一面のカワラハハコの花畑を想像して「見たい」と思ってたところ、行ける範囲に咲く場所があることがわかりました。高梁川中流域です。
歩きにくいごろ石の河原に、カワラハハコの株が広がっていました。けれど咲いている株と、まだつぼみもない株と、状態は様々です。
雄株の花
雌株の花(黄色い部分が小さく、横から見ると突き出しています)
可愛い花です。
けれど・・・・
この暑いのに、河原の石の上を歩くのは、お花畑気分などではありません。イメージと実際はこんなに違うのですね。河原の石の間に株を作るカワラハハコは、苛酷な環境に耐えるから生き残っているのですね。他の植物が茂っていないところにカワラハハコだけがこんもりと育っていました。
けなげな幼い株。
土のある場所では、どこでも大きな赤茶色の穂(調査中)が伸びて揺れていました。さわやかですが、やはり今日もまだまだ残暑は厳しかったですね。干してみるためにこれも刈り取ってみました。お楽しみに。