簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

方向指示器

2015-06-10 | Weblog
 当県では自動車などの運転マナーが良くないと言われている。
と言うよりもはっきりと「悪い」と指摘されることも少なくはなく、時に地元のラジオ
からも、マナーの悪さをコメントする声が聞かれたりもする。



 よく言われるのが方向指示器を出すタイミングだ。
相対的に遅いと言われているが、実際に町を走行していると、遅いどころか出さな
い車を見かけることもある。



 右側車線を走行中、前車がいきなりブレーキを踏み、減速し、「あれ?どうするん
だろう」と思っていると、おもむろに右折の方向指示器を出す。
あるいは交差点などで停止していて、信号が変わり、動き始めてから初めて方向指
示器を出す、ならまだ良い方で、全く出さないで進路変更をする車を見かけることも
決して少なくは無い。



 道路交通法では、進路変更や転回などの場合、その地点から30m手前の地点に
達したときか、その行為をしようとする3秒前に合図をしなければならないと決めて
いる。これが守られていないのだ。



 そんな状況を改善しようと、県警では(他県の状況は良く知らないが)10年程前か
ら「ここから方向指示器を出すように」との意を込めて、道路に『☆合図』の表示を
始めている。
そんな道路標示に馴染み親しんでもらおうと、「☆」は、岡山国体の折りのスローガ
ン「あなたがキラリ」からイメージし、色は岡山特産のマスカットに因んだ、マスカット
グリーンに決めたと言う。



 しかし、表示のある交差点では一定の効果がみられるとされているが、他場所で
のマナーは、県警の努力も虚しく十分に効果を上げているようには思えない。(続)


(写真:「博物館 明治村」 本文とは無関係)





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