その気になれば見えるものなんだなあ、と妙に関心しました。去年の観察結果はこちら。
うだるような暑さで庭に出るのもおっくうな季節が終わって、9月の夕方ちょっと庭を眺めてみると、ホトトギスの葉がボロボロ!犯人は誰だ!・・・・そう思って過ごした20年足らずの歳月よさようなら・・・・大げさでしたか。
8月18日の午後3時半、そんな時間に何故か裏庭に出ていたところ目の端をよぎる頼りない羽ばたき、ルリタテハでした。こんな時期に産卵しているのですね。産卵したいこの蝶は、ホトトギスの株から株へしばらく飛び回っていました。すかさず激写?
そこらじゅうの葉に透明な卵がついていました。他のルリタテハも来たのでしょう。
2日後、縦に筋の入ったスイカ(?)になっていました。
今朝、庭を見ていたら、またまた飛んでいるルリタテハを目撃。ふらふらと、頼りなげな飛び方で、鉢から鉢へ、草から草へ、丁寧に調べるように移っていきます。止まって触ると食草がわかるのでしょうね、本当に不思議な事です。ユリ科でも、タカサゴユリやアマドコロには来ませんね。カサブランカとタイワンホトトギスなどのホトトギス類にだけは必ず来ます。ここから巣立った蝶がまた戻ってきて産卵しているのかどうか、古里を覚えていたりするものでしょうか。
見た見たと、喜んでいると、卵がかえって、やっぱり葉が痛みはじめていました。何の為に観察しているのやら、とほほ。でも、皆様、ご注意くださいね、今の時期からですよ!