簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

「後楽園口」と「運動公園口」(はれのくに)

2016-01-25 | Weblog
 多くの駅にはその出入り口に、名前(愛称名)が付けられている。
東京駅なら「八重洲口」「丸の内口」、名古屋駅なら「桜通口」「太閤通口」、大阪駅
なら「中央北口」「中央南口」、博多駅なら「博多口」「筑紫口」などである。



 名称はこれらのように、その地名や通り名に関したものもあるが、殆どの場合が
「東口」とか「北口」などと、東西南北の方位が使われている場合が圧倒的に多く、
特にそれは地方駅に行くほど顕著になるような気がする。



 初めて訪れる土地なら、地名や通り名では良く解らない、何てこともあるかも知れ
ないが、方位なら駅がどう位置しているのかは明快で駅を出てから行くべき方向の
目安になりやすいということもあるのだろうが、しかしこれではあまりにも事務的で、
何となく味気ない。



 岡山駅は長年、 所謂表口と言われる東側の口を「東口」、その反対の西側の口
を「西口」と呼んできたが、より親しみやすくわかりやすい駅にしょうと、昨年の6月
「駅出入り口の愛称募集」を行った。



 期間中応募されたのは約2400件で、その案件の中から新しい愛称名を検討した。
その結果、「東口」は駅の東エリアに国の特別名勝「岡山後楽園」があることから
「後楽園口」に、また「西口」は西側エリアに県立の総合グラウンドがあることから、
地元に馴染みのある「運動公園口」に決定した。



 より場所のイメージがしやすいなどの観点から決め、この4月から繰り広げられる
大型観光企画「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」に向け、より一
層鉄道に親しんでもらおうとのことだ。(続)




  

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