春休みに合わせて家族でニューヨーク旅行をしました。緊張して迎えた出発でしたが無事帰り着いてひと安心。盛りだくさんの観光をダイジェストで書いてみました。
デトロイト経由でニューヨークへ。
ホテルに着いてから、近くのエンパイヤーステートビルへ・・・・映画のイメージを胸に・・・・風の吹きつける展望台から消費文明の中心地を眺めました。
2日目、市内観光ツアーに参加。
マンハッタンの南端、バッテリーパーク。プラタナスの枝とビルが重なって調和していました。マンハッタンの公園には大きな木がたくさんありましたが、ほとんどが落葉樹でこの季節はまだ花も葉もありませんでした。
フェリーに乗って自由の女神の島へ。昨日に引き続き寒さに震えました。青空をバックに女神を見上げて・・・・
ロックフェラービルの谷間。クリスマス時期に話題になるスケートリンクではまだ人が滑っていました。花壇にユリだけがニョキニョキ立っていることに驚きました。通りにある大きなプランターはスイセンやチューリップでした。が、街としては花を植えることにそれほど力は入っていないようでした。
3日目。セントラルパークを通って自然史博物館へ。ここも圧倒的に落葉樹のため冬らしい風情で、見通しも日当たりも良くて開放的でした。日曜のせいかジョギング、犬の散歩の人が多いこと。リスがちょろちょろ、小鳥がたくさん・・・・公園というと鳩だけの日本と違うものですね。
アメリカ自然史博物館。誰でも楽しめるように趣向を凝らし、化石をはじめあらゆる生物と文化の発達にまつわる展示が圧倒的質と量で繰り広げられ・・・・知的好奇心が刺激される楽しい場所でした。
タイムズスクエアの賑わいの中、ミュージカル「ライオンキング」観劇。セリフに笑えず???と無言の私達でしたが、それでも十分楽しめる完成度の高い舞台でした(睡魔にも襲われつつ・・・・)
4日目はユニオンスクエアの朝市からスタート。子ども達は公園のリスに大はしゃぎ、ミスターSは公園でネットがつながって大喜び、私は手作りのドライフラワーのお店があって興味津々、ということになりました。
お花のテントではポット売りのベゴニアやチューリップ。街中のデリという食材店の店先の切り花もですが、売っているお花に関しては、日本のスーパーと同じという印象でした!
ドライフラワーにはセンニチコウやムギワラギクが使ってありました。いずこも同じですね。ネコヤナギのリースが珍しかったので8ドルで小さいものを買いました。季節感があってかわいいのでいいアイデアだと思います(写真の右上や左上のものです)。
近代美術館MoMAへ。すばらしい!!倉敷に大原美術館があるといっても、アメリカの資産家のコレクションがいくつも集まっていれば桁違いです、やはり。たくさんの来館者と大量の展示なのでとてもウットリなどしていられないのが残念でした。
5日目はメトロポリタン美術館からスタート。しかし、ここは、聞きしに勝る巨大美術館。日本語のダイジェストツアーに参加してやっと数箇所丁寧に見ることができましたが、目的がなければ迷子になること必至。とても時間が足りず・・・・
午後3時に国連本部の日本語ツアーの予約が取れました。観光気分で出かけてみましたが、常任理事会や総会の会議場を見学して国連の役割についての説明を聞きながら、世界中の平和を願わずにいられなくなりました。写真は日本が送った平和を願う鐘、蕾の固い枝垂桜のある中庭。
自由に動き回った4日間は、バスと地下鉄をフル活用できるメトロカードがとても便利でした。小さなことに目を奪われながら過ごした田舎のネズミのニューヨーク滞在は盛りだくさん。ほとんどひとりでセッティングして先導したミスターS、ありがとう。映画やニュースで見るニューヨークが少し現実的に感じられるようになることでしょうね。また何十年かしてのんびり訪ねたいものです。