなかで、いずれはこの運用が主流になっていくと思われた。

しかしながら、位置補足のために常時通信で生じる青天井の通信料金GPS処理の稚拙さ定額タクシー料金の制度上の曖昧さと技術的にも運用的にも時期尚早であることも確認する結果となった。

それから6年経過し、どうやらこの時の課題はクリアされて来たようである。 そろそろ未来を見据えた施策或いはビジネスとして官民で取り込む時期に来ていると思われる。。

当時、Tさんはタクシーの固定運賃乗り放題が可能になれば、固定通信料金の導入がインターネットの普及に寄与したことと同様に設定料金次第ではタクシー利用が大きく伸びる起爆剤になるかも知れぬと云われていた。

ケータイを手に街角でタクシーを呼ぶとその場所へハイヤーのごとく定額料金契約のタクシーが到着するのである。運転手もお馴染みの人にすることも可能である。 黒塗りの車でないと嫌だという向きには、そのような車を選ぶ契約すればいいのである。 リゾートホテルの部屋のシェアのように乗用車をシェアするのである。

まず最初に官公庁や企業が公用車、運転手制度を止めてこのサービスを利用したらいかがであろうか。 その状況を見つつ、個人向けサービスへと拡げていくことでタクシー会社では定額料金契約により経営の安定化を図ることも出来るかも知れない。

自家用車を完全に捨ててモバイルタクシーに切り替えた場合に幾らぐらいの経費を可とするかの試算が欲しいものである。

我が家では二十三区西半分乗り放題であれば月五万ぐらいは出してもいいかな?東京都周辺フリーであればもっと出してもいいかも知れない。まあここしばらく車はカミさんの足なので現実には起こり得ないことである。 が、老夫婦二人、運転をよせという時代には現実味を帯びる話である。(汗)

  さて一方のタクシー会社ではどのような試算が出るのであろうか。 この先タクシーは単に不特定多数の乗客を運ぶのではなくコミュニティバスや救急車代わりを担ったりしていくこともありと思われ、視点を変えれば新しいビジネスの核になる乗り物かも知れない。

既にこのような観点でほぼ近いサービスを始めているフットコールのような会社もあるようである。

5年ほど前の陳腐な発想かも知れないが還暦間近になるとこんなサービスも真面目に夢想するようになってくるのである。

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病院での順番待ちに考えてみたものです。いかにも現実的です。(汗)


モバイルsuicaの更新

2006年10月12日 22時36分59秒 | コンピュータ

 ぶらり旅でJRに乗車する際に重宝しているのは携帯=切符モバイルsuicaです。乗車後混み具合を見て普通グリーンを買うという芸当も出来ます。事前購入価格と同じで安いのです。

 たまたまモバイルsuicaの残額や使用履歴をチェックしたところ、モバイルsuicaアプリがバージョンアップされたとの表示が出ます。その更新に15-20分かかるとのことだったので夕食後取り組んでみました。 

ところが、相変わらず面倒くさい更新方法です。パソコン操作にある程度慣れていれば何となく分かる手順ですが、一般の方は戸惑う手順です。 携帯に表示される処理手順を必ずメモして実施すべき内容でした。 この作業はこれで二度目です。 昨年末モバイルsuicaスタートとともに自分の携帯に組み込んでみました。 それから10ヶ月、JRのクレジットカードのみの決済だったものが他社のカードも可能になるとともにチャージ方法も拡がりいよいよ携帯がマネー代わりになる時代が近づいたようです。

とはいえ、相変わらずiアプリのインストールが面倒です。 1.既にチャージした金額をJR側に待避し、 2.既存アプリ2本削除、 3.JR公式サイトからアプリのダウンロード、 4.初実行で再登録とともに待避した金額の取り込み 5.通常使用 と続きます。  いやいやモバイルsuica登場時は3本のアプリが必要だったものが2本になったと威張っているのかも知れませんが、実に面倒です。  これではまだまだ多くの方が使い始めるには障壁がありそうですね。 今のところカード式suicaは多いけれど好き者の使っているモバイルsuicaはこれからなので「まあいいか」という当局の認識だと邪推いたしました。(汗) 他の携帯会社もJR主導なので同様でしょう。 この先西日本、九州、東海等へ拡がるモバイル切符です。もっと利用者に優しい(易しい)組み込みが出来ないものかと思いました。 仕掛けは分かっているもののお金が元通り戻ってくるか、それもとても心配でした。(笑)

今夜の作業は携帯ショップでアルバイト募集しそうな内容です。ショップで更新作業を尋ねてみたらいかがでしょう。バイトの声がかからないかな。(笑) ナンバーポータビリティ前夜です。 モバイルsuicaは、企業一括インストール等の便利屋稼業に徹すれば意外にもMNPを乗り切る武器だったかも知れません。もう遅いか。

 ところで、私のような小父さんの老化する目、耳には1セグ放送や携帯オーディオ機能強化など全く魅力を感じないのですが、若者を狙ってのMNP戦争、さていかがな決着を見るのでしょうか。ひたひたと迫り来るグローバル化の波の音、さてさてこれで良いのでしょうか。 ということはさておき、何かが足りないデジタル音声よりも真空管アンプの出す音が数段いいなと思う最近であります。

そうそう、年寄りが思うには携帯にお金が入る時代だからこれが住民票、健康保険証、免許証代わりに使える方向に進まないものかと思います。面子をかけての非接触カードタイプ論争ってまだ残っていましたっけ?