この時期恒例のドバイでの国際招待レース。馬インフルエンザが散発的に発生している関係で,検疫が厳しくなりましたが,それでも今年も日本から3レースに4頭が出走の予定なので,紹介,展望しておきます。
ダート1800のUAEダービーには昨年暮れの全日本2歳優駿を勝ったイイデケンシン。ただ,そのレース自体が恵まれたという印象で,ここでは苦戦必至ではないかと思います。
芝1777のドバイデューティーフリーには2頭。昨年のダービーを勝ったウオッカと,そのダービーでは3着,その後故障での休養を挟み,2月に京都記念を勝ったアドマイヤオーラ。この2頭は共に好勝負が可能だと思います。できればどちらかに勝ってほしいところです。
そしてダート2000のドバイワールドカップにはヴァーミリアン。昨年は4着とはいえかなり離されてのもの。帰国後はJBCクラシック,ジャパンカップダート,東京大賞典,フェブラリーステークスと大レースばかり4連勝。昨年よりは間違いなくパワーアップしていますので,あんなに離されることはないかと思いますが,勝ち負けとなるとやはりまだ少し厳しいのではないかと僕は思っています。
4頭は揃って昨日,ドバイに向けて出国しました。
第二部定理五というのは,別に観念が無限様態である場合だけではなく,有限様態すなわち個物としてある場合にも妥当な定理ですから,単にこれだけのことによって,無限様態の特徴として導かれた事柄が個物の特徴としても帰結します。ただ,同じように神の属性をその発生の原因とするとはいっても,無限様態の原因が神の属性の絶対的な本性であるのに対し,個物の場合はそうではありませんから,ここに紛らわしさというかややこしさがあります。また,僕たち人間の精神のうちにある十全な観念について考えるなら,大抵の場合はそれは個物の観念としてあるのであって,僕たちは往々にしてその十全な観念の十全さというのを明示しようとする場合に,その観念の対象である個物との一致にその根拠を求めようとしますので,やはり十全な観念が個物としてあるという場合には,別個に詳しく考察していく方がいいのだろうと思います。
ここでは第二部定理九を援用することにします。「現実に存在する個物の観念は,神が無限である限りにおいてではなく神が現実に存在する他の個物の観念に変状した〔発現した〕と見られる限りにおいて神を原因とし,この観念もまた神が他の第三の観念に変状した限りにおいて神を原因とする,このようにして無限に進む」。
なお,この定理は第一部定理二八と第二部定理五を合わせればそれだけで帰結してくるものと僕は考えますので,ここでは証明に関しては省略することにします。
ダート1800のUAEダービーには昨年暮れの全日本2歳優駿を勝ったイイデケンシン。ただ,そのレース自体が恵まれたという印象で,ここでは苦戦必至ではないかと思います。
芝1777のドバイデューティーフリーには2頭。昨年のダービーを勝ったウオッカと,そのダービーでは3着,その後故障での休養を挟み,2月に京都記念を勝ったアドマイヤオーラ。この2頭は共に好勝負が可能だと思います。できればどちらかに勝ってほしいところです。
そしてダート2000のドバイワールドカップにはヴァーミリアン。昨年は4着とはいえかなり離されてのもの。帰国後はJBCクラシック,ジャパンカップダート,東京大賞典,フェブラリーステークスと大レースばかり4連勝。昨年よりは間違いなくパワーアップしていますので,あんなに離されることはないかと思いますが,勝ち負けとなるとやはりまだ少し厳しいのではないかと僕は思っています。
4頭は揃って昨日,ドバイに向けて出国しました。
第二部定理五というのは,別に観念が無限様態である場合だけではなく,有限様態すなわち個物としてある場合にも妥当な定理ですから,単にこれだけのことによって,無限様態の特徴として導かれた事柄が個物の特徴としても帰結します。ただ,同じように神の属性をその発生の原因とするとはいっても,無限様態の原因が神の属性の絶対的な本性であるのに対し,個物の場合はそうではありませんから,ここに紛らわしさというかややこしさがあります。また,僕たち人間の精神のうちにある十全な観念について考えるなら,大抵の場合はそれは個物の観念としてあるのであって,僕たちは往々にしてその十全な観念の十全さというのを明示しようとする場合に,その観念の対象である個物との一致にその根拠を求めようとしますので,やはり十全な観念が個物としてあるという場合には,別個に詳しく考察していく方がいいのだろうと思います。
ここでは第二部定理九を援用することにします。「現実に存在する個物の観念は,神が無限である限りにおいてではなく神が現実に存在する他の個物の観念に変状した〔発現した〕と見られる限りにおいて神を原因とし,この観念もまた神が他の第三の観念に変状した限りにおいて神を原因とする,このようにして無限に進む」。
なお,この定理は第一部定理二八と第二部定理五を合わせればそれだけで帰結してくるものと僕は考えますので,ここでは証明に関しては省略することにします。