シェムリアップにはたくさんのツアー会社があるが、
その中でも有名な会社が宿泊したタ・プローム・ホテルの近くにあった。
キャピトル・ツアーである。

シェムリアップへはバンコク経由で空路で入国したが、
帰りは陸路で国境を超える事にした。
国境のアランプラヤテートからバンコクに向かう途中に
住んでいる友人と会うためである。
シェムリアップとバンコク間はバスがあり空路よりかなり安い。
しかし安いだけあって・・バンコクからシェムリアップに向かう場合は、
詐欺に遭うなどの良からぬ情報が多かった。
カンボジア入国にはビザが必要だが、
タイ側のアランプラヤテートからカンボジア側のポイ・ペトに入国する際に、
ビザ取得の代行を持ち掛け法外な料金を取るらしい。
カンボジア・ビザはオンラインで取得できるので、
こう言った詐欺や危ない目に遭わないためには、
予めオンラインで取得しておく事をお勧めする。
さて、シェムリアップからポイ・ペトまでのバスは安い。

国境まで3時間、たった3.75ドルだ。
チケットに手書きで6番とあるので、
今のところ乗客は6人いるようだ。
出発時間は8時。バスはここから出発するのではなく、
ちょっと離れたバススタンドから出発するようで、
そこまではバンに乗せられた。

カンボジアの旅は7泊8日だった。
インド生活で性格がねじ曲がっている
私にはカンボジア人がいい人に思えた。
2年間インドに留学経験がある男性と現地ツアーで一緒になったが、
彼も同じように感じたようだった。
観光先で現地の子供たちが「ハロー
」と言いながら近寄ってくる。
これはインドでもよくある光景だ。ただしインドであれば・・・
「ハロー。」だけで済まない。
「ハロー。マネー。」であったり、
「スクールペン」や
「チョコレート」であった事もある。
カンボジアでは・・・「ハロー
」と笑顔だけだったので、
用心して身構えていた私とその男性は拍子抜けした。
ある観光地で入場時にチケットがないと言われた。
これもインドではよくある事だ。チケットを渡さずに入場料だけ徴収するのだ。
これだと入場した証拠が残らないので、入場料は係員の懐に入る。
カンボジアも同じか・・・・と思ったら、退場時にチケットを渡された。
疑って悪かった・・・心の中でわびた。
物乞いがいた。インドにもたくさんいる。
インドでは、お金を渡したとしてもお礼を言われる事はない。
そればかりか、少ないからもっとよこせ
と言ったりする。
また一人に渡すと大勢の物乞いたちに囲まれる。
同じ物乞いに何度もせびられる事すらある。
だから私はインドでは、持っていた食べ物を渡す事はあっても、
お金を渡した事は一度もない。
カンボジアとタイの国境の橋の上にお婆さんの物乞いがいた。
出国手前で私はカンボジアの通貨の1000リエル札を一枚持っていた。
たった25円である。これじゃ少ないと言われるだろう・・・と思いながら、
お婆さんの前で立ち止まって財布から出して渡した。
すると・・・お婆さんは言葉を発しはしなかったが、
お札を両手で頭の上に掲げて、何度もお礼のしぐさをしたではないか・・・。
私は驚いた。たった25円で何が買えるだろう・・・。
しかし老婆は身体中で感謝を示したのである。
カンボジアはいい・・・と思った。
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その中でも有名な会社が宿泊したタ・プローム・ホテルの近くにあった。
キャピトル・ツアーである。


帰りは陸路で国境を超える事にした。
国境のアランプラヤテートからバンコクに向かう途中に
住んでいる友人と会うためである。

しかし安いだけあって・・バンコクからシェムリアップに向かう場合は、
詐欺に遭うなどの良からぬ情報が多かった。
カンボジア入国にはビザが必要だが、
タイ側のアランプラヤテートからカンボジア側のポイ・ペトに入国する際に、
ビザ取得の代行を持ち掛け法外な料金を取るらしい。
カンボジア・ビザはオンラインで取得できるので、
こう言った詐欺や危ない目に遭わないためには、
予めオンラインで取得しておく事をお勧めする。



国境まで3時間、たった3.75ドルだ。

チケットに手書きで6番とあるので、
今のところ乗客は6人いるようだ。

ちょっと離れたバススタンドから出発するようで、
そこまではバンに乗せられた。







インド生活で性格がねじ曲がっている

2年間インドに留学経験がある男性と現地ツアーで一緒になったが、
彼も同じように感じたようだった。


これはインドでもよくある光景だ。ただしインドであれば・・・
「ハロー。」だけで済まない。



カンボジアでは・・・「ハロー

用心して身構えていた私とその男性は拍子抜けした。

これもインドではよくある事だ。チケットを渡さずに入場料だけ徴収するのだ。
これだと入場した証拠が残らないので、入場料は係員の懐に入る。
カンボジアも同じか・・・・と思ったら、退場時にチケットを渡された。
疑って悪かった・・・心の中でわびた。

インドでは、お金を渡したとしてもお礼を言われる事はない。
そればかりか、少ないからもっとよこせ

また一人に渡すと大勢の物乞いたちに囲まれる。
同じ物乞いに何度もせびられる事すらある。
だから私はインドでは、持っていた食べ物を渡す事はあっても、
お金を渡した事は一度もない。
カンボジアとタイの国境の橋の上にお婆さんの物乞いがいた。
出国手前で私はカンボジアの通貨の1000リエル札を一枚持っていた。
たった25円である。これじゃ少ないと言われるだろう・・・と思いながら、
お婆さんの前で立ち止まって財布から出して渡した。
すると・・・お婆さんは言葉を発しはしなかったが、
お札を両手で頭の上に掲げて、何度もお礼のしぐさをしたではないか・・・。
私は驚いた。たった25円で何が買えるだろう・・・。
しかし老婆は身体中で感謝を示したのである。
カンボジアはいい・・・と思った。
