(つづき)
4月1日改正の話題をさらに続けて…。
まだまだ全容は把握できておらず、あくまで自分で確認できた範囲の情報(及びそれに基づく推測)に限られる点はご容赦を。
・70番台関係の補足
「72番」「75番」「76番」は結局廃止で、これに代わるのが福岡タワー南口発明治通り経由の「77番」「78番」「79番」ということのようだ。
ただ、新路線の中で、これまで「72番」の終点だった「猪野」まで行くものはなく、途中の「名子」止まりとなる(これ以外にも、土井団地止め、みどりが丘団地口行きのバリエーションがある)。
一方の「72C」は存続し、これまで通り、昭和通り経由で運行される(ただし、一部変更があり、これは後述)。
都市高速経由と一般道路経由の差はあるといえ、70番台ののりばを昭和通りと明治通りに分けることはある種の“賭け”といえそうだ。
個人的には、この選択には一定の合理性も認められると思うので、“無謀な策”ではなく“賭け”と表現した。
これについては、書きたいことが溢れ出している最中なので、もう少し詳しいことがわかってから改めて書きたいと思う。
・「27B」 の篠栗駅行きに猪野を複乗するものが登場
70番台が「猪野」まで行かなくなることを受け、これまでの「~上山田~上山田南~」というルートが「~上山田~学校前~山田郵便局前~猪野赤坂~猪野~猪野赤坂~山田郵便局前~学校前~上山田南~」というルートに変更になる(すなわち「猪野」が「狭義の終点」から「複乗ポイント」になる。ただし、複乗しないものもありそう)。
長年「猪野」といえば「72番」というイメージだったが、ついに終焉を迎える。
上山田~猪野間が廃止候補に挙がった際、4月以降存続するとしても「土井営業所~猪野の区間便のみ」みたいになるのかなぁと思っていた。
でも今回、「27B」が猪野までやってくることにより、猪野地区から名子方面だけでなく、久山町役場や図書館、さらには篠栗駅にも直通で行けるようになることから、それはそれでよかったのかなぁという気もする。
「金山団地」の記事で、“バス路線を新たに展開していくという「攻め」の姿勢から、現存する路線だけはなんとかして維持するという「守り」の姿勢への転換傾向がより強くなれば、少ない本数でより多くの場所を結ぶ必要が出てくるため、このような「寄り道」路線はまた増えていくものと思われる”と書いたことがあったが、この傾向は今後さらに強まるかもしれない。
・天神地区ののりば変更
これまで郵便局前18Aに停車していた「赤間急行」が、日銀前19Aに変更(「新宮急行」は郵便局前18Aのまま)。
個人的には「赤間急行」と「新宮急行」は同じのりばのままでいてほしかった。
でも、両者にはもともと代替性があまりなく、ここ最近、さらに代替性がなくなってきていたので、仕方ないのかもしれない。
これを機に「新宮急行」は、「快速230」とか「高美台快速」とかに名称(愛称)を変更してもよかったのでは?などと考えてしまう。
また、これまで郵便局前18Bに停車していた「24C」と日銀前19Aに停車していた「72C」が、いずれも郵便局前18Aのりばに変更。
「24N」と「24C」でのりばが異なることになるが、一方で末尾に「C」を付けた路線(松島ランプ経由)ののりばは集約されることになる。
のりばを分ける基準は「経由地なのか目的地なのか」、また、経由地にしろ目的地にしろ「どこで線を引くのか」というのは、70番台の昭和通り経由と明治通り経由の話にもつながるなかなか奥深いテーマであり、その判断如何で、利用者が大きく増える可能性があるし、逆に大きく減る可能性もあるということを今回考えさせられている。
・「35番」の廃止
天神と福岡空港を地味に結んでいた「35番」だったが、誕生からわずか9ヶ月あまりで廃止である。
個人的には空港帰りなどに何度か乗ったりもしたし、実用的に利用させてもらったのだが、なかなかうまくはいかなかったようだ。
このような路線が移動の選択肢として存在している状況が“健全な姿”のような気もするのだが、利用者が居なければそんなことも言っていられないのかな…。
4月以降、二又瀬橋交差点~大井一丁目交差点間には、何らかの路線は残るのだろうか。
(つづく)
4月1日改正の話題をさらに続けて…。
まだまだ全容は把握できておらず、あくまで自分で確認できた範囲の情報(及びそれに基づく推測)に限られる点はご容赦を。
・70番台関係の補足
「72番」「75番」「76番」は結局廃止で、これに代わるのが福岡タワー南口発明治通り経由の「77番」「78番」「79番」ということのようだ。
ただ、新路線の中で、これまで「72番」の終点だった「猪野」まで行くものはなく、途中の「名子」止まりとなる(これ以外にも、土井団地止め、みどりが丘団地口行きのバリエーションがある)。
一方の「72C」は存続し、これまで通り、昭和通り経由で運行される(ただし、一部変更があり、これは後述)。
都市高速経由と一般道路経由の差はあるといえ、70番台ののりばを昭和通りと明治通りに分けることはある種の“賭け”といえそうだ。
個人的には、この選択には一定の合理性も認められると思うので、“無謀な策”ではなく“賭け”と表現した。
これについては、書きたいことが溢れ出している最中なので、もう少し詳しいことがわかってから改めて書きたいと思う。
・「27B」 の篠栗駅行きに猪野を複乗するものが登場
70番台が「猪野」まで行かなくなることを受け、これまでの「~上山田~上山田南~」というルートが「~上山田~学校前~山田郵便局前~猪野赤坂~猪野~猪野赤坂~山田郵便局前~学校前~上山田南~」というルートに変更になる(すなわち「猪野」が「狭義の終点」から「複乗ポイント」になる。ただし、複乗しないものもありそう)。
長年「猪野」といえば「72番」というイメージだったが、ついに終焉を迎える。
上山田~猪野間が廃止候補に挙がった際、4月以降存続するとしても「土井営業所~猪野の区間便のみ」みたいになるのかなぁと思っていた。
でも今回、「27B」が猪野までやってくることにより、猪野地区から名子方面だけでなく、久山町役場や図書館、さらには篠栗駅にも直通で行けるようになることから、それはそれでよかったのかなぁという気もする。
「金山団地」の記事で、“バス路線を新たに展開していくという「攻め」の姿勢から、現存する路線だけはなんとかして維持するという「守り」の姿勢への転換傾向がより強くなれば、少ない本数でより多くの場所を結ぶ必要が出てくるため、このような「寄り道」路線はまた増えていくものと思われる”と書いたことがあったが、この傾向は今後さらに強まるかもしれない。
・天神地区ののりば変更
これまで郵便局前18Aに停車していた「赤間急行」が、日銀前19Aに変更(「新宮急行」は郵便局前18Aのまま)。
個人的には「赤間急行」と「新宮急行」は同じのりばのままでいてほしかった。
でも、両者にはもともと代替性があまりなく、ここ最近、さらに代替性がなくなってきていたので、仕方ないのかもしれない。
これを機に「新宮急行」は、「快速230」とか「高美台快速」とかに名称(愛称)を変更してもよかったのでは?などと考えてしまう。
また、これまで郵便局前18Bに停車していた「24C」と日銀前19Aに停車していた「72C」が、いずれも郵便局前18Aのりばに変更。
「24N」と「24C」でのりばが異なることになるが、一方で末尾に「C」を付けた路線(松島ランプ経由)ののりばは集約されることになる。
のりばを分ける基準は「経由地なのか目的地なのか」、また、経由地にしろ目的地にしろ「どこで線を引くのか」というのは、70番台の昭和通り経由と明治通り経由の話にもつながるなかなか奥深いテーマであり、その判断如何で、利用者が大きく増える可能性があるし、逆に大きく減る可能性もあるということを今回考えさせられている。
・「35番」の廃止
天神と福岡空港を地味に結んでいた「35番」だったが、誕生からわずか9ヶ月あまりで廃止である。
個人的には空港帰りなどに何度か乗ったりもしたし、実用的に利用させてもらったのだが、なかなかうまくはいかなかったようだ。
このような路線が移動の選択肢として存在している状況が“健全な姿”のような気もするのだが、利用者が居なければそんなことも言っていられないのかな…。
4月以降、二又瀬橋交差点~大井一丁目交差点間には、何らかの路線は残るのだろうか。
(つづく)