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からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

アスターホビー訪問

2009年05月13日 10時41分37秒 | ライブスチーム

 朝のスタートが遅くなってしまった最近です。やっと朝の作業終了です。 家人不在だとついのんびりしてしまいます。喧嘩相手がいないとなると物足りないのは確かでありますが、それがいいのか悪いのか?(汗)

一昨日、仕事帰りに横浜市緑区にある45mmゲージのライブスチームを世に送り出しているアスターホビーを数年ぶりに訪れました。会社の場所を180度間違えて歩けども歩けどもで汗だく、全くの勘違いで年寄り化現象の一つでしょうか? 営業氏のおかげでやっと辿り着き楽しませていただきました。何と言っても新製品情報でありますが、これは社外秘に付きカット。でも楽しみです。 

ライブスチームは、名前の通り本物の蒸気で作動する蒸気機関車です。従って仕掛けが複雑、自作となるとほんの一握りの人しか実現することのできなかった模型です。ところがこの会社が昭和50年頃組立キットを世の中に送り出したのをきっかけにこの趣味に火が着いた人が増えました。かくいう私もその一人です。その経緯はHomepageに書いております。しかしながらこの模型は工賃の固まりなので値段が高く、かってのパソコンやそれ以上に相当する対価を支払い着手することになってしまいます。 価格の障壁が高いのは今でも変わりませんので四苦八苦しているところです。 ところが最新兵器と比べ全く違うことは機械が陳腐化しないのです。 昭和57年に組み立てたものがいまだに健在で全機能を発揮してくれます。それもそのはずで蒸気機関車は技術的にほぼ完成されたものであって何年経っても古くならないのです。この点はクラシックカメラと全く変わりません。この例では27年間動いているので結果的には安い買い物でありました。   という(苦しい)言い訳を常々しております。

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アスターには社長氏も在席しておられたので貴重な時間を拝借し様々なご教示をしていただけたことを感謝致します。

 特に新企画情報には興味津々でありました。垂涎の機関車試作も進行中でしたが、これは私には関係なさそうで見て見ぬふり、既に売り切れのガーラットのラインがずらり、これも無関係。 あるJNR型が出たはずなのに売り切れ、木曾鐵は計画進行中でこのサイズは意外に面白いかも知れません。予約終わりましたか? > 関係各位(笑) 

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 ライブスチームの課題は電気から蒸気へジャンプする層をいかに増やすかですが、価格が障壁の一つ。これをいかに適価にするか、このご時世にご苦労の様子です。もう一つの障壁は運転場所。私の場合は幸いなことに吉祥寺北裏鐡道のTさんのおかげで運転を楽しんでいますが、これが自在に出来ないのも普及に待ったをかけているようです。こんなことどもをクリアしつつ上記木曾鐵ボールドウィンなどが仲間を増やすきっかけになればいいと思います。 それにしても電気駆動蒸機に親しんでいる人は意外に蒸気機関をご存じない方が多いようです。ノスタルジックだけでは機械は動かせないので古典的技術を学んでみるのもいいように感じます。 といったことを話しておりました。

ご多忙な中に飛び込んで仕事の邪魔をしてしまいました。ご対応ありがとうございます。 またお邪魔虫をしてみたいと思います。その時はよろしくお願いします。(ペコリ)


吉祥寺北裏鉄道4月運転会

2009年04月19日 22時07分39秒 | ライブスチーム

 本日は、40日ぶりの吉祥寺北裏鐡道運転会でありました。久しぶりなのでいつもになく賑賑しい運転会となり、午前中は線路が大混雑でした。こんな時は様子見しながら雑談です。同好の士が集まって「あーでもない、こーでもない」の話しに花が咲き、時の経つのも忘れる一日となりました。しっかり充電した気分です。

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これは蒸気アップ中のA3フライングスコッツマンです。後方はBR44。

特に本日の特集はこの写真にあるような三気筒蒸気機関車大集合でした。三気筒の蒸気機関車があるのかと一般の方は思うのが当たり前、国鉄では唯一C53という機関車が三気筒でした。しかしながら動作原理や製造技術を突き詰めて採用しなかったので徒花で終わってしまったようです。 ところが欧州には優秀な三気筒・四気筒蒸気機関車が様々な方式で開発されて運用に供されていました。 ここ北裏鐡道でも45mm三気筒蒸気機関車を集結させて運転を楽しもうと云うことになりました。アスターの三気筒機関車がこれほど集まるのは日本はおろか世界でも此処だけと自負しています。実はもう一両BR44が来るはずでしたが、ドック入りしたようです。普通の写真では珍しくないので模型の裏側を紹介します。グリスまみれの汚い光景は御容赦下さい(苦笑)

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Dc041922 A3 Flying Scotsman 2002年アスター製

中央エンジンの弁装置はGresley式です。これは国鉄のC53 に使われたものですが、この模型ではこれを実現しています。Dc041910

A4 Mallard 1984年アスター製

中央の弁装置は押した方向に回るスリップリターンクランクなので大変シンプルです。カットオフ44%、水抜けの悪い原因のようです。そうそう、左右の外側エンジンは日本でもポピュラーなワルシャート式弁装置です。

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BR44 1985年アスター製

この機関車も中央はスリップリターンクランク式弁装置です。水抜けはよくありません。ピストンが上部にあるので第一動輪軸をクリアするために斜め上方に向かって動作します。5軸の軸バネが全て燐青銅の板バネであったのには恐れ入りました。 猛烈な排気音、銘品でした。

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Spam Can 2006年アスター製

これは我が鐡道に属するものです。本物の弁装置は密閉ボックスに入れられた小型ワルシャート弁ですが、模型では三組のワルシャート弁をユニット化し最小限の調整で動くように工夫してありました。三気筒らしいスムーズな走行で、かつパワフルな機関車です。これで線路上の運転は二回目でしたが、まずは合格です。SOUTHENの客車をお借りしたOさんありがとうございました。

以上を見るとアスターの三気筒エンジンではスパム缶を除いて内部ワルシャート弁装置を完全に再現したものはないと云うことが分かりました。このようにアスター製品で盛り上がった北裏鐡道運転会でしたが、アスターさんもたまにはリサーチに来て今後の方向付けを探られたらいいのではないかと云う話もチラホラ出ておりました。

帰宅後の整備で安全弁のOリングからの僅かなエア漏れを発見し補修しました。前輪台車が前のめり気味です、これはこれから補修です。 線路を走らせると色々問題を発見できます。

そうそう、BR44に負荷をかけるべくA3を牽引して走行中に突然脱線転覆するという珍事が発生し、しかも私が動画で撮っているタイミングでした。そのおかげで原因判明。(笑) 事故にもかかわらず何事もなく復旧したのでホッとしました。

その他にも様々な機関車が走り回り歓声と笑い声の絶えなかった一日でありました。、本日のメインイベントを中心に紹介しました。


北裏鐡道と諸々

2009年03月09日 22時31分45秒 | ライブスチーム

 待ちに待った吉祥寺北裏鐡道の運転会。先月は欠席したので尚更であります。ひょっとしたら雨模様を警戒したものの結果的には気持ちいい運転会となりました。前日の宴会の余波も厭うことなく朝早く目が覚めて準備、殆どゼロからスタートし、本日の運転準備完了であります。 しかしながら例によって家を発つ時のモタモタでスローな出立でありました。。

この日の機関車は英国国鉄9F Eveningstarとしました。最近9mmゲージでご覧の同型機が入ってきたものだから45mmでも優先順位を上げて持っていきました。

Nゲージはテンダーにモータが入り、その連節シャフトが機関車本体に延びて動輪を駆動する珍しいタイプです。従って本物と同様にボイラーの下部が透けています。Dc021105 12cm程度の可愛い機関車です。

 ところで本日のテーマは燃費節約。 デビュー戦では燃料消費が異様に早く、不完全燃焼気味だったのはアルコールの供給過剰であろうという指摘を受けていました。 従ってアルコールが滴下する給油管先端に5mm弱のパイプを追加し、バーナーサンプ内のアルコール水位を下げました。これで燃料供給量は減るはずです。 この効果を数値で確かめたわけではありませんが、前回の運転結果から大きく改善したようで臭い排気が出なくなり延々と走り続けるという印象でした。 給水ポンプの給水量はオーバー気味でしたが、負荷運転ではバランスすると思われます。単機運転でのチェックでしたが、これなら合格です。

 懸命に運転していると写真を撮る暇が無く、またもや事務局長のSさんから拝借いたしました。

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走り始めると給水しているにもかかわらず安全弁を噴き続けていました。まだ燃えすぎかも知れませんが、よしとしました。

Dc030802 上のように安定するまではドタバタです。久しぶりに運転で操作感が失せており、加減弁と通風弁を取り違えたり、ドレイン弁操作が逆だったりとお恥ずかしい限りでした。この写真は変だなぁ-とアタフタしていたところのようです。 もちろんこの苦労はみんなに黙っておりました。(汗)

Dc030808 C622の牽引する亜細亜号とすれ違いの場面です。事務局長の流し撮りは最近ますます冴え渡ってきました。感謝いたします。

帰宅後のエアによる清掃運転では、以前からの課題ですがエア圧力の高いタイミングのみでちょっと回るだけです。これは一般的に模型では漏れが多いと云われているピストン弁の弱点に思えます。 運転時には殆ど問題を感じないのですが、高温と低温環境でこれほど性格が変わるのは何故かと興味が湧きます。 メーカーであるアスターに依れば高温の蒸気で弁とシリンダーが膨張するので漏れが極小になり運転には全く支障がないというコメントがあるのですが、工作誤差が大きいのかも知れません。さてどうでしょうか? 一部製品に加工上の瑕疵があるとも聞いていますが、運転状態を見る限りではこの個体には問題なさそうですけど・・・・?

今日の運転技量を省みると長期間運転していない機関車は操作法を忘れている可能性がありそうです。今年は順番に運転していく必要があります。クラシックカメラと同じく輪番制の採用です。(笑)

と云うことで途中まで書いて眠くなったので中断してましたが、翌日追補いたしました。


吉祥寺北裏鉄道新年運転会

2009年01月15日 10時31分17秒 | ライブスチーム

 年が明けていつの間にかボロ市の季節になってしまいました。今日・明日と何とか出かけたいボロ市ですが、本日午前中は放棄試合となっています。

そんな中、忘れないうちに書いておきたいのは1月11日に開催の吉祥寺北裏鉄道の新年運転会です。またまた楽しめたのでいい一日でした。それに私の新車も無事デビューさせることが出来てホッとしたところです。このブログでは動画を扱えない?ので排気音も勇ましく動いている様をお目にかけられないのは残念です。 それに自分のカメラで撮ったのはほんの僅かです。例によって事務局長のS堀さんの名ショットを一部拝借しての記録です。

着いたのは、いつものことながら11時近くなので早朝運転組は既にワンラウンド終了してしまい何台かの運転は見ることが出来ませんでした。

Dc011311 こんな具合に準備を始めてしまうと暑さ寒さや他の人が何をやっているのか全く目に入りません。(汗) これは手元を見ると燃料を注入している場面のようです。

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上のようにとにかく自分の機関車を走らせなければと準備をし、圧力が上がったところで、丁度運転終了だったK田さんのドイツ客車6両をそのまま借り受けましたが、重さは20kgはあるとのことです。ぶっつけ本番で大丈夫だろうかと思いつつスタートすると見かけによらない大きな排気音で走り始めました。三気筒エンジンの排気を集束し4本のノズルと太目の煙突の効果かも知れません。燃焼も順調です。ただ、注水の要領が分かっていなくて満水気味だったので立ち上がりはちと混乱してしまいました。

走らせて分かったトラブル、写真でも分かるように先台車の後輪が全く回転していません。これは台車のセンタピンを止めるワッシャーが偏心していたのでスライド溝と噛み合ってしまって前のめりになっていました。走らせてみて分かる問題点です。これを直してやっと完成と云えます。昨年9月から始めた作成記録にもやっとピリオドが打てました。ひょんなことで入手した著名なUさんの遺品でありましたが、無事完成させて走行させることができました。きっと喜んでいただいているだろうと思います。(合掌)

くりさんが1/24縮尺の巨大なC62の石炭焚きに挑戦し、無事走行させていましたが、自分のに忙しくてゆっくる見る時間がありませんでした。(汗)急カーブも無事走り抜けていたので万能機関車になったようです。さすがに石炭焚きにはラジコン装置は付いていないようです。

トリで走っていたのは、Y野さんのキングジョージV世です。四気筒とは思えない優美な車体ですが、10両?程度の重いグリーンの客車を悠然と牽引する姿には感心しました。

Dc011302_2 姿に似合わずシレーッとして走るのは英国機関車の特徴のようです。日本型のヒイヒイハーハー云いながら走る印象とは違うなと云うのが正直な感想です。ウサギ小屋住まいと云われてしまう所以かなと密かに想像していました(苦笑) 

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運転準備中のキングジョージVです。外側シリンダー弁室前方から内側シリンダー弁室用の駆動軸が出ています。これで僅かに四気筒であると云うことが分かります。先台車の形状も一般のものと全く違っています。よくできているなぁ-この機関車と勝手に納得していました。

私が真面目に見た機関車のみの紹介となりましたが、新年とあって様々なものが走っておりました。今年も楽しく運転会が出来るといいなと語り合った一時でありました。 泥沈さんとわちさんぺいさんのお話、これも後日談を楽しみにしています。 そういえばちょっとだけ存じ上げている下田さんと云う飛行機イラストレイターさんのお話もありました。 帰路、「お年賀だよ」とオーナーのTさんから人参をワンパック頂戴しました。美味しくいただきました。ありがとうございます。

今年も安全運転、会員の皆さんよろしくお願い致します。


帰った途端

2008年11月30日 08時10分46秒 | ライブスチーム

 九州から戻った途端、宿題等々が色々あってパソコン関係は放りっぱなしです。更には、この書いているメインパソコンが更に不調になり修理に出すことにしました。写真の色が狂ってどうしようもありません。マザーボード障害かと云われ、弱り目に祟り目のバックアップ作業中です。

九州での色々なネタがあるのですが、そちらはサブのミニパソコンで書き足してみようと思いますが、何時でも使える環境がしばらく無くなるのも不便です。無事修理できることを期待しています。それも安く(汗)

といいつつ本日は小金井で5インチライブスチームの運転会です。ご自宅に山あり谷ありトンネルありの素晴らしいレイアウトです。 9mmゲージのレイアウトですらウルウルしている私には極楽のような環境です。 127mmのレイアウトと機関車をみるとウチの45mmゲージなどおもちゃみたいなんですが、やっぱり線路敷設は許されません。 せめて他人様のお宅で楽しませていただこうと思います。お仲間集合で楽しい一日になりそうです。いつまで経っても作りかけの機関車の懺悔をしなければなりません。

そろそろ出発の時間ですが、家族は全員既にお出かけ、やることは溜まっているのですが、私も便乗しあそびましょう。 さて、戸締まりです。


少し進んだ汽車ぽっぽ

2008年11月11日 23時17分33秒 | ライブスチーム

 何となく書く気分がのらない最近です。書いてもケアレスミスの連続で見直すのも嫌な気分です。特にモバイルPCから書いたものはメロメロです。(汗) 最近の不況ムードのせいではないと思うものの政治・経済と薄暗い雲に覆われていることにも共振しているのかも知れません。(そんなことではなく単にボーッとしているだけかも知れません。)

 気分転換はやっぱりからくりに戻ろうと空き時間を見つけてはスパム缶という英国型奇人変人的ライブスチームの組み立てに取り組んでいます。 夕食前の1-2時間程度が狙い目ですが、とはいえ連日出来るわけではなくてなかなか作業タイミングが合いません。 このような牛歩の作業でしたが、数日前にやっと蒸気機関車としての機能を作り終えました。これから機能チェックが始まりますが、今度はいつ手を付けられるのかなという本日でした。 今日は手つかずだったのでこんなことを考えたのでしょう。(苦笑)

で、現在の進捗状況は、こんな状況です。

Dc111107 最前部のフレームを取り付け終えて機関車の駆動系はほぼ終わりました。ボイラーに圧縮空気を送り込めば動くはずです。これが次の余分の工程です。 ボイラー剥き出し、前後従輪も未装着で傍目にはジャンク的状況ですが、実は三気筒の強力エンジンであるとは気が付かないと思います。

Dc110412 これは、二週間ほど前のボイラーを載せただけの姿ですが、実は機能的に完成した現在もほぼ同じ姿のままです。最新の写真を撮っていませんでしたが、これで現状をイメージできます。 なかなか前進しませんが、Homepageに簡単な記録を残しつつ作業を進めていますので興味ある方はご笑覧下さい。

早く完成させて走らせたいという気持ちと作る楽しみはまだまだ続けたいという矛盾した気分です。何か手仕事をしていると心が安らぐというのは我ながら不思議です。さて明日は触る時間はあるだろうか?


吉祥寺北裏鉄道運転会11月

2008年11月04日 22時57分00秒 | ライブスチーム

 既に三日経過しましたが、11月1日(土)は11月の運転会でした。土曜日はいつもならば講義の日なので欠席のはずでしたが、大学祭で私の講座も休講。喜び勇んでお出かけしたのですが、夕方別件の会合があって重たい機関車では動きが取れなくなりそうです。 ということと今回は吉祥寺の大きなお寺の子供会が見学に来るといういつもにないイベントが付属しています。 みんなに顰蹙を買うかなと思いつつ「蒸気で動くには変わりないや。」と受け狙いもあり蒸気消防自動車を持ち込みました。

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参加者は結構気合いが入っていて着いた時には既に汽車汽車のオンパレード。その片隅でコソコソ準備をし子供達の来訪を待ちました。 参加者は、あっと驚く40人、運転会の見学者数の最長不倒距離です。ドラフト音も勇ましく動いている機関車にみんな興奮気味で我々も一気に盛り上がってしまいます。

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 が、私は消防車です。と思ったら赤い色が効いたのかここにもどっと集まり、蒸気エンジンに質問が集中します。電池でもなく蒸気で動くことが不思議なようです。とりわけ固形燃料が燃えているのに興味を持っているようです。私にも覚えがあるのですが、子供は火遊びが大好きなんですね。(笑)

金色のボイラーが珍しいのでしょう触ろうとするから危なくて仕方ありません。 まずは煙突の上に手をかざし熱くて手を引っ込めることを経験させるとこれでこの箇所は危険なものであることがどうやら理解してくれたようです。その後はご覧のような状況です。

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それでも気が付いたら煙突の熱で前髪を焦がした子が一人いましたが、事故も起きず一通りデモと説明を終えました。写真は蒸気エンジンで動くポンプでホースから出る水で手を洗っている光景です。熱い水の力で冷たい水がホースから出るというからくりが不思議で仕方ないようでした。

このようなリアルなものでの教育も大切だなと思ったひとときです。この消防自動車は独逸の玩具。彼の国には今でもこのような原始的な機械玩具が販売されておりさすがに機械の好きな国民だと感心します。半年経ってゴミになる玩具ではなく数十年後でも現役の玩具は大変貴重ですし、これらを愛する国民の底力は侮れないと思います。たかが玩具と云うなかれであります。我が家では30数年目の蒸気ロードローラーと10年目?のこの自動車が健在です。

Dc110238 メインラインではこんな具合に大型機から小型機までひっきりなしに走り回っていました。 ただ、蒸気機関車というものは子供達にとってはエイリアンの乗り物のようで何だか近寄りがたく感じていたのかも知れません。 電気で動く東横線の編成が走り始めたら歓声が上がりました。ということはもっと実物に接する機会を増やして蒸気機関車を好きになる教育も必要なようですね。(苦笑)

写真は一部、当運転会の事務局長さんから拝借しました。ありがとうございます。


のんびり運転会

2008年10月13日 07時22分59秒 | ライブスチーム

 昨日は定例の吉祥寺北裏鐵道の運転会でしたが、本業の打ち合わせでお客様が来宅されることになったので半日参加になってしまいました。まだまだ慣らし運転中のEveningstarで参加するつもりでしたが、お仕事に出鼻をくじかれてしまったので手ぶらで出かけました。 後片付け要員のつもりでありました

案の定連休中日とあって参加者も少なくのんびりとしたムードが漂っています。オーナー宅は近隣への野菜販売スタンドとあって買い物のお客さんが引きも切らない様子でこちらは奥様はじめ関係の皆さんがが大わらわのご様子でした。ここ東京でも郊外ではまだまだ地方と変わらない光景が残っていてホッとします。秋茄子がそろそろ終盤の様子、里芋の親も転がっています。 が、買ってしまうと帰りが大変なので断念しました。それに自分の農園の収穫も思い出してしまい焦りました。(苦笑)

このような雰囲気での運転会だったのでほとんど雑談に終始しておりました。午後からは運転する人もまばらでアレゲニーや欧州機関車は午前の部で運転終了の様子です。買い物ついでの見学者の来訪があるのでとうとう東急電鉄が走り始めました。もちろん電気で動きます。やっとオーナーの1/24 C62が20系ブルトレ客車を8両ほど牽引し走り始めたので見学者も満足して引き上げました。やはり1/24縮尺のライブスチームは一回り大きくて走行音も本物の鐵道のようです。このサイズの機関車にはなかなかお目にかかりませんが、走行している姿を見ると大型機もいいなと思ってしまいます。 思うだけですけど。(笑)

さて次回は11月冒頭の臨時運転会模様です。地元の子供がたくさん見学にくるようなので機関車もたくさん持ってきてねと言われました。関係の皆さんふるってご参集ください。私はたまたま大学祭で休講なので行けることになりそうです。 短時間の運転会参加だったものの相変わらずホッとする集まりで楽しい時間でした。前回の運転会写真も頂戴いたしました。運転中の自分の姿はなかなか貴重なものですのでありがとうございました。で、本日の写真は撮り忘れました。(汗)


暴落しても工事

2008年10月10日 20時02分03秒 | ライブスチーム

 株価暴落という一日でしたが、仕事は淡々とこなしておりました。まあ、会社を離れるととりあえずは一喜一憂せずにすんでいますが、ボディブローとして効いてこないように國の舵取りに期待せざるを得ません。 今回の出来事と符丁を合わせたかの如く仕事関係でも人事異動や、事業の廃業と引き継ぎなどが周辺に起きております。その挨拶もこのところちょこちょこ続いて今日も一件ありました。

早いところ底割れしていったん落ち着くことを願っておりますが、まだまだでしょうね。 先ほどのニュースで大和生命等の幹部のコメントが「資産価値の下落が想定を越えていた。」と云うのがありますが、ちょっと甘いですね。それらを想定した上で経営出来ると云うことで高い給与を与えられているのではないかというのが偽らざる感想です。 先の戦争の敗北の辞に通じると思ったのは最近読んだ本のせいでしょう。(苦笑)

 午後帰宅し、ガラッと職種を変え明日の講義資料を印刷して一安心。で思いつくのは工事の続きであるスライド弁装置が重い件です。まだ昼間の明るさが残っているので作業も楽です。問題は後の工程に送らないという考えの下にエンジンを取り外してネジ不足の内部シリンダを再装着し、外部シリンダー弁心棒とリンクの横ずれを現物合わせて修正して組み立てると重かった弁装置が嘘のようです。 「よかったぁー」やってみるものですね。(笑)

Dc101006 最前方からリンク部を写しました。スリット内のリンクが素直に入りました。エンジン後方のレバーを前後してみるとスムーズに動作するようになりました。

Dc101005 再取り付けした三基のエンジンです。これでやっと動くような気がします。

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主台枠組み立てで残っていた軸動ポンプの配管もシール剤で仕上げました。もちろん逆止用のボール弁二個忘れずに封入しました。前部の配管から吸い込んだ水が圧力を上げて後方の管からボイラーに送り込まれます。

これで第一段階の工事は終了です。ここまで進めておかなければどうも落ち着きません。 ブログに速報として記録しておきます。

で、夕食時間に食い込んでやっていたので家人からお叱りの言葉を頂戴してしまいました。これがもっともいけないことでした。 目立たないように遊ぶ。これが趣味の鉄則なんですけど本日は大反省。 二時間ほどの作業ですっかりリセットしたのは結構だったのですが、自己中心と叱られました。(汗)


弁が重い(汗)

2008年10月08日 22時19分33秒 | ライブスチーム

 スパム缶というライブスチーム作成に着手したのですが、時間が細切れなのでついつい手早くやろうとしてしまいます。それでうまく行けばいいのですが、振り返ってみるとあちこち問題を積み残してしまいます。現在、三基のエンジンを主台枠に取り付け終わったところですが、色々思い浮かびます。

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 主台枠内にある中央シリンダーの取り付けネジを片側しか付けていなかったことに写真を見て今ハッと気が付きました。 きっと装着順序を間違って焦っていたので完全な見落としでしょう。 それに米国のサイトでは弁心棒と後部のワルシャート弁とのリンク部に横ずれがあるので鑢をかけなさいというコメントがあるのを見つけました。 これが今困っている弁の動きが渋い原因かも知れません。やはり関連の外部サイトにもアンテナを立てて作業にフィードバックしなければならないのは仕事も趣味も一緒ですね。

Dc100805 前部から見た外部シリンダーの弁心棒、このリンクが横にずれているようです。重い。これを軽くしておかないと後日の故障のもとになりそうです。 この構造は機関車としてはかなり特殊です。

こんな具合に折角作ったのですが、不具合が目立ちます。これも急いで先に進めたことに起因しています。

なかなかゆっくり取り組めないのでここに書いて作業の反省点を思い出しています。