先週末岡山県北部の高原、恩原に行きました。落葉松林の紅葉が見たかったのです。
前の晩から泊まって、夜明けの恩原湖を見ました・・・・白樺と落葉松の紅葉が湖面に写る、という秋の観光シーズンらしい風景ではありませんでした。水位が低く、湖面が狭くなっていました。
けれど周辺の車道沿いは、さわやかな秋景色でした。
シラカバとヤマウルシ。落葉松は、残念ながらまだ紅葉が始まったばかりでパッとしませんでした。このあたりの落葉松林は植林によるもので、自生はありません。造林樹として植えてみたけれど、優良な木材でなかったためそれ以上導入されなかったそうです。
恩原から人形峠に向かい、高清水高原の紅葉の自然観察会に参加しました。相変わらず何を見ても珍しいばかりの観察会ですが、回を重ねるだけの意味はあるように感じます。
コマユミ。ここまで来なくても、山にあるそうです。ツリバナも見えました。
ムラサキシキブ。みんなで味見をしました。毒ではない、程度です。
ヤマボウシの紅葉と、熟した実。これも食べてみました。食べられる、という程度。
今年はブナをはじめドングリが豊作だそうです。ブナの実も食用になることを知りました。その他にもたくさん見たり聞いたりできて、覚えたかどうかは別にしても満足でした。あまり興味のないミスターS は、どうせ忘れるのに何が面白いのか理解に苦しむ様子でしぶしぶ付き合ってくれました。