簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

四国遍路 37番・岩本寺のモンロー

2010-11-26 | Weblog
JR窪川の駅前を通る道の両側には、以外にも喫茶店や小料理屋風の一杯飲み屋の
ような店が多い。
思ったよりも賑やかな街並みだ。



道幅はさほど広く無いが、車の通りも少なくない。
そんな道を5分ほど歩くと複雑に交差する五差路に出る。



教えられたとおり、一本、二本と数え、それを右折、暫く歩くと山門に続く門前の通り
があり、この両側にもお店が並んでいる。
十数段の階段を上がると山門がある。
それを潜り境内に入る。
余り広くは無いが右に本堂と大師堂、左に本坊と立派な信徒会館が整然と構えている。



五体の本尊が安置される本堂は、近年に再建されたものらしい。
天井にはおびただしい数の絵が貼られている。
松本大師堂で会った堂守の男性が言っていた「マリリンモンロー」を捜してみるが
なかなか見つけられない。
奥の方は暗くて良くわからないし・・・どこだろうと振り返って天井を見上げたら、
いたいた。





信徒会館を覗いてみる。
入り口脇には遍路用品や土産物を売るチョッとした売店を備えていて、なかなか綺麗な
宿坊を併設していた。
そう言えば、七子峠で別れた埼玉さん(埼玉から来た一人旅の遍路だから)は、安いから
ここに泊まると言っていた。

門前通りに一軒のお菓子屋さんが有った。
“三度栗”と言うお菓子の名前にひかれ店を訪ねてみる。



この寺には七つの不思議が伝えられていると言う。
そのひとつに“三度栗”と言うのが有るらしい。
『栗を欲しがる子供たちのために、大師が栗の実が取り易いように木の高さを低くし、
年に三度実が成る栗にした』と言う言い伝えに因む菓子だと言う。
お土産に買って帰ることにした。(続)






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