立山からの帰り、世界遺産集落に立ち寄りました。世界遺産としての白川郷・五箇山合掌造り集落は富山県と岐阜県にある3か所です。
① 富山県南砺市、五箇山菅沼合掌造り集落(小規模にまとまっています)
(↑お土産用の手芸品)
② 富山県南砺市 五箇山相倉集落(屋根の上に窓がついています)
③ 岐阜県白川村 荻町合掌造り集落(大規模でした。城跡の展望台からも見ました)
それぞれの土地の風土や生活の必要のために江戸時代末期から明治初期に作られたかやぶき屋根の集落。今では水田になっていますが、本来は桑や雑穀の畑だったこと、ダムや生活の変化で近隣の多くの集落は昔の姿を失ってしまったそうです。詳しくはこちら。
世界遺産として守られているわけを、建物の特殊性以外からも考えさせられました。最近読んだ「きみがモテれば、社会は変わる」の影響かもしれませんが、もうとっくに終わっているニッポンを変えるためにはどうしたらいいか、私たちは本来それぞれの地域で生かされてきたことを忘れてはいけないですね。