簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

最後の清流・四万十川(JR全線乗潰しの旅)

2010-09-10 | Weblog
予土線は高知県と愛媛県を結ぶ主要路線では有るがローカルの薫り高い路線である。
沿線は過疎地帯、川岸に民家の集落を見ることは余り無い。
最後の清流と言われる四万十川の流れを見ながら、2時間余りかけて、ゆっくりと宇和島
に向う。



高知側からの列車は全て窪川始発となるが、予土線の起点駅は次の若井駅。
しかし、始発の窪川は「土佐くろしお鉄道・中村線」の起点駅でもあるので、窪川-若井
間は第三セクターを経由することになり18キップ利用者は、別途運賃が200円必要になる。
が、通しで乗る場合は終点の宇和島で精算すれば良いことになっている。

若井を出て、進路を西に大きく変えると四万十川が近づいてくる。
車窓から見る四万十川はゆったりと、まったりと、荒ぶることも無く穏やかに流れている。



暫く走ると、土佐大正駅がある。
そこから10キロほど先には土佐昭和駅がある。
そうなると、次はきっと土佐平成駅では・・・と自ずと期待は高まるが、残念ながらそう
上手くは成っていない。
もっともその手前には土佐明治なんて言う駅も無かったのだから・・当然と言えば当然だ。



何れの駅も1974年に宇和島線が予土線に変わったときに設けられたようなので、時の年号
とは関係なさそうだ。
恐らくはその地の地名に由来するものと思われるが私は良くは知らない。

ここらあたり、四万十川の流れが付かず離れず、江川崎辺りまで車窓を楽しませてくれる。
何度も鉄橋で川を渡るから見る方は右に左に忙しい。
時折、川の中に「沈下橋」を発見する。
こんな時、なぜかホッとするのは、そこに日本の原風景を思わせる光景が有るからかも
知れない(続)



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