簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

四国の玄関・高松駅(JR全線乗潰しの旅)

2010-08-18 | Weblog
四国の玄関高松駅は、本州と四国を結ぶ宇高連絡船が廃止された後、高松港一帯が
「サンポート高松」として再開発されたのに合わせ、海から少し離れた場所に新しく
建て替えられた近代的なターミナルであり、駅前には広い幹線道路(国道30号線)
を隔てて、国史跡高松城(玉藻城)のある「玉藻公園」が広がっている。

「ローカル線」と言うイメージで捉えると、JR四国の各路線は正にそれが当てはまる
が、この駅は、およそ「ローカル線」の発着駅と言うには違和感がある。
ここからは、四国の各県庁所在地を結ぶ特急列車も多く出ていて、都市間連絡列車と
「ローカル線」の列車と言う二つの顔を持った列車が発着する。
大阪・東京方面を結ぶ唯一の寝台特急「サンライズ瀬戸」の始発駅でもある。



予讃線、土讃線、瀬戸大橋線、高徳線の列車が発着する賑やかな駅である。
ものの本で調べてみると、その発着本数は、日に360本程度、乗降客数は1万3千人
余りと言うからこれはJR四国の中では最多、文字通り四国を代表する玄関駅である。

各線路はすべてこの駅で行き止まりになる終着駅のため、ホームはすべて“頭端式”と
言われるホーム構造になっているので駅のコンコースからホームにかけて段差が無い作
りになっている。
したがって、改札を抜けると1番線から9番線までが広く開けて見えるので、目的の
番線を探しやすいし、各列車の入線状態も見通せることから乗り換えのし易い駅と言う
印象を持つ。



 【写真:何れも高松駅で】

なによりも面白いのは、各番線に列車が到着すると、乗り換える乗客も、改札を出る
乗客も大きな長い列となって皆一様に同じ方に向かって歩き出すことだ。(続)


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