簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

夜光反射材

2015-06-08 | Weblog
 高齢者は歩行中の死亡事故が多とされ、これは当県だけの問題ではなく、全国
的にその傾向がみられるらしい。有る統計では、亡くなった方の約八割は自宅か
ら1Km以内の通り慣れた道路を通行中に事故に遭っていると言う。



 特に最近では、健康のためと言い、昼夜の別なくウォーキングやランニングをし、
ペットブームで飼い犬の散歩など、外出するする高齢者も多く、それだけに、事故
に遭遇する危険も増えている。



 道路で車と接触する、横断歩道で渡り切れずに車にはねられるなどが多いらし
いが、それは多分に、その時の着衣の色に起因する事も有るという。
高齢者の、特に男性はと言うと、派手な色合いを着用することは余りなく、相対的
に黒っぽい服装で出歩くことが多い。



 自身では「ドライバーから見えているだろう・・」と思い込んでしまうが、これらの服
装では車からは案外と目立ちにくく、特に薄暮時や夜間などでは、周りの風景に同
化してしまい、著しく視認性を悪くしていることが有る。



 ただ派手な色合いなら何でもいいのかと言うとそうでもないらしく、夜間なら黒や
紺よりは白や黄が目立つが、逆に昼間ではその見え方が逆転し、かえって目立た
ないと言う事も有るらしい。
特に赤などは、昼間は目立つが夜間では目立ちにくくなると言う。



 こんなわけだから外出時の服装の色には特に気を配りたいものだが、それだけ
に留まらず特に夜間なら、やはり夜光反射材(たすきなど)を帽子や手袋、靴など
に張り、目立つ工夫を怠らないようにもしないといけない。(続)


(写真:「博物館 明治村」 本文とは無関係)





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